初めての転職活動で失敗したくない!会社を辞めたいと思った時に自分に合った会社の見つけ方のポイント

「今の仕事って向いてない気がする。転職しようかな?」
大学を出てとりあえず就職したけれど、自分のやりたいこととは違うと思ったことってありませんか?
大学在学中は無我夢中で就職活動をして内定をなんとかもらえたけれど、仕事をしているうちにだんだんと自分の方向性とは違うことに気がついてきます。
でもこの会社を辞めて、どこが自分に合っているんだろう?
初めて転職活動をする時って、すごい不安で心配になります。
「思っていた会社と違った!」「転職しなければよかった!」と失敗して後悔なんてしたくないですからね。
今回そんな悩める方のために、女性の転職情報サイト「女の転職@type」のセミナーで「失敗しない!初めての転職〜自分に合う会社の見つけ方〜」に行ってきました。
編集長の三ツ橋りささんによる「初めてでも転職活動で失敗しないコツ」を聞いてきました。
まず転職活動のスケジュールを確認してみましょう
まず「転職(てんしょく)」って、一体どんなことをするのでしょうか?
自分のなりたいライフスタイルを実現するために、仕事を変えることが転職です。
転職で天職をつかむといいますよね。
幸せな働き方を実現する手段と言えます。
転職活動はおおまかに、以下のような流れで進んでいきます。
- 自己分析
- 会社探し
- 書類作成
- 応募
- 内定
順番に流れを追って見てみましょう。
自己分析は納得いくまで分析して考えることが大切
自己分析では、自分がなぜ転職したいのか、どんな会社や仕事が合っているのか、納得するまで考えることが大切です。
自己分析をせずに転職活動をしてしまうと、探しているうちに迷ってしまいます。
なぜ自分は転職がしたいのかどうか、しっかりと考えましょう。
会社探しの目安期間は、1〜2週間
会社探しとしては、転職サイトなどを活用して探すといいでしょう。
会社を探す目安の期間として、1〜2週間を取るのがベストです。
自己分析がしっかりとしていれば、希望条件を入れればだいたい行きたい会社が出てきます。
応募したい会社を見つけたら書類を作成
行きたい会社が見つかったら、職務経歴書・履歴書の2つの書類提出を求められることが多いです。
2つの書類の代わりに、転職サイトの応募フォームを代用されることも多いです。
書類作成ができたら、遠慮せずにどんどん応募してみましょう。
転職の場合、応募する会社は平均10社
内定を得るために応募する平均応募者数は、約10社です。
転職活動を短くするには、並行して応募することが大切です。
転職活動の面接の目安は約1〜2回ですが、新卒時の就職活動と違って面接回数は比較的少なめで、中には1回で終わることもあります。
中途採用は、面接から1週間ぐらいで結果がきます。
退職の意思を伝えてから退職まで最低1ヶ月はかかりますから、転職したい時期の2〜3ヶ月前から活動を始めることが大切です。
転職で失敗することってどんなこと?
仕事の内容や待遇だけで、選んでしまうのはまちがいです。
転職=ゴールではありません。
その会社で長く活躍することがとても大切です。
なぜみんな転職しようと思うのかというと、職場の人間関係や社風がイヤで辞める人がとても多いです。
仕事内容や待遇で選ぶことも大切なのですが、社風や相性なども仕事を選ぶ上でとっても大切なことなのです。
その会社の人と合うか、働き方が合うか、風土が合うかどうかをしっかり確認することが大事です。
「でも会社の相性って、働いてみないと見極められないんじゃない?」
入ってからじゃないと社風なんてわからないんじゃと、疑問に思いますよね。
実はある程度求人情報を見れば、その会社の社風がだいたいわかるのです。
一体求人状況のどの部分を見れば、社風がわかるのでしょうか?
相性がわかる!会社の求人情報を見るポイントとは
求人情報で大切な部分は、写真、募集背景、会社規模、キーワードの4つです。
写真のイメージで欲しい人物像がわかる
写真を見れば、入社して欲しい人物像のリアルな顔写真が映っています。
写真を見て、年齢・服装・髪型・メイク・雰囲気が、自分と似ているかどうかを見ることが大切です。
24〜27歳ぐらいの女性で、茶髪がOKで、元気そうなイメージの写真だったら、若い人材を求めていることになります。
30代からの女性だったら、落ち着いた女性で、清潔感があり信頼感がありそうな人を求めています。
写真から入社して欲しい人物像を見ることが出来るのです。
募集背景で、どんな仕事をして欲しいかが読み取れる
募集背景を見ると、採用する理由から求める人物像の背景がわかります。
主力部門でのコアメンバー募集って書いてあれば、将来の幹部候補の募集、主力幹部で引っ張っていって欲しい人を求めています。
事業拡大のための人員増って書いてあったら、これまである組織の中で、今働いている社員のようなパワーある人を求めています。
新しい価値観を取り入れるためとあったら、会社はマンネリ化を防いで、現状を疑って積極的に改善をして欲しい人を求めています。
募集背景から、どんな仕事をして欲しいかを読み取ることが出来ます。
会社の規模によって、どんな働き方をしたいかが求められる
会社規模からは、通常サラッと読み飛ばしてしまう従業員数ですが、この規模から求められる働き方がわかります。
大きな会社と小さな会社とでは、仕事の仕方がだいぶ違います。
何人ぐらいから大きな会社かというと、今の自分の会社と比較して大きな会社、小さな会社と判断すればいいそうです。
大きな会社だと、組織の一員として決まった役割を責任をもって実行出来る人が向いています。
小さな会社だと、会社を作るコアメンバーとなって様々な業務をになって、自ら積極的に動きたい人が向いているといえます。
どんな働き方をしたいかが求められるのです。
キーワードに採用したいポイントが隠されている
求人情報のキーワードにはさりげなく書かれているひと言にも、重要なポイントが含まれています。
3回以上含まれているワードには、要注意です。
成長、やりがい、意欲、前向き、スキルアップ、キャリアアップなど、企業風土や働く人をひと言で表せる単語であることがとても多いのです。
このキーワードに含まれているワードが、人事が採用したい重要なポイントです。
このキーワードを、職務経歴書に盛り込むことがとても大切で、人事の目にこのキーワードが目に止まって、共感される可能性が高いのです。
キーワードは企業風土を表すポイントですので、しっかりと自分と相性のよいキーワードを持つ会社に応募するようにしましょう。
初めての転職で失敗したくないけれど、失敗してもいいじゃない
初めての転職って、ほんとうに怖いと思います。
でもいつまでも嫌な職場の人間関係や待遇で悩んでいるのだったら、さっさと動きましょう。
私も職場を10社ぐらい渡り歩いていますが、最初の転職は本当に不安で怖かったです。
何度も失敗をしてきましたが、人生の中でとってもいい経験となりました。
いいじゃないですか、転職で失敗したところで命は奪われません。
転職の失敗なんて怖がらないでください。
私が経験上思うことは、どんなに好きな仕事をやりたいと思っても、人間関係がイヤになったらその仕事までもがイヤになってしまうということです。
転職活動は、いい人達に巡り会えて長く働ける場所を見つけることがとても大切だと思います。
やりたいことや叶えたい条件を整理して、求人情報で相性を見極めて、自分の想像と合っているかどうかを面接で聞いて肌で感じてきましょう。
いい職場探しは胸キュンの恋人探しと同じです。
相性のいいもの同士で長く活躍することが、転職者にとっても企業にとってもうれしいことです。
胸がドキドキ恋してしまうぐらい、愛してやまない会社を見つけてみましょう。
失敗すると思うから失敗するのです。
必ず成功すると信じて、新しい世界に飛び込んでいきましょう!
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