インフルエンザの症状が出たら検査はいつがいい?時間が早すぎて陰性でも再び病院に行ってみよう

「何となく、ツバを飲み込むとのどが痛いなぁ。病院に行ってこよう。」
外は凍えそうなぐらい寒い12月上旬、何となく喉に違和感を覚えました。
いつもほったらからしで風邪を悪化させることが多い私は、風邪の初期症状が出始めたので、早めに近くの医者に行って薬を処方してもらおうと思ったのです。
「のどが赤いですね。抗生物質を出しておきましょう。」
市販薬ではなく早めに医者に診てもらい、抗生物質を出してもらったので、早く風邪が治ると安心していたのです。
しかし、のどの痛みは恐ろしい出来事の前触れでした。
薬を飲みはじめて、2日後の晩ご飯を作っている時に、突然倒れて症状が悪化していったのです。
たった数分間で、全身に悪寒と激痛が走って立てなくなった
17時ぐらいに晩ご飯の準備をしていてキッチンに立っていたのですが、ひざ辺りの関節がズキズキと痛みだしたのです。
その直後に腰や背中がズキズキと痛み出して、急激に体中が震えるほど寒くなってきました。
「なんだ、この症状?つらい、ハァ〜〜、立っていられない。」
キッチンのフチにつかんでいないと立てないほど震えてしまい、熱を測ってみたら37.0℃。平熱が36℃前後の私としては、熱が出てきているのがハッキリとわかりました。
運良く夫が仕事から帰ってきて、急きょ晩ご飯作りはバトンタッチ!
「それ、インフルエンザじゃないの?病院に行った方がいいよ。」
18時ギリギリでしたが、近くの病院に夫に電話してもらった所、発熱してすぐは検査結果が出ないとのことで、3件ぐらいすべて診察不可でした。
ベッドにフラフラになりながら倒れ込んでしまい、その後は毛布と布団をグルグルと巻いて震えと戦うことになったのです。
あまりにもつらすぎる症状だったので、症状を相談できる所に電話
「ハァ〜〜!もうつらい、寒い、生きているだけでつらい!!」
ブルブルガクガク震えながら、もう死んでしまうかと思うぐらい寒気が全身を走っていました。頑張って熱を計ってみたところ、たった20分で38.6℃にも達していました。
時計を見たら、夜の20時です。誰かに助けて欲しいと、手がブルブル震えながら、病気や薬のことでや24時間相談ができる「スクエル」という所に電話をかけてみたのです。
2回ほどかけてつながって、看護師さんに相談です。
年齢や性別、現在の症状などを聞かれて、今はとにかく布団にくるまって温まること、熱が上がりきったら熱くなるので、着替えたり布団を薄くするなど、看護師さんとお医者さんにアドバイスしていただきました。
症状がひどいようだったら、処方された風邪薬も飲んでよいとのこと、そして我慢せずに救急車を呼んで病院に行って下さいとのことで、3箇所の救急病院を紹介してもらいました。
でも救急病院に行っても、もっと症状が重い人もいますし、たった1日分しか処方してもらえません。
色々考えた結果、取りあえず処方された風邪薬を飲んで、1晩関節の激痛と震えと戦いながら、悶え苦しんで朝を迎えたのです。
早朝同じ病院に行って、インフルエンザの検査をした結果
症状が出てからご飯が何も食べられず、朝を迎えて、寝汗でびっしょりに・・。
休日でしたので、早朝から並ぶ覚悟で病院に行き、インフルエンザの検査をしてもらいました。
鼻に長い綿棒を突っ込まれて、涙が出るほど痛かったのですが、何とか耐えて検査結果が出るのを待つこと約10分・・。
「迅速抗原検出キット」という検査キットは、約10〜20分ほどで簡単にすぐに結果が出るようです。
「陰性ですね。AもBも出ていません。さらに抗生物質追加しておきますね。」
なぜ、どうしてぇ〜〜!?
インフルエンザにかかった事がある私としては、これがインフルエンザじゃなかったら、一体なんの病気なのかと疑うほど、疑心暗鬼でいっぱいに。
医者の話によると、インフルエンザの検査キットでは、12時間以内だと正確な判定が出来ません。発熱から12時間以降でも出ないことが多く、24時間経つとほぼ「陽性」か「陰性」かわかります。
でもインフルエンザに効果的な「タミフル」や「リレンザ」の薬は、48時間以内に飲まないと効果が出ないとのことで、「時間があったら、また検査に来て下さい。」と言っておりました。
このまま本当にインフルエンザだったら、子供にも夫にも感染させてしまうと焦った私は、セカンドオピニオンを求めて、違う病院に行ってみることにしたのです。
違う病院に行って、インフルエンザの検査をしてもらった結果
症状が出始めてから約18時間後、違う病院に行き、再度痛すぎる鼻検査でインフルエンザの結果を待ってみました。
そして約15分後、呼ばれたので診察室に行ってみたところ、
「インフルエンザA型ですね。時間が経つと出ることもあるので、来てよかったですね。」
わぁ〜〜!陽性反応出たぁ〜〜!
妊娠検査薬の時と同じように、ビックリ仰天してしまいました。
インフルエンザはA、B、C型がありますが、もっとも流行るA型でした。私、流行最先端だわ〜。
喜んでいる場合じゃなく、A型は最も感染力が強いタイプです。なんともイヤなタイプにかかったことでしょう・・。
先生に再検査をすると出ることも教えていただき、陰性が出ても再検査をすることって大切だと思いました。
インフルエンザの症状を軽減し、ウイルス感染の治療薬として、「イナビル吸引粉末剤」を処方していただきました。
「1」を押して口にくわえて吸引し、「2」を押して、再度口にくわえて吸引する薬です。勢いよく吸うと粉が飛び散って咳き込みますのでご注意を・・。
他にも咳止めや膿やタンを出しやすくする薬や、アレルギーを抑える薬、痛みや熱を抑える薬を処方していただくことができたのです。
アデノウイルスとかノロウイルスとか、違うウイルスじゃないかと疑っていたのですが、検査結果が出て対処法がわかったことが、1番安心することが出来ました。
インフルエンザの予防接種をしたらいいのか、先生に聞いてみた
「先生、インフルエンザの予防接種って、した方がいいのでしょうか?」
こんなにつらい症状になるぐらいだったらと、インフルエンザの予防接種を来年しようかと思ってしまいます。
毎年のように家族で予防接種をしていたのですが、おととしはかかり、去年はかかりませんでした。効果がよくわからなかったので、今年は見送ったのです。
先生によると、インフルエンザの予防接種をしたからと言っても、必ず感染しないとは限らないということでした。
むしろ、体が弱っていて免疫が落ちていたりすると、インフルエンザに感染する場合があるとのことでした。
でも、症状は軽症で済むみたいです。
高熱じゃなくて微熱ぐらいですね。でも、インフルエンザですから症状はきっと風邪よりツラいのでしょう。
かかる時はかかりますが、インフルエンザは自分だけの問題ではありません。
ワクチン接種は、だいたい1回4,000〜5,000円かかりますが、実際につらい症状にかかると、予防接種代が安く感じるから不思議です。
周りに感染を拡大させないためにも、やはり予防接種は来年はきちんとしておきたいと考えております。
結論。インフルエンザの検査をするタイミングっていつがいい?
インフルエンザ、本当につらかったです。子供やお年寄りの方がかかったらもう耐えられないんじゃないかと思うぐらい、しんどすぎる症状でした(泣)
今回電話相談した医師と実際に診察していただいた2人の医師に話を聞いた結果、インフルエンザは1〜3日ほど潜伏期間をおいて発病し、検査のタイミングは、症状が出てから12時間以上経過してから検査をすることがいいという結果になりました。
正しく検査結果を出すには、ある程度ウイルスが増えるのを待たないと、ウイルスの量が少なすぎて結果が出ないためです。
でも12時間以上経っても、私のように検査が早すぎて「陽性」の結果が出ないパターンもあるので、100%確実ではありません。
インフルエンザの症状は、風邪と違い、急に38℃以上の高熱が出て、体が重くてだるくて、節々が痛くなるような、単なる風邪とは思えないほどの症状がでます。
同じような症状の人は、12時間以上経って検査をしても「陰性」だった場合、もしかしたら「陽性」の可能性もありますので、しんどいですが再検査に行きましょう。
2度目に診ていただいた先生によると、陰性の場合でもインフルエンザの症状とほぼ変わらないと判断した時は、インフルエンザの薬を処方することもあるようです。
結果、個人差はありますが、インフルエンザ検査のタイミングとしては、発熱してから12時間以上経過してから、48時間以内がベストです。
苦しくて大変ですが、24時間経ったぐらいが1番結果が出やすいので、1度で診察を終えたい人は、丸1日経ったぐらいで検査をしてみてください。
信頼できる先生に何時に発熱、どのような症状なのかをハッキリと伝えることが、正しい診断につながりますので、何でもくわしく伝えてみてくださいね。
もう2度も不安になって行ってしまいましたが、行って来てよかったです。
でも、あまりにもつらい時は病院に行かずに、自宅でゆっくり水分を取って静養していた方がいいかもしれませんね。受診の判断がなかなか難しいものです・・。
手洗いとうがいでしっかりと予防して、普段からよく睡眠を取り、栄養いっぱいあるものを食べて、ストレスをためないことが大事です。
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とにかく今回、子供達がパジャマからわざわざ洋服に着替えて、ポカリスエットをコンビニまで買ってきてくれたことに、メチャクチャ感動してしまいました。
「お母さん、大丈夫?洗濯物たたんでおくから、ゆっくり休んでね。」
子供の成長って、すごいなぁ。家の片付けも手伝ってくれました。普段からこんな風に自主的に動いてくれるといいのですが・・。
持つものは、家族。ほんと心強いミカタですので、大切にしていきたいです。
独身の人や1人暮らしの人は、1人で苦しむことなく、薬や症状などの事が相談できるお近くの「くすり相談窓口」などに、電話をかけてみてくださいね。
色々頑張りすぎていて、免疫が落ちていたことが原因かもしれません。本気で気をつけます。ビタミンCいっぱいのみかんを食べて、笑顔を心がけます(笑)
予防出来ることはきちんとして、つらい症状のインフルエンザウイルスに負けないように、この寒すぎる冬を元気に乗り切りたいですね。
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