お金は使ったらなくなってしまうから、使っても消えてなくならない資産に変える

とっても当たり前のことですが、お金って使うとなくなってしまいます。
生きていくために食べ物が必要だからお金を使いますし、人間は洋服を着る必要があるからお金を使います。
財布からお金を出して消費するのですから、どんどんお金が減ります。
「減らないお金って、ないのかしら?」
そんなお金が、実はあるのです。
ドラえもんのポケットから出てくるような、魔法のお金でしょうか?
ドラえもんだったらお金とか簡単に作れそうですが、いえいえ、実は違います。
なくならないお金って、一体どんなお金でしょうか?
お金はなくなるのではなく「交換」するもの
お金がなくなるとは、消えてなくなってしまうわけではありません。
お金は、何かと交換するためにあります。
正しくはなくなるじゃなくて、交換することだと私は思っています。
なくなるなんて思うと悲しくなりますし、なんかネガティブになっていきそうですよね。
でもケーキと交換したら、一瞬であっという間になくなってしまいます。
季節ごとに照り照りの栗が乗ったモンブランとか、紫色のクリームの上に照り照りの巨峰が乗ったケーキとか、おいしそうなケーキがいっぱい出てきています。
お金と交換したものの、あっという間に消えていってしまいます。
「あ〜、使っちゃったぁ。ダメな私・・・。」
ネガティブに考えていると、「お金を使ってしまった!」となります。
使った自分に罪悪感だけが残ってしまい、ちょっと食べ過ぎたことも同時に後悔してしまいます。
でもここで、発想をポジティブに変えていきましょう。
お金を使ってしまったけれど、ケーキを買いに行く時はワクワク感はなかったでしょうか?
口に入れた時は、満足感たっぷりありませんでしたか?
みんなと一緒に食べて、幸せ度は上がりませんでしたか?
こういう記憶って、ずっと残っているものです。
「あの奮発して買ったケーキ、おいしかったなぁ。」
「ぶどうと栗をほっぺたに両方入れた娘の顔、リスそのものだったな。」
お金をモノと交換したら、自分の記憶に残すことが大事です。
お金を使ってしまったら、すべてのお金が消えてなくなってしまうわけではないのです。
お金を上手に使うには、消えない資産に変えること
ケーキは消費に近いものなので資産にはなりませんが、資産にするには記憶に残るものにしていくことが大事です。
財産になるお金の使い方とは、思い出や知識や知恵、成長への投資などです。
こういう財産のことを、「知的財産(ちてきざいさん)」と言います。
知的財産権で有名なのが、「特許権」とか「著作権」とかですよね?
この場合は、「創造的で精神的に価値ある財産」のことです。
心から楽しいと思える価値あるものに、お金を使うことがとっても大切です。
例えばですが、
知恵を集めるための本などへ投資。
講演会やセミナーへの投資。
レジャーや旅行などの思い出作り。
先日も我が家では、家族一緒に遊園地に行ってきまして、ジェットコースター、観覧車、メリーゴーランドと、たっぷりと遊んできました。
「遊園地、とっても楽しかったぁー!」
夫は親に遊園地など連れて行ってもらった記憶がありませんし、私も親に遊園地に連れて行ってもらった記憶は2度だけです。
忙しい父に連れて行ってもらったことがうれしすぎたのか、今でも強烈に覚えています!
子供達にも聞くと、行ったレジャーはすべて覚えていると言っています。
「あの時さ、くじゃくに手を噛まれたからもう嫌い。」
動物園で放し飼いのくじゃくに噛まれることもずっと記憶に残っているなど、いい資産だけじゃなく悪い資産も残る場合もあります・・。
そんな苦い思い出にも、お金が必要ですね。
少ないお金で大きな財産にしていく
お金がたくさんあっても、記憶に残らないような使い方をするから、 満足感が味わえないのです。
自分自身のお金の使い方に、自信が持てなくなるのです。
何に使ったか覚えてないから、心がモヤモヤするのです。
家族との楽しい思い出や笑顔で食べたランチ、たくさんの素敵な本や自己投資のために買った本や講座。
たくさん使ったところで、なくならない資産になります。
お金の大小や金額の問題ではないです。
使いすぎは、資産どころか負債に変貌しますから、少ないお金で大きな財産になれば素敵ですね。
そのために私も日々勉強が欠かせませんから、素敵な財産を持てるように私はこれから変わっていきたいです。
お金のことを学びたければ、「お金の教養講座」に行ってみよう!
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