仕事のストレスでしんどい症状が出た時の対処法。モードを切り替えて食事内容にこだわりカラダを動かそう

「こんな会社、もう辞めてやる!」
日々仕事が忙しすぎて、会社を辞めたくなるほどヘトヘトに疲れ切っていませんか?
仕事モードからなかなか頭も体も切り替えることができないと、ずーっと仕事をしているようで、心の中からつぶれていってしまいます。
仕事のストレスを抱えたまま限界まで頑張ってつぶれてしまう人は、自らつぶれる働き方を選んでいる人
私も20代の頃に仕事漬けの日々で休みなく働いていたら、心がズダズダにつぶれてしまい、逃げるかのように仕事を辞めてしまったことがあります。
人はストレスをかなり溜め込んで限界に近づかないと、心の悲鳴サインに気づかないと実感しました。
あなたも、今、とってもしんどいですよね?
しんどくてどうしようもない時に、仕事モードからリラックスモードに切り替える具体的な方法を、ここでご紹介したいと思います。
ストレスを感じたら、息を吐くことに意識を集中させてみる
上司の発言がムカツく!
変なメールが来てイラ!
仕事中にイライライして、思わずカッとしたくなることがたくさんありますよね。
私なんて男性の後輩に、「あなたと一緒に仕事したくない。」ってハッキリと言われて、ムカムカ〜ッてしてケンカになったことがあります(汗)
そんな時は不安、緊張、怒りや恐怖を感じる時にでる「交感神経」という自律神経が大興奮しています。
リラックスするとでてくるのが「副交感神経」です。ストレスが押さえられてくると、癒やされる神経になっていくんですね。
イライラした「交感神経」のままでいると、カッカした気持ちのまま相手に攻撃的な態度や発言をしてしまいがちです。
後で社内の人間関係に思いっきり響きます・・。「MIKIさんは協調性がない」と判定をくらって、この反撃のせいで何度か昇給を見送ったことも(泣)
立場も心も追いつめられた状態にならないために、大切なこと、それは、
息をスーッと吐くのです。
両手の指先に血液を送り込むように、ゆっくりとお腹で呼吸するのです。
スーハーッて息を吐いて、肩の力を意識してストンと抜くことで、息を吐き出しやすくなります。息を吐くことに意識を向けて、副交感神経を優位にするのです。
ムキになってストレスと立ち向かおうとすると、余計に事態を悪化させてしまいます。
仕事中心の「タテモード」だと、どうしても攻撃的になってしまいます。職場であまりにもイライラしてしまったら、1度席を立って違う場所に行ってみるといいです。
私はトイレに行ったり、コンビニやカフェに逃亡して気持ちを切り替えていました。
仕事中にストレスを感じてしまったら、仕事中でもリラックスできる「ヨコモード」に柔軟にシフトできるようにしておくことが大切なのです。
幸せホルモンいっぱいの食事内容にこだわってみた
20代半ばの私の食事内容は、乱れに乱れまくっていました。
お昼はコンビニでおにぎりとサンドイッチだけ、深夜遅くまで居酒屋でビールジョッキ片手に揚げ物三昧・・。
これじゃあ、心も体もおかしくなって当たり前です。
ブクブクとお腹周りが太りまくって脂肪をためこんでしまい、働いているのにお金はまったく貯まっていきませんでした。
「こんな生活じゃ、私、早死しちゃう。」
30代で子供が生まれてから食に対する意識がガラリと変わり、すさんでいる心を元気にするために食生活の改善を試みました。
メンタルを改善できるような食物の研究をしてみたところ、脳内の神経伝達物質である「セロトニン」の原料になるような食べ物があることがわかったのです。
セロトニンとは、別名「幸せホルモン」です。
セロトニンが増えると落ち着いた気分になりますが、減ると元気がでない、疲れやすい、暗い気分になる、イライラするなどの症状がでます。
ここで私が元気が出ない時に作っている、幸せホルモンいっぱいのメニューをご紹介したいと思います。
料理で気分転換!幸せホルモンいっぱいの料理はこちら
「幸せホルモン」であるセロトニンがいっぱい出てくる食材と言われている食材は、結構たくさんあります。
セロトニンはアミノ酸の一種である「トリプトファン」という物質から作られていますが、これは体内で作ることができません。
トリプトファンは納豆や豆腐などの大豆製品、牛乳やチーズなどの乳製品、ピーナッツやクルミなどのナッツ類、バナナや卵などに多く含まれています。
セロトニンを作るためにはトリプトファン以外にも、ビタミンB6や炭水化物が必要です。ビタミンB6は玄米や小麦胚芽、炭水化物はお米やイモ類などです。
私は色々と料理を作るのがめんどくさいため、ジャガイモと味噌というセロトニン生成にぴったりな組み合わせで味噌汁をよく作ったりします。
ジャガイモだけではなく、冷蔵庫に残っているきのこや野菜や油揚げなど入れてしまえば、これ1品だけで幸せホルモンいっぱいに!
かつおもそのまま食べてもいいですが、青ネギをのせてビタミンB6が含まれているにんにくや生姜と一緒に食べてもおいしいですよね。
チーズなどの乳製品は、野菜やアーモンド、小麦胚芽が入っているクラッカーと一緒に食べると、十分なセロトニンを摂取することができます。
料理がめんどくさかったら、すべてを兼ね備えているバナナをヨーグルトに入れて食べるだけでもだいぶ違うことでしょう。
これらが実際に効果があるかどうかは個人差がありますので、一概に言うことはできませんが、意識して取ることでだいぶ心も体も変わっていきます。
何が変わるって、料理をするために台所に立つだけで気分転換になるのです。
包丁を握って、作る工程を考えながら料理に集中することは、極めてアナログな作業です。スマホやPCから離れることで、頭をスッキリさせることもできます。
仕事でつぶれそうになってしまったら、ぜひ自分で料理を作ってみることをおすすめしたいと思います。
セロトニンは太陽の光で活性化させることができる
セロトニンは、太陽の光でも活性化させることができます。
「あぁ、朝か、起きるのがしんどい。会社に行きたくない・・。」
カーテンで真っ暗になってウツウツとしていたら、真っ先にカーテンを開けて太陽の光を取り入れてみましょう。
少しでもカラダを動かすことで、気分転換にもなりますよね。
私もメンタルがやられることが時々ありますので、そんな時は迷わず歩いてみることにしています。意外と新鮮な気分になれるから不思議です。
通勤時に大変だったら、退勤時に違う駅に行って駅前を散策してみる。
「こんな所に、緑いっぱい溢れる公園があったんだ。」
心がワクワクするような、意外な発見ができたりします。
急に気分転換をしようと思うと余計にしんどくなってしまったりしますので、自分でできることから、こういった習慣を少しずつ取り入れてみて下さいね。
仕事がしんどい時は無理しない。休むことも仕事の1つ
オンとオフを切り替えて、イライラした時のリラックス方法、食事やカラダを動かす方法など、仕事がしんどい時の対処法は結構あります。
でも、心が折れそうになった時、つぶれそうになってしまった時は、とにかく心とカラダを休ませてあげることが1番大切です。
「仕事を休んだら、周りに迷惑かけるんじゃ・・。」
そんな風にマジメに考えてしまう人が、タテモード人間の特徴です。
休みづらい職場環境であるかもしれませんが、休まなくても大切なことは「何もしない時間」を少しでも作ることです。
スマホを見ない。
テレビを見ない。
SNSは見ない。
やけ酒しない。
帰ったらゆったりと半身浴をして、すぐに寝てしまう。
睡眠ほど、しんどい心を癒やしてくれる「最良のくすり」はありません。
ただ、「ぐっすり寝なくちゃ!」とがんじがらめにすると余計に寝られませんので、とにかくリラックスしてヨコになっているだけでも効果があるかと思います。
心とカラダを休ませてあげることで、エネルギーが回復してきます。
休むことも、仕事の能力の1つです。
仕事なんてお互いさまです。
日々頑張りすぎてしんどくなっているときこそ、責任感を持って休むようにしていれば、周りにもその気持ちが伝わって理解してくれます。
自分の心とカラダを大切に、いつも追われているあなたを十分にいたわってあげてくださいね。
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