選挙に子連れで投票が2016年の夏解禁って、今までダメだったのはなぜ?ダメな理由とはこんなことだった

「え?子連れで投票所に行ってはダメだったの?」

今まで普通に子供と一緒に投票所に行っていた私としては、正直今回の公職選挙法改正案にびっくりしてしまいました。

政府は選挙の投票率向上のために、これまで原則認めていなかった投票所への子供の同伴を全面的に解禁する改正案を、秋の臨時国会に提出する方向でいます。

選挙権の年齢が「満18歳以上」に引き下げられることも決定しましたし、子供の政治参加がどんどん広がってきています。

今回の改正案で、一体どんなことが変わるのでしょうか?

また、なぜいままで子連れで投票ってダメだったのでしょうか?

今回の公職選挙法改正案で変わる点とはどんな点?

今回の公職選挙法で改正される点は、次の4点です。

  • 期日前投票、自治体の判断で早朝や夜間にも可能に
  • 選挙当日の投票、市区町村内のどこでも可能に
  • 投票所内への子供の同伴が可能
  • 郵便投票の対象者が要介護5から要介護4に拡大

歩行が困難な方が投票所に行けない人にも、郵便での投票を認める制度にしたり、忙しい人のために早朝の通勤時間や夜間にも投票が可能になります。

また決められた投票所ではなく、住民票を登録してある市区町村ならどの投票所でも投票が出来るようになります。

ハガキで決められた場所ではなく、実は違う場所の方が近い人とかいますからね。

要するに、投票することが今まで困難であった、難しかった人の投票率をあげようということが目的であるのです。

その中でやはり関心がとても高いのが、子連れでの投票がOKという点ではないでしょうか?

こんなこと、一体どこに書いてあるのでしょうか?

子連れでの投票がダメだった理由はここに書いてあった

子連れで投票がダメだった理由として、「公職選挙法」の第58条に書かれています。

(投票所に出入し得る者)
第58条 選挙人、投票所の事務に従事する者、投票所を監視する職権を有する者又は当該警察官でなければ、投票所に入ることができない。ただし、選挙人の同伴する幼児その他の選挙人とともに投票所に入ることについてやむを得ない事情がある者として投票管理者が認めたものについては、この限りでない。

やむを得ない事情があって、管理者が認めれば子連れはOKという事だったのですね。

全面的に禁止されていたわけではなく、事情があればOKということです。

ということは、我が家がいつも子連れで投票に行けていたのは、「子供はおうちに置いておけないから、仕方ないよなぁ。」って認められていたからなのでしょうか・・・。

この中で気になるのが、選挙人の同伴する幼児という部分です。

「幼児」という言葉を「児童福祉法」で調べてみますと、

児童福祉法 第1節「定義」第4条

この法律で、児童とは、満18歳に満たない者をいい、児童を左のように分ける。
1.乳児 満1歳に満たない者
2.幼児 満1歳から、小学校就学の始期に達するまでのもの
3.少年 小学校就学の始期から、満18歳に達するまでの者

なるほど、小学生未満でやむを得ない事情がある場合にのみOKという意味なのですね。

え?我が家、小1の娘を連れて選挙に行っていましたよー?

やはりこの法律を選挙管理人の方も知らない方が、いらっしゃるということなのでしょうか?

それともまだ小1だから、未就学児に見えたのでしょうか?

実は子連れ投票って、地域によってまったく対応が違っているみたいなのです。

地域によっては子連れ大歓迎だったり、まったくNGのところも

ネット上の情報ではありますが、「投票所に連れて行くと風船やキャンディーがもらえる」「となりのトトロの音楽が流れている」などの子連れ大歓迎といった地域もあるようです。

反対に私が大大大好きなGLAYのTERUさんが、2013年に子連れで投票に行ったら断られたということが話題になっています。


 「投票する時のルールが厳しくなればなるほど、若い世代の投票率が悪くなるのではないか?と懸念してしまうのは、僕だけでしょうか?」

TERUさんが言うように、大変な思いをして子連れで行ったのに断られたら今後投票なんて行く気がしません。

シングルマザーなどのひとり親の場合など、子供を見る人が1人の場合はどうしたらいいのでしょうか?

また、地域によってこのように温度差があったら公平な選挙がまったく公平でないことがわかります。

しかし、1番疑問に思うことって、なぜいままで子連れで投票が禁止だったのか?ってことですよね。

調べてみたら、意外な事実がわかりました。

子連れでの投票がいままで禁止だった理由とはこんなことだった

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子連れで投票、つまり小学生以上が投票に行けない理由として子供の成長にあります。

こちらにも、とてもわかりやすい体験談があります。

参照:選挙のお知らせに、投票所に子どもを連れてくるなと書いてあったので、その理由を問い合わせてみました

なるほど、小学生以上になると、親が書いた投票用紙を大声で読み上げてしまう可能性があるということなのですね。

他の人に親の投票の秘密をもらしてしまうのを防ぐためだそうです。

小学生になると、読み書きを学校で習い始めるからという判断でしょうか?

いやー、こんなあいまな判断がいままであったとは・・・。

子供の成長度合いだってまったく違うと思いますし、我が家の年長の次女の方がよっぽど奇声をあげる可能性があります(汗)

あの選挙台を記入する時ぐらい、子供にのぞかれない配慮をするとか、投票箱に入れるときは見えないようにするとかの配慮をすれば、問題ないと思うのですけれどね。

いづれにしても、今後子連れ投票が解禁となると、「子供の定義」や選挙のヒミツを定義している「日本国憲法」の改正が焦点にもなってきそうです。

法律って色んなところでつながっていますからね。
来年の夏に間に合うかが非常に気になる所です。

子連れ投票解禁は子ども自身への社会勉強になりますから、とってもいい方向だと思っています。

しかし、これで投票率って上がっていくと思いますか?

子連れで投票解禁になって、果たして投票率があがるのか?

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今まで小さな子供がいて、投票に行けなかった人の投票率をあげることが主眼のようですが、果たして投票率ってこれで上がると思いますか?

私はそう簡単に上がらないと思っています。

今まで子連れで行ってはダメと知っていた人が、あまりにも少ないからです。

「子連れ可能になったから、投票に行くぞー!」って方は、一体どれぐらいいらっしゃるのでしょうか?

また大きく変わることは、2016年7月の参院選から18歳以上が選挙権を持つ初めての選挙が行なわれることです。

子連れ投票が解禁、18歳以上の選挙権が有効になっても、やはり政治に興味がない人はまったく興味がないです。

この人にゼッタイ投票したい!というカリスマ性のある人が、もっと増えてくれれば何が何でも投票に行くと思うのですけれどね・・・。

言っていることを信じて投票に行ったのに、実はフタを開けたら違っていたってことがたくさんあります。

明るい未来を期待して投票に行ったのに、実は裏切られてキズがついてしまった人達がいるのではないでしょうか?

私達が欲しいのは、真からついて行きたいと思える心から信頼出来るリーダーシップを持つ人ではないでしょうか?

こうなったら私が立候補するしかない・・・。違うのか

この長く続く薄暗い光が、パッと輝く光に変わりますように。

1人の有権者として、そして子を持つ親として、心からそう願っています。

ABOUTこの記事をかいた人

橘 桃音

東京都在住の小学生2人の娘を持つ母。長年の会社員生活を経験したのち独立したお金と不動産と生活家電が大好きなブロガー兼ライター。

このブログでは、人生で大切なお金や家のこと、毎日の生活に役立つことを自分の経験から誰にでもわかりやすくお届けしていきたいです。