やりたい仕事が見つからない、どうしていいかわからない時は子供の時に1番夢中になった事を思い出そう

なんとなく就職活動をして今の会社に受かったから、とりあえず入ったという方が多いのではないでしょうか?
とくに不満があるわけではないから、とりあえず今の会社にいる人もいます。
辞める理由なんてないけれど、なんとなく仕事をしているから心が満たされない日々が続きます。
「やりたい仕事が見つからない。どうしていいかわからない。」
私もずっと悩んでいましたが、とある事に気がついてからふとやりたいことが見えてきたのです。
一体どんなことがきっかけで、今の仕事をしているのでしょうか?
小学校3年生のときの担任の先生が発想がとてもおもしろかった
私が小学校3年生の時に、30代前半の既婚の男の先生が転任してきました。
その先生はファンタジーにとても興味がある方で、授業の1部がものすごいおもしろかったのです。
「今から体育館にみんな一斉に目を閉じて寝そべるよ。」
仰向けになって、ラジカセでヒーリング音楽を流し始めたのです。
「音楽を聞いて、いま頭の中に何が出てきたかな?」
目を閉じて頭を空っぽにして、音楽の内容を頭の中に想像するというトレーニングなのです。
空想の世界を頭の中に創りだすのです。
自分自身が音楽に合わせて空を飛んでいたり、雲の上をふわふわと歩いていたりと好き勝手に想像していました。
その空想したことを、さらにおもしろいことにつなげていったのです。
空想した結果を今度は具現化して、思考を吐き出すトレーニング
「それではさっき空想したことを、作文用紙に書き出してみましょう。」
頭の中で想像したことを、今度は文字に起こすのです。
空を飛んでいる時、どのような気持ちだったのか。
雲の上を歩く時の足の感触は、どうだったのか。
そんなファンタジーの世界で感じたこと、思ったことを書き出していく作業は、私にとってメチャクチャ楽しい作業でした。
空想したことは空を飛んでいるだけだったのに、それだけでは足りなくなってしまってどんどん世界が広がっていきました。
「先生、どんどん書き足していっていいですか?」
「どんどん思ったことを書いていいですよ。」
もう書いている時が楽しくて楽しくて、気がついたら作文用紙100枚ぐらい書いておりました。
いつの間にかロールプレーイングゲームのような物語が1つ出来上がってしまったのです。
今で言うと、ハリーポッターみたいな物語ですね。
色んな怪物をやっつけながらゴールを目指すのです。
最後に虹色に輝く原石を見つけると、キラキラ光る宝石に変わるのです。
作文用紙に鉛筆で書かれたその物語は、いつの間にか先生の手によって製本されて1冊の本になっておりました。
出来上がった物語が、思わぬところで使っていただけることに感動
先生の自宅にクラスのみんなで遊びに行くほど仲が良かった先生だったのですが、また違う学校に転任していってしまいました。
その時は、すごい悲しかったですね。
でも転任するときに、その先生に言われたひと言が今でも忘れられないのです。
「MIKIさんが作った作品、転任先の授業で題材として使わせてもらっていいですか?」
あまりにも感動的な物語だから、転任先の空想の授業で紹介したいということでした。
私が書いた文章を題材にしていただけるなんて、すごいうれしかったですね。
きっとあの時、周りが見えなくなるほど無我夢中で書いたからでしょうか?
本当にその世界に入り込んで書いていたぐらい、ワクワクしていた時間した。
もうおわかりでしょうか?
私は書くことが心の底からとても大好きだったのです。
だから私はこうやって書くことを仕事に選んだのです。
書いて読んでもらう喜びと感動を、子供の時に心の底から味わっていたのです。
あなたが子供の時に1番夢中になった事を思い出そう
私はこのようにして、自分が子供の頃に1番夢中になったことを今の仕事にすることにしました。
やりたい仕事が見つからなくてどうしていいかわからなくなった時は、自分自身が今1番好きだという気持ちを、常に一番上に置いて考えてみることが大切です。
本当にやりたいことは、お金をもらうどころかお金を払ってでもいいから夢中になってやりたいと思うことなのです。
心がワクワクして夢中になるほどやりたいってことは、あなたが子供の頃に夢中になった中にヒントが隠されていることが多いのです。
あなたが1番ワクワクすることは、お金になる可能性がとっても高いです。
今あなたの胸にそっと手をあてて、夢中になった時のことを思い出してみましょう。
ワクワクすることをお金に変えていけば、きっとあなたのやりたいことは見つかります。
本当に心からやりたいと思える仕事、今から本気で探していきませんか?
そのワクワクするエネルギーを、これからのあなたの輝く未来の自分へのエネルギーに変えていきましょう。
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