訳あり事故物件を見分ける4つの方法。こんな家が販売されていたら気をつけよう

マンションと水晶玉

中古マンションを探していると、チラシや物件情報サイトの備考欄や特記事項に「告知事項あり」などと書かれているのを見たことないでしょうか?

自殺や殺人、火事や孤独死など、購入の判断を躊躇するような物件、いわゆる「心理的瑕疵物件」のことです。

通称では、訳あり物件、事故物件と呼ばれている物件のことですね。

不動産関連の法令にも明確な基準がないため告知義務がなく、知らずに契約していることもあります。私も過去に背筋が凍るような物件を契約しそうになったことも。

ババ物件を掴まないために、事故物件を見分ける4つの方法をご紹介したいと思います。

1.価格が安すぎる場合は疑ってみる

賃貸物件

駅チカ、築年数、間取りなどの条件がよいにもかかわらず、価格が相場よりも明らかに安い場合は、心理的瑕疵物件の可能性があります。

通常の相場より2割、なかには半額程度になっている物件まであります。

相場よりも安いから早く買わないと!と思って購入し、いざ入居してみたら同じ階で1年前に殺人事件があったということも..。

あまりにも安すぎる場合は、「もしや、事故物件では?」と疑った方が賢明でしょう。

2.不動産会社の担当者に聞いてみる

心理的瑕疵物件は、不動産会社に告知義務があり、告知しない場合は「重要事項説明義務違反」として罰せられます。

不動産会社の担当者に告知事項ありの有無にかかわらず、「この部屋や他の部屋で、過去に事件や事故などありませんでしたか?」と必ず確かめてみましょう。

ただし、事件があった部屋と上下左右の部屋だけとか告知義務がないとか、自殺や殺人から1年が経過したら告知義務がなくなるなど、不動産会社によって基準が曖昧なのも確かです。

事故物件に誰かが1度でも入居すれば、その後の告知義務はないなどしているところもあります。

しかし、何も聞かずに買うのは、後からリスクが高すぎます。

「こんなこと質問しても大丈夫かな?」と思っても、遠慮せずに聞くことが大切です。

売るに売れず、値下がりして多額のお金を損することになりますので、必ず聞くようにしてみましょう。

3.近くの住民に聞き込みをしてみる

玄関のチャイムを押すところ

告知義務の決まりがまちまちであるため、不動産会社に聞いても、本当のことを教えてくれないかもしれません。

そんなときは、マンションの受付にいる管理人さんや売り主さんに聞き込みをしてみましょう。

マンション内は私有地ですので勝手に入ってはいけませんが、管理人さんに「このマンションを買おうと思っているのですが」と言えば、たいていのことは教えていただけます。

不動産会社の担当は、都合悪いことは絶対に教えてくれません。

私の場合賃貸物件でしたが、実際に思い切って住民の方に聞いてみたところ、以前火事で死亡事故があったことがわかったぐらいですから・・。

激安の訳あり賃貸物件を実際に契約寸前までした話。告知義務の有無に気をつけよ

一戸建ての場合、購入したい物件の周辺住民の方思い切って訪ねてみるようにしましょう。

4.事故物件の専門サイトで調べてみる

大島てるるの事故物件のサイト

参照:大島てる「事故物件公示サイト」

心理的瑕疵物件を専門に扱う新しい不動産会社も出てきていますが、まだまだ少数なのが現実です。

もっともおすすめの方法が、事故物件を専門で扱っているサイトで調べてみることです。

有名なのが、株式会社大島てるが運営する「事故物件公示サイト」。日本地図上の任意の地域をクリックすると、自殺や殺人、火事、孤独死などの心理的瑕疵物件の情報を見ることができます。

マンション名や部屋番号まで明確にわかるものもありますので、自分が購入したいマンションで検索してみましょう。ここで事故物件でわかるだけで、購入の決め手の判断になりますし、不動産の担当者の信用度も同時にわかるかもしれません。

事故物件は競売にかけられていることも多く、個人でも格安で住宅が購入できるため人気がありますが、なかには訳ありなどの物件もありますので、慎重に選ぶ必要があります。

格安物件でやたら営業担当が押してくるような物件は注意

暗闇のマンション

他の周辺の物件よりも安い物件を発見し、営業担当に「こんなに安い物件はほかにないですよ?」なんて言われたときには、早く買わないと損してしまう気持ちになってしまいます。

しかし、そういう格安物件をやたら営業担当が押してくるような物件は、決して掘り出し物件というわけではなく、「いわくつきの物件ではないか?」と疑ったほうが賢明です。

親切に教えてくれる不動産会社ももちろんたくさんありますが、自分たちにとって不利益となるような情報は決して出してきません。

大きな決断が強いられる、一点ものの中古マンション購入。「ババつかみ」にならないために、自分の足を使って調べることがとても大切です。

掘り出し物件を見つけた!と思ったときこそ落ち着いて「本当にこのマンションでいいのか」「もっとよく調べたほうがいいのでは?」と、ひと呼吸置いてから考えるようにしてみてくださいね。

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