2014年12月16日 

お金が貯まる家計は支出より収入の方が多ければ破綻しない。「数値」で考える習慣をつけよう

「どれぐらいお金を使ったら、豊かな生活が送れるかなぁ・・・?」

お金の使い方って、とってもむずかしいですよね。

どれぐらいお金を稼いで、どれぐらいお金を使えば幸せになれるかなど、私はいつも人生の幸せ度について考えてしまいます。

でも、どれだけ幸せかどれだけ豊かなのかは、人によって考え方も価値観もバラバラです。

自分が幸せだと思えば幸せですし、自分の生活は豊かだと思えば豊かな生活です。

でも、幸せだとか豊かだとか、すごいあいまいな表現ではないですか?

お金を使う時に、一体どうすればお金が本当に貯まる家計に変えていくことができるのでしょうか?

浪費家だった時の私は、曖昧な思考の塊だった

子供がいない間の共働きDINKS時代は、お昼も夜も晩ご飯なんて作らずに外食三昧でした。

何にも考えずに使っていましたので、当然食費なんてすごい額になっていました。

私、かなりのカーマニアなのです。

自慢したいがために買った車にはなぜか社外ホイールとかマフラーとかエアロまでつけて、必要もないのに無駄なオプションをつけまくっていました。

お金を使ったという自覚はありましたが、使ったという事実だけで、その先の事はまったく考えていなかったのです。

あいまいな思考で入ったお金を、ただ使っていただけでした。

20代の車選びは間違いだらけで失敗と後悔の連続。我が家の10回買い換えた車の購入履歴

生活の中であいまいな表現を排除して数値化してみる

DINKS時代は自分のお金の使い方に言い訳をして正当化していたために、まったくと言っていいほどお金が貯まりませんでした。

「自分が幸せな使い方が出来たんだから、これでいいじゃん。」

では、何をもって幸せと思ったか、何となくそう感じたからそう考えていました。

だからなんとなくお金を使うクセが出来ていて、言い訳し続けていった結果、いつの間にか浪費家に転身してしまっていたのです。

「食事に今日は1,500円使った。幸せでお腹いっぱい!」

「キレイな洋服に2万円かかったけれど、着るのが楽しみだ。」

「300万円かかったけれど、自分好みの車になった。何だかお金持ちになった気分。」

生活している中で曖昧な表現を排除してお金を数値化していかないと、どんどんお金はなくなってしまうのです。

お金を使う時に、必ず「数字」で考えることが大切

お金にはきちんとした「数字」「単位」があります。

あいまいな表現をやめて、数値で具体化して考えると、びっくりするほど思考が変わってきます。

「今日残業が必要なため、1,000円の外食をした。」

「でも、外食のおかげで仕事を続けることができて、今日は1日1万円稼げた。」

「1万円稼いだけれど、1,000円使ったから純利益は9,000円だね。」

このようにただ食べただけでお腹いっぱいなんていう思考を持っているよりは、数値化した方が断然やる気がアップしませんか?

「5,000円の資格の為の本代は、とても高いなぁ・・。」

「資格が取れれば、毎月2,500円の資格手当がつく。2ヶ月で元が取れることになる。」

「それ以上に信頼もアップして、将来ベースアップができるかも!」

漠然と買う時の値段だけに気を取られていたら、「高い!」とか言って買っていませんね。

大切なことは、将来どれぐらい「数値」が増えるのか考えるのです。もっと日常の生活に落としてわかりやすくすると、色んな発見が出てきます。

「この牛肉1,500円もして高いけれど、牛肉が大好きなパパのために買ったら、仕事力が向上して稼ぎ力がアップするかも。」

お金を使う時に高いからダメだーってばかり言っていると、将来の大事な収入を得られるチャンスを逃すことになります。

私も好きな車を買えて幸せだなんて考えで終わらすことなく、数値に変える発想をもっとしておいた方がよかったと後悔しています。

「ホイールやエアロをつけて20万円。その20万円を使って収入が得られるか?」

何も得ることができません。
完全に自己満足ですね・・。

支出より収入の方が多ければ、家計は破綻しない

お金が貯まる法則として、色んなテクニックがあるかと思いますが、はっきり言ってテクニックだけでお金を貯めるのはむずかしいです。

家計簿はどれがいいのか?
口座管理はどう仕分けする?
節約術はどれをしたらいいの?

色んなことを実践する必要がありますが、お金が貯まる基本の法則はたった1つしかありません。

入ったお金より、使うお金を少なくすること。

たった、これだけです。これだけ頭に入れておけばいいです。

そのためには、日々の行動のあいまいさを排除することです。お金を数値化して「見える」ようにしておくことが大切です。

お金が貯まるために、運とか偶然とか心が清く美しくある必要はありません。

お金を考えることは、いやらしいなんて言っている場合ではありません。

こんなに生活に密着しているのに、お金の話はしないほうが・・・って、言ってる場合じゃないのです。お金の事を考えないから、お金が貯まっていかないのです。

入ったお金を使う時に、入った額以上にお金を使わないように、頭の中で数値に変換することが大切です。

数値に変えるのがむずかしい場合は、数値じゃなくても良いのです。

「甘いケーキを300円使って、心が潤った。ストレスがなくなった。」

「ストレスなくなったから、明日からもっと多く稼いでこよう!」

「この教材を買うことで子供がやる気アップするかな?そしたら、高い塾代を払わなくて済むかな?」

入ったお金より、出て行くお金を少なくしていくのです。完全には無理だから、少なくしていく工夫をするのです。

日々の習慣が、定着した思考に変わっていきます。

これを実践していけば、家計は破綻しません。どんどんお金が貯まっていくようになります。

支出を減らすのはとってもむずかしいから発想を変えてみる

「支出を減らせば、お金が貯まるのはわかるけれど・・。」

わかっているのに減らせない気持ち、ものすごいよくわかります。

誰だって収入より支出を減らすことができたら、お金がないなんて悩んでいません。

だから、発想を変えてみるのです。

支出を抑えるのがむずかしいなら、収入を増やしていくしかありません。

私は今、こちらの発想になりつつあります。

支出を減らすことは、とっても大切です。しかし、節約にも限界がありますから、働いてお金を得ること、支出を減らすストレスがなくなっていきます。

実はこのブログへ、とってもグローバルなコメントもいただきました。

アメリカでは、節約の発想はありません。いかに収入を増やすかを常に考えています。

日本人は節約ばかり考えていないで、もっと支出より収入アップを目指すべきです。

ブログをしていると、ほんといいことはたくさんあります。タメになる情報、はるばるとありがとうございます。

私も少しずつ思考を変えていきました。まだまだ浪費してしまうこともありますが、今はそれ以上に「稼ぐ」ことが大切なのです。

一緒に貯まる思考を強化して、貯まる家計を頑張っていきましょう。

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