2015年7月13日 

心から笑顔になる生きたお金の使い方。我が家が今月の家計簿の中でこの予算を10倍に増やしたある理由

我が家は、ずっと貯められない家計を歩んできました。

借金生活が終わって気がどっと緩んだせいか、ストレスが爆発して浪費家計に陥ってしまいました。

それではいけないと家計を立て直してきて、今年になってから念願の貯金1,000万円を達成することができました。

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しかし今月になってから、家計簿の中で予算を10倍に増やした項目があります。

その項目とは一体何なのでしょうか?
どうして増やしていったのでしょうか?

今月の家計簿の中で予算を10倍に増やした項目はこれ!

今まで我が家の家計管理の中で、かなり少ない予算を組んでいた項目があります。

それは家族旅行やおでかけスポットへ行くために使うお金である「レジャー費」です。

今までレジャー費の予算は1万円でした。

今月はレジャー費を10倍に増やし、予算を10万円にすることにしました。

いきなり10倍だなんて、すごい思い切ったことです。
なぜここまで予算を増やすことにしたのでしょうか?

子供の頃にレジャーに連れて行ってもらった記憶が私にはほとんどない

私の父は、今で言う「社畜」で従順過ぎるぐらいに働くような人でした。

夜勤で日中も家におらず土日も出勤ゆえに休みが合わず、ほとんどおでかけに連れて行ってもらった記憶がありません。

「昨日ディズニーランドに連れて行ってもらったんだ。」

「私ね、ドラえもんの映画観に行ったんだ。」

翌週の月曜日にこのような会話を小学校の友達に聞くたびに、ものすごい寂しかったのです。

「こんな家になんて、私、生まれたくなかったな。」

あの家に生まれていればこんな思いをしなくて済んだのにと、ずっと劣等感を抱いておりました。

やっと行けた伊豆旅行の思い出がものすごい楽しかった

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そんな時に、会社の企画で家族も参加型の社員旅行がありました。

行き先は静岡県の伊豆半島です。
泊まる所は「ハトヤホテル」です。

「伊東に行くならハトヤ」のCMで有名ですよね。

知っている人っているかな?
思い出すだけで懐かしいなぁ。

伊豆のシャボテン公園に行ったり、海辺に行って遊んだり、あの時に父と一緒に砂浜を歩いた記憶は鮮明に覚えています。

夜は家族一緒にショーを見ながら、食べたご飯がたまらなくおいしかったです。30年以上も前のことなのに、1つも頭の中のフィルムが色あせないでいるのです。

本当に心から楽しかったんだなぁ。

私が覚えているぐらいですから、子供も楽しかった記憶は覚えているに間違いありません。

子供の脳裏に鮮明に残るお金の使い方をしていきたいと思った

子供にとって今何が大切かを考えました。

ただお金をハイってあげることは、とても簡単です。
でもただ使ったお金って、何も記憶に残りません。

やはり頭の中がワクワクすることをすると、脳裏に鮮明に焼き付きます。

私の脳裏の中にたった「その思い出」しか残っていないのですが、子供にはもっと何倍も増やしてあげたい。

それが色んな場所に行って、自分の目で耳で鼻で感じ取って欲しい。図鑑なんかで学んでいるよりは、虫や魚を触って体感して欲しい。

机上で学ぶより、ずっと頭に焼きつくのではと考えたのです。

今年の夏は親子でたくさんの体験が出来る大チャンスが訪れた

そんな体験が出来るのが、この夏が絶好のチャンスなのです。

小学校が夏休みに入り、私が時間に縛られない働き方になったことで、色んな場所に自由に連れて行ってあげられます。

「お母さん、この工作作るイベントに行きたい!」

「それじゃあこの日にお母さんと2人で行こう。」

7月と8月のカレンダーが、色んな科学実験やイベントで赤丸で埋め尽くされてきているのです。

「去年はこの時期、会社の弱エアコンで苦しんでいたよなぁ。」

やっと会社を辞めた意味が今年の夏休みに爆裂に発揮します。お盆休みじゃなくても、いつでも行きたい時に行けるからです。

行きたいイベントを親子で自由に印をつける瞬間が、たまらなく楽しい時間になっています。

我が家が最近レジャーに力を入れている理由は、自分の魂の叫びに気がついたから

我が家がレジャーに最近たくさん行っているのは、こういった理由があります。

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これ以外にも、今年は福井に行ったり実家の夏祭りに参加したりと、心からワクワクする事をいっぱい企画しています。

今までレジャー費なんて、1番削るものだと勘違いしていました。実はこの時期に1番削ってはいけないお金だと、自分の胸の中に聞いてハッとさせられました。

実は夫も子供の頃に、ほとんどレジャーに連れて行ってもらった記憶がありません。

「子供と過ごせる時間なんて、本当にあっという間だよね。」

人生の中で、親子4人だけで家族旅行に行ける時間なんて本当にわずかです。

「この時期にお金を使わないで、一体いつ使うんだ?」

あっという間に思い出を作ることなく、さびしそうに出て行ってしまうじゃないか?

赤ちゃん時代は反対に、ずっとレジャーに行くのを控えていました。

小学生になったこの時期こそ、レジャーにふんだんにお金を使うべきだと気がついたのです。

子供の頃に作った悔しがっている魂が、そう叫んでいたのです。

心から笑顔になる生きたお金の使い方。ワクワクするものにいっぱい予算を使おう

お金には、2種類のお金があるのをご存知でしょうか?

「生き金」と「死に金」の2種類です。
笑顔になる使い方は「生き金」です。

お金は、使うために生まれてきています。

ただ銀行や財布に入れっぱなしでは「死に金」です。
色んな所に埋もれたままで、泣いているお金もいます。

お金は使ってあげてこそ、イキイキとしてくるのです。

お金に命を吹き込むためには「目的」を持たせてあげることが大事です。

自分のやりたい事がわからないあなたへ。お金に使う目的を与えてあげると願いを叶えるツールとなる

ただ貯金するだけではダメなのですよ?
それが「死に金」を作る原因になります。

目的を持たせた結果、たくさんの応援が必要だったら、応援部隊が集まるまで待ってあげましょう。

たくさんの応援パワーを集めて、心からワクワクすることにたくさん使ってあげればいいのです。

我が家が心からワクワクするものが「レジャー費」だったのです。

10万円でも今年の夏は少ないと感じています。
もっと応援部隊を呼び寄せようと思っています。

あなたがいま心からワクワクすることって何ですか?

好きな本や映画、音楽やおいしいもの。
好きな小物やダンスやヨガやランチ。

お金は「心から好きだと思えること」に使うことが大切です。

そうすることで、お金の中の血液循環がよくなり「生き金」に変わります。

お金も自分もイキイキと健康的になってこそ、幸せだと思える人生になるのです。

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