中古一戸建てを売りたい!内見時に気をつけたい大切な7つのポイント

売出し物件

中古一戸建てを購入するときに欠かせないのが、「内見(ないけん)」。中古一戸建ての場合、実際に住んでいる物件の内見が多く、買い手にとっては、リアルな生活のイメージが膨らみやすく、物件の良し悪しがしっかりとチェックできる点がメリットです。

しかし、売り手としては、普段の生活ぶりがわかってしまうため、なんとかしてよく見せたいと思うもの。デメリットはなるべく伝えたくないと思ってしまいますよね。

我が家でも、住宅を売却するときに何組も内見に来ました。少しでもスムーズに家を売却するために、どんな準備をし、どんなことを意識すればよいのでしょうか?

中古一戸建ての内見時に、大切な7つのポイントを解説します。

内見とは?

フローリング

内見とは「内部見学」の略で、不動産業者を通して気になった物件を見学することです。

中古一戸建てを買う際には、不動産のWEBサイトや紙で物件情報を見るだけではなく「内見」を通じて、実際に家の状態や設備などを確認するのが一般的です。

ぶっちゃけた話、内見をせずに家を買うことも可能です..。

売り手としてはそれでもいいかもしれませんが、買い手は購入後に「イメージと違った」「思ったより住みにくかった」など後悔のもとに。売り手にとっても、よい取引ができない可能性もあります。

内見はなぜする必要があるの?

内見は売り手にとって、どんな人が購入するのかがわかる最大のチャンス。買い手が購入後に後悔しないために、売り手は家の状態や設備についてしっかりと説明する必要があります。

すでに引越しをしてしまった場合、内見に立ち会えないこともあるかと思います。その場合、仲介した不動産業者に「どんな点が気に入っていたのか」「どんな点がだめだったのか」をきちんと確認しておきましょう。

内見後に購入を見送った人の話を聞き、改善できるところがあれば改善しておくことが大切です。

買い手の質問を聞き、今後のトラブルを未然に防ぐためにも、内見はできるかぎり立ち会うようにしましょう。

内見時に気をつけたい大切な7つのポイント

ポイント1.部屋の中をスッキリ片付けておく

住みながら家を売却する場合、完全に空き家の状態にすることは難しいです。そんなとき、実家やトランクルームを利用し、荷物を減らしておくことが重要です。

なぜなら、内見者が家に入ってきたときに受ける第一印象としては「広い」か「狭い」かです。

内見者は事前に間取りや広さを把握した上で来ます。実際に広いリビングであっても、モノで溢れかえっていたら「こんなに狭いリビングなのか..」という印象になってしまいます。

反対に狭いリビングの場合、部屋の中をすっきりとさせておくことで「想像していたよりも広い!」と思わせることができれば、内見者のテンションも上がり、他の設備にも関心を示すなど、購入意欲も高まってくることでしょう。

少しでも印象良く見せるためには、家の中をとにかくスッキリと見せることが大切です。

ポイント2.水回りはとくに丁寧に掃除

内見者の印象を特に左右するのが、トイレや風呂場などの水回りです。

風呂場にカビがたくさん生えていたら、「こんなにカビが生える風呂はイヤだわ」と思われてしまいかねません。カビ以外にもピンク色のぬめりなども同様です。

トイレはニオイなどもチェックしておく必要があり、便器周りはピカピカにしておくことも大切です。

「忙しくて掃除なんてしていられないわ!」という方は、ハウスクリーニングにお願いするのもいいでしょう。

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ポイント3.部屋の明かりをつけておく

暮らしているとなかなか気づきにくいものですが、部屋の中は意外と暗いものです。買い手にとって、家の中が暗いか明るいかは重要なポイントになってきます。

玄関に入ったときに「この家、なんだか暗いな」と思われてしまったら、内見者の気持ちもどんよりと沈んでしまいます。

売却しようと思ったら、できるかぎり電球は明るいものに変えて、昼間の内見時であっても、すべての部屋の明かりをつけておくことをおすすめします。

自分では明るいのか、暗いのかよくわからない場合、仲介してもらう営業担当に聞いてみるのもいいですよ。

ポイント4.スリッパを用意しておく

意外と忘れがちなのがスリッパです。できる限り新品を購入し、玄関に置いておくことをおすすめします。

何度か内見している人なら、スリッパ持参の方もいるかもしれません。また、不動産の仲介業者の方が用意してくれるケースもあります。

しかし、相手が持参してきたとしても、スリッパを用意しておくことで、「この家はきちんと内見者を迎え入れてくれる準備をしているな」と好印象を与えます。

少し高級感が感じられるような、履きやすいタイプのスリッパと、子ども用のスリッパも一緒に用意しておくといいでしょう。

ポイント5.庭まわりも掃除しておく

意外と忘れがちなのが庭まわり。内見者は中だけではなく、庭の状態までチェックします。

草がボーボーに生えていると、「この庭は手入れが大変なのかも」という悪い印象を与えてしまいます。

反対に、花がいっぱい植えてあったり、大切に育てていることで「この売り主さんは、植物を大切にしている方なんだな」という、温かい好印象を与えます。

夏場は特に蚊が発生する原因にもなりかねませんので、草木の手入れはきちんとしておくことをおすすめします。

ポイント6.質問事項を予め考えておく

内見者は何千万円もする買い物ですから、予め質問事項を考えてくる方も多くいらっしゃいます。

「ご近所の方はどんな方ですか?」「住み心地はどんなですか?」など、様々な質問をしてきます。

それ以上に内見者が気になるのは、「なぜ売りに出したか?」です。おそらく、もっとも気になることかと・・。

住み替えとか、田舎に移住するからとかポジティブな理由なら、すぐに答えられるかもしれません。しかし、離婚や住宅ローンが払えないなど、一般的にイメージがよくない理由ですと、聞かれたときにタジタジになってしまうことも考えられます。

ウソは後でバレたら信用問題にもつながります。どんな理由でも、モゴモゴしているとかえって逆効果に。ここはありのままに伝えた方が好印象につながる場合もあります。

どんな質問でも答えられるように、予め準備しておくといいでしょう。

ポイント7.ネガティブな点も正直に伝える

このポイントがもっとも大切だったりするのですが、ネガティブな面も含めて正直に伝えることが大切です。

例えば、スーパーは普段からここを使っていますとか、隣の方はこんな方ですよとか、近くの病院の先生はこんな感じの方ですよなど、住んでみないとわからない点を正直に伝えましょう。

ネガティブな点をまったく話さないと、「この売り主はなにか悪いことを隠している」と思われてしまう可能性もあります。

この設備は壊れているとか、平日は騒音が響くとか、この部屋は日当たりが悪いなど。こんなことを話したらせっかく進んだ話も破談になってしまうと思ってしまうかと思います。

しかし、そんなデメリットも許容した上で買っていただける方を見つけることが、より良い取引につながります。

あえて、ネガティブなポイントも話してしまうことで、後で判明するよりはずっと印象がよくなります。

我が家が家を売ったときも、「飛行機の騒音が早朝からする」と正直に伝えました。

でも買い主の方は「騒音は、昔住んでいたところで慣れているから気にしないよ」と言ってくださり、スムーズに売却できました。

ただ、ネガティブな点だけで終わってしまうと本当に買い手が見つからなくなってしまう可能性もあります。

「窓を閉めたら気にならなくなりますよ」など、ポジティブな面も合わせて伝えるとよりいいでしょう。

内見者に「この人から買いたい」と思ってもらうことが大切

牛乳カップ

中古一戸建ての場合、新築一戸建ての場合と違い、すでにそこに暮らしている人がいます。

新築の場合、空き家の状態でイメージを膨らませるのに対し、中古一戸建ての場合は、その暮らしている人がどう住んでいたかを重点的にチェックされることが多いです。

要するに、その家に暮らしてきた人たちが、楽しそうに暮らしていたか、幸せそうな暮らしぶりができていたか。そういった点がとても重要視されたりします。

設備や家電などは、いくらでも変えられますからね。

内見者から、「こんな素敵な人が住んでいた家なら、間違いなくいい家に違いない」と思ってもらえることが、スムーズに家が売却できるコツです。

家の売却時は、物件ばかり目がいってしまいがちですが、最終的には人と人とのコミュニケーションで決まります。

もしかしたら、家の売却がご縁で、今後も町中のどこかで会うかもしれません。

正直に色々と話し、それもひっくるめた上で買っていただける方に巡り会えるといいですね。

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