自分でお金を稼ぐ子に育って欲しい。ゲームクリエイターという将来なりたい職業に進む前に教えること

子供の将来の夢って、何になりたいか聞いたことってありますか?
親として子供が将来どんな仕事に就くか心配でもあり、楽しみな事でもあります。
我が家の長女は4歳ぐらいから、将来の夢について色々と聞いてきました。
年齢によって随分となりたい職業が変化をしてきました。
アイスクリーム屋さん。
お菓子屋さん。
看護師さん。
最近長女に「何になりたいの?」と聞いてみました。
「お母さん、私ね、ゲームクリエイターになりたい。」
なぜいきなりゲームクリエイターに!?
どこでそんな職業があることを覚えたの?
実はある本を見て覚えたみたいなのです。
ゲームクリエイターになるために見ていた本とは
実は小学校の図書館で本を借りてきていました。その借りてきた本がこちらの「お仕事ずかん」です。
女の子が「なりたい! 」と思う憧れの職業223種について書かれていて、小学生にもわかるように、ふりがな付きでかわいいイラストが書かれています。
この仕事の楽しい所や大変な所、なる方法やお給料などが載っているのです。
37歳の母が見ていても、ワクワクするような内容です。
なぜ223もある職種から、ゲームクリエイターになりたいと思ったのでしょうか?
長女がゲームクリエイターになりたい理由
半年前までは、長女は童話作家かイラストレーターになりたいと言っていました。
学校から帰ってきて宿題を終えた後は、寝るまでずっと絵か物語を書いています。
こういう生活を小1の時からずっと続けてきました。
心底から絵を書くことが好きなんだと思います。
才能をお金に変えられる人とお金に変えられない人とはどう違うのか?夢中になってやる事を伸ばす大切さ
絵を書くとその絵が欲しい人に買ってもらえることまでは理解しています。
それがiPadの無料ゲームや、白猫プロジェクト、パズドラなど夫がやっているのを見ているうちに、動くイラストに刺激をされたようなのです。
「このイラストって、どうやって動いているの?」
イラストだけでは物足りなくなってしまったのですね。
元プログラマーである夫婦から遺伝子を受け継いだのでしょうか?
何かものを作ることにとても興味があるのです。
しかし、ゲームクリエイターでも色んな職種があります。
一体どんな仕事をするのでしょうか?
ゲームクリエイターの仕事はこんな感じです
この「お仕事ずかん」から見ると、ゲームクリエイターの仕事はこのような感じです。
どんな仕事内容か?
ゲームクリエイターとは、テレビゲーム、オンラインゲームのストーリー、登場人物、演出などを考える仕事、つまり、ゲームのことを全般的に作り上げるプロフェッショナル集団です。
全体を仕切るリーダーが、ゲームプランナー。
物語を考える人が、シナリオライター。
映像を動かすのが、CGクリエイター。
ゲームのプログラムを考えるのが、プログラマー。
ゲームクリエイターと言っても、色んな役割に分かれていることがわかります。
1つのゲームを作り上げるには、様々な技術力を集結して作る必要があるのですね。
ゲームクリエイターの勤務状況や給料は?
勤務形態は、正社員、契約社員、派遣社員などがあります。
これらの形態を経て、フリーに転身する人もいるとか。
勤務時間は、1日8時間、週休2日ってこれは嘘だろー!
残業多め、休日出勤も多いって書いてある所がポイントですね。
プログラマーをしていた私としては、サービス残業バリバリのデスマーチであると考えています。
勤務地はゲーム関連会社が多いとか。
肝心の給料は、月給20万円ぐらいから!?
月給13万円で働いていた夫は一体・・・。
うーん、こればっかりは就業規則によってガラッと変わってくるのでしょう。
ゲームクリエイターの楽しいところと大変なところ
ゲームクリエイターの楽しい所とは、自分のアイデアがゲームに盛り込まれて完成した時です。
自分が作ったゲームで遊んでもらう感動があるのですね。「ものづくり」の楽しさは人に喜ばれる所にあります。
反対に大変な所とは、勤務時間が不規則で、夜遅くまで働かなければならない所です。
家に帰れないことなんてしょっちゅうあることは、覚悟をして働かないといけません。
「朝から晩までゲームを作る仕事なの?でも楽しそう、なってみたい!」
長女にはまだデスマーチの恐ろしさは、とうてい理解出来ていないことでしょう。
ゲームを作ることが、寝る間を惜しむぐらい心底から好きではないと続きません。
ゲームをすることが好きでも、仕事にしてお金をもらうことはどんなに大変なことなのか、親としてもっと教えていく必要があると感じました。
ゲームクリエイターになるのだったら、大学への進学は不要か?
ここで家計管理を頑張る主婦として、「教育費」というお金の事が頭をよぎります。
ゲーム業界に入るのであれば、普通の大学に行くぐらいだったら、専門学校や高卒で就職した方が近道になるはずです。
学歴うんぬんより、経験やスキルが重要視される世界だからです。
でも将来フリーになるなら、経営学とか学んだ方がいいのかしら?
もしくは大学進学先は、美術・芸術系の大学という手もあります。
うーん、ほんと色んな進路パターンがあって、一概には決められません。
先日長女の教育資金として300万円貯めたと書きました。
長女の大学入学資金として用意をしたお金です。
医者になるとかだったら、1,000万円ぐらい必要かと思いましたが、その可能性は低いかもしれません。
でもまだ長女はわずか7歳です。
これから方向性なんて9割ぐらい変わる可能性があります。教育費に関しては、まったく油断が出来ない状況です。
夫婦の願いとしては、自分の手で稼げるようになること
夫婦ともに元プログラマーで、壮絶な仕事を経験してきました。
出来る限り長女には、同じ試練の道を歩んで欲しくはありません。
芸能人の親が、芸能界に我が子は入れたくないと同じ心境かもしれません。
ただ1つ言えることは、自分の手で稼げる子に育って欲しいです。
組織に入って、ただ与えられた事だけをやる子には育って欲しくないです。
学歴なんてなくても、手に職を付けて働いている人はたくさんいます。
でもまずなりたい職業に就く前に大切なことを、親として身につけてあげなければなりません。
それは何か?
人から信頼される「信用力」をつけることです。
「信用力」を得られ続けなければ、お金儲けは出来ません。
人は信用がない人からものを買おうとは思いません。
信用出来ない人を助けたり、応援したいとは思わないでしょう。
どんなことでも1人では仕事は出来ません。
フリーランスになりたての私でさえ、フリーランスの先輩方に色んなことを教わって生きています。
ものづくりの仕事もたくさんの人が協力して、1つの素晴らしい作品が出来上がります。
困ったときに、どんな人からも助けられるような人材に育てること。
いまどんな職業になりたいかのルートを考えるよりも、親としてどんな仕事に就いても、弱点を助け合いながら生きていくことの大切さを育てることが大事です。
君と夏の終わり 将来の夢 大きな希望 忘れない
10年後の8月 また出会えるのを 信じてsecret base〜君がくれたもの〜 by ZONE
娘も大きな希望を持って、その気持ちを忘れないで欲しいな。
これからどうなるかまったく読めませんが、親として人と人との間で生きる大切さに力を入れて教えていきたいです。
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