子供が将来やりたい職業がある時は色々と試してみたらいい。仕事でお金を稼ぐ大変さと楽しさを教えよう

子供の可能性を伸ばしてあげたい。
子供のやりたいことをやらせたい。
子供のうちから色んなことを体験させて、親はその中から1つでも得意分野を見つけてあげたいですよね。
習い事や学ばせたことから才能が開花して、将来の仕事が何となく見つけられたらと、私も毎日試行錯誤の連続です。
我が家も小学生になってから、ピアノやダンスやプログラミングなどを色々検討してきましたが、現在は水泳を2人とも習い始めて楽しそうに通っています。
子供の習い事と塾の費用はこんなにもお金がかかる!それでも我が家が教育費で慌てていない理由
習い事にも色んな種類が今はありますから、本当に何をやらせたらいいのか、私も悩んで迷っています。
「わたし、ケーキ屋さんになりたい!」
女の子だったら、誰もが憧れるような職業に娘2人ともに興味津々です。
子供向けの料理教室も検討してみたのですが、お金も通う時間もかかります。
「よーし、まずはお母さんと一緒におうちでお菓子作りに挑戦だ!」
早速お菓子作りの材料をそろえて、女子3人でクレープ作りに挑戦してみることにしました。
娘2人と一緒におうちでお菓子教室を開いてみた
さてこちらが今回使用するクレープの材料です。(卵撮り忘れた)
小3の長女が、いちごとバナナを切る担当です。
小学校入学前から何度も包丁の練習をさせていたためか、今では固いもの以外は切れるまでになりました。
小1の次女は、今回はじめて卵を割ってみましたが、1個目はグチャグチャでしたがなんとかキレイに割ることができました。
次女がかき混ぜながら、長女が牛乳を注いでいきます。
生地のダマがなくなるまでかき混ぜたら、早速フライパンで焼いてみましょう。
「お母さん、なんだか丸くならない!」
最初から上手にできなくて当たり前です。
こうやって失敗を繰り返しながら、料理をどんどん覚えて上達していくのですね。
「見て、クマの耳みたいのが生えている。」
失敗は、成功のもとですね。
かわいらしい生地が焼けたので、早速飾り付けをしていきましょう。
いちごにブルーベリーにバナナ、カラーチョコスプレーにアーモンドに生クリームと、この飾り付けの時間がとっても楽しい時間のようです。
「見てみて、かわいい飾り付けができたよー!」
自分の手で作ったことに、満足気でいっぱいでした。
最後は生地を巻いて完成です!
自分たちで思い思いに作ったことで、とってもおいしくて満足することができました。
「とってもおいしかった〜!」
さて、ここでお菓子教室は終わりではありません。
料理は作るだけが料理ではありません。
きちんと洗うことも、教えてあげます。
ボウルをきちんと拭いて、ママによるお菓子料理教室を終えたのでした。
ケーキに関わる仕事にも、色んな仕事があることを教える
「ケーキ屋さんになりたい!」
「お花屋さんになりたい!」
子供自身は、なんとなく漠然と言っていることが多いです。
何だかとっても女の子らしいですし、お友達が言っているのをただマネしている場合がとっても多いですからね。
今回クレープを一緒に食べながら、「ケーキ」というものを扱う仕事にも、実はたくさんの仕事があることを教えてあげます。
ケーキの種類を考案する人、ケーキを実際に作る人、ケーキを販売する人。
ケーキ屋さんになりたいと言っても、色んな仕事があることを教えます。
ケーキの写真を撮る人、ケーキの見栄えをコーディネートする人、ケーキを食べてレポートする人、ケーキの感想を雑誌やネットなどに掲載する人。
ケーキ屋さんの中にいなくても、ケーキと関われる仕事はまだまだあることを教えます。
「ケーキ屋さんって、いっぱいあるんだね。知らなかった。」
ケーキ屋さんになりたいじゃなくて、ケーキ屋さんになって何がしたいかが本当は大切なのです。
「何になりたいか」より、「何をしたいのか」。
ケーキ屋さんになりたいっていう夢だったら、ケーキ屋さんになった時点で夢は叶って終わってしまいます。
なりたい仕事に就こうと思った時に、何をしたいのかに重点を置いて聞いてあげることを私は考えるようにしています。
好きなことでお金を得ることは、実はとっても大変なことを教える
今回おうちでお菓子づくり教室をしてみて、子どもたちは作ることはとっても楽しかったみたいです。
でも自分たちの食べたいように好きなように作っていては、仕事にすることはできません。
やはりお金を得るためには、自分たちが食べたいものではなく買う人が食べたいものを作ることが大切です。
「今回クレープ作ったけれどさ、このクレープ1日作っていられる?」
クレープ屋さんがよくスーパーやデパートの前で車を停めて販売していたりしますが、1日中クレープを焼き続ける必要があります。
「うーん、たぶんできない・・。」
仕事にすると、好きなように休めないし、ヘタに作ったら文句を言われるし、おいしくなかったら来なくなっちゃうし、大変でも立ち続けて働かないといけません。
好きなことを仕事にしたことで、実はキライな仕事になってしまうことだってあるのです。
でも実は好きなことでお金を得ることは大変だけれど、好きなことだから大変なことが苦にならないこともあります。
まだ働くことについてよくわかってはいない子どもたちですが、好きなことを仕事にしてお金を得る厳しさや楽しさも、同時に教えていく必要があると思いました。
子供のなりたい職業があるときは、試行錯誤してやらせてみよう
「お母さん、私ケーキを新聞にして紹介する人になりたい!」
これは親の遺伝なのでしょうか・・?
ケーキに関わる色んな仕事を教えてあげたら、やっぱり記事を書くことが楽しいみたいです・・(汗)
作ることも食べることも楽しかったようですが、長女に関してはどうもこういう広報か取材的な仕事が好きなようですね。
次女はまだまだ考えがふわふわしていますが、それでいいと思っています。
やりたい仕事なんて、大人になってからだって見つかっていない人が多いです。
子供の頃なんて、色んなことを体験して失敗して、その中から1つだけ心がワクワクすることが見つかればいいかなぐらいに考えています。
なりたい職業を聞くと、ついつい色々と習い事を始めてみたくなりますが、何でもかんでも習わすことってむずかしいですね。
「クレープ新聞、できたよー!」
絵を習った方がいいのかしら?ほんと色々迷いますね。
書くこと、文字を書くこと、伝えることが好きな長女に、色々試行錯誤しながらも、その中からやりたいことを1つでも見つかるようにサポートしていきたいですね。
1番大切なことは、家庭という最小単位の基盤をしっかりと作り、いつか自分で稼げる力をつけることが親の役目ではないかと思います。
自分で試行錯誤しながら、本当にやりたいことを見つけていけばいい。
親もできていないことが、実はたくさんありますからね・・。
親子単位で色々楽しみながら、少しでも光る原石を一緒に見つけていきたいです。
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