1,000万円上手にお金を貯める方法。お金が貯まらない理由は夫婦間のこんなズレから起こるので要注意

「無駄遣いしているわけでもないのに、なぜかお金が貯まらないわ。」
なかなか貯金ができない体質を脱出して、まずは貯金額1,000万円を目標に貯めてみたいですよね。
私も貯金ゼロ円で結婚して、貯めるどころか借金を背負ってしまい、借金返済に追われながら、死にものぐるいの生活を送ってきました。
借金を完済して夫婦で年収900万円の共働き生活を送ろうとも、まったくお金は貯まっていきませんでした。
貯めようと思っているのに、なかなか貯まらなかったのです。
実はこんな日常生活が、貯まらない原因になっていたのです。
夫婦で買い物をするときに起きるズレとは
「このベビーカーって、とってもかわいくない?」
子供が生まれると、子供用のグッズがたくさん必要になります。
特におでかけに非常に便利なベビーカーや抱っこ紐など、かわいいのがありすぎて迷ったりしませんか?
「私は雑誌に載っていたマクラーレンのベビーカーが欲しい。」
私は大切な子供のために多少高くても安全で品質の良い方がいいと思っているのに、夫は機能性があれば安くても何でもいいと言うのです。
反対にスマートフォンなどを選ぶ時は、夫が目の色を変えて必死です。
「やっぱり、最新型のiPhoneを買った方がいいよね。」
スマホって、何万円もするほど高い買い物です。私はまだ使えるのに、なぜ新しいスマホが欲しいのか?と、夫婦で意見が合わずに険悪なムードになります。
このように夫婦で欲しいものに、ズレがどんどん生じてしまうのです。
なぜこのような夫婦の意見が、ズレていってしまうのでしょうか?
夫婦の買いたいものに起きているズレとは何か?
お互い働いている人が結婚して、子供がいないDINKS(ディンクス)の間は、好きなように買い物が出来る事がとても多いです。
高い買い物をしているわけではないのに、なにげなく化粧品や習い事や飲み代に出ていきます。
それぞれの収入を好きなように使えますから、特に不満も置きません。
しかし子供が生まれると、途端に夫婦のお金を共有して買わないとやっていけなくなります。
今まで「家計の目的」もなく好き勝手に買っていたわけですから、いざお互い共通のものを買おうと思っても、なかなか意見が合わないことが多いのです。
これが夫婦の中で起きている「価値観のズレ」です。
私はこれにはまって、夫婦げんかでブチ切れたことが何度もあります。買いたいものが買えないストレスって、相当イライラしてきます。
夫婦の価値観のズレを直して、目標貯金額を貯めるためには、一体どうすればいいのでしょうか?
1,000万円上手に貯めたければ、夫婦で共有の買い物計画を立てる
1,000万円のお金を貯めたいと思ったら、夫婦の価値観を合わせて家計管理の「目的」をピシっと定めましょう。
お互いが買いたいものを書く「欲しいものリスト」を、まずは作ってみるのです。
我が家はどのようにしていたかというと、共有にして見られるExcelの家計簿にお互いが買いたいものと金額、買いたい時期と理由を書き込むようにしました。
おこづかいの範ちゅうを超えるような欲しいもの、大型家電で買った方がいいものを、「欲しいものリスト」につけるようにしていきました。
「欲しいものリスト」を元にして夫婦でじっくりと家計と向き合って、面と向かって話し合いながら「買い物計画」を立てていきました。
ここでしっかりと夫婦で話し合っておかないと、後で安い高いと揉め事になることが多いです。
値段ではなく、満足度の高いものを妥協点を見つけて買い物をするのです。
なかなか難しいんですけれどね。
妥協点の落ちどころが重要です。
最初に「マネー軸」をしっかりと作っておくことが、ストレスなく買い物が出来るコツなのです。
500万円貯まると、加速してお金は貯まっていく
満足の行く「マネー軸」を決めて買い物をすると、客観的な視点が入るので無駄なものを買わないようになります。
不思議ですよね。
貯金ゼロから我が家はこのようにして、徐々に無駄なお金を使うことがなくなりました。予算がなければ、夫婦で納得してその範囲内で買うようになりました。
毎月1万円しか貯められなかったのが、毎月2万、3万円と増えていきました。
でも最初の500万円を貯めるまでは、家計の中で決めた軸がブレてズレて、なかなか意見が合いませんでした。
ここまで貯まるまでがキツかったですね。
何度お金の件でケンカしたことでしょう。
途中でストレス発散で1回で30万円ぐらい美容関係で散財したこともありましたし、趣味であった車に何百万円以上も浪費をしてきてしまいました。
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反省して色々と研究した結果、相手の気持ちと軸をあわせる事が大切だと感じました。
何とか500万円を貯めた後はしっかりした「家計の軸」と、夫婦の妥協点の落とし所がわかってきたために、加速度的に1,000万円が貯まっていきました。
お金が貯まる思考力を鍛えることが、いかに上手にお金を貯めるために大切かがわかったのです。
夫婦の価値観を合わせて家計のものさしを決めよう
平均的なサラリーマン家庭で、貯金を1,000万円貯めることって実はすごいことです。
500万円ぐらい貯まりだすと、悪魔のささやきが聞こえてきて、どうしても高価なものを買ってしまいたくなります。
でもここで「大きな家計のものさし」を持っていると、決して使おうとは思わなくなります。
我が家の大きな家計のものさしは、一体何だったのでしょうか?
子供が安心して住めるマイホームを、どうしても欲しい。
この目標だけは夫婦で固すぎるほど「家計の鉄板級のものさし」として持っております。
夫婦で小さい時から家庭環境に恵まれてこなかったからこそ、家に対する思い入れはとても強いのです。だから家に関しては、何度も何度も話し合いを重ねて、満足度が高い家を買うことが出来ました。
大きな「家計のものさし」を持っておくだけで、必要なものに必要なだけ使うような使い方ができるようになってきます。
ほとんどの方は、一生涯で稼げるお金は限られていますし、「幸せの家計のものさし」は、各家庭でまったく違います。
価格の高さではなく満足度の高い買い物を厳選していけば、必ずお金は貯まっていきます。
自分の家族の幸せのために、上手にお金を貯めて限りあるお金を大切に使っていきましょう。
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