自分と同じような家族構成の家計簿と比べることで、我が家の価値観がわかり貯められる

給料日まであと2日と迫っていて、財布が外の気温と同じぐらいブルブルと寒いです。
よく主婦向けの雑誌などを見ていると、
他の人の家計簿と比べないことが大事!
これが家計管理でストレスをためないコツと書いてありますが、やっぱり他の人の家計簿って、ものすごく気になりませんか?
「自分は自分。よその人の家計簿と比べないことが大事なんでしょ?」
私も人と比べないことがとっても大切であるとは持っていました。
しかし、やっぱりきちんと貯めている人は、しっかりとよその家計簿と比べているはずなのです。
平均的な支出額を把握しておこう
「我が家の食費って、やっぱり多いのかしら?」
例えば我が家の食費はだいたい5万円です。
でもこの5万円って数値は、実際は多いのでしょうか?それとも少ないのでしょうか?
自分ではまったく判断がつきません!
例えば我が家だったら共働き家族4人、小学生と未就学児2名の家計簿を参考にしてみるのです。
「ふむふむ、このぐらいの世帯は食費が6~7万円ぐらいが平均額なんだな。」
こういう平均額を見ることで、自分が使い過ぎているのか、少な過ぎるのかがわかってきます。
「なーんだ、食費5万円って全然多くないじゃん!」
他の人の家計と比べてみることで、なんかホッとしますよね。
もし同じ家族構成なのに、食費に10万円かけていたら、やっぱり使い過ぎなのですよ。
反対に家族が4人いて、食費が2万円っていうところは、ちょっと少なすぎなんじゃないかと心配してみるのです。
使い過ぎか、使い過ぎじゃないかが見えるようなって、自分の家計費目の予算設定がわかってくるはずです。
世の中の平均支出額を把握して、家計簿の予算設定を決めるって実はとても重要なことであると思います。
地域別や年収別で同じような家計簿を参考にしよう!
雑誌などを見て、食費、日用品など、費目の金額ばっかりが目につきませんか?
私も他の家の食費の少なさばかり見ていて、自分のダメっぷりに落ち込んでばかりいました。
でもよく見ると、夫婦だけとか、子供が赤ちゃん1人だけとかの構成だったり、実家からお米と野菜を頂いていますとかだったり、外食費、お昼代、おやつ代は別費目ですだったりするわけです。
家計の予算設定が、まったく違っていたりするのです。
また地域柄によっても、まったく違うはずです。
畑が豊富にある地域ですと野菜は安いですし、デパ地下の野菜はめちゃくちゃ高いですし、海や山に近い地域でも違ってくるでしょう。
だから我が家では、関東の方の家計簿の方を参考にするようにしています。
また、年収によってもかけられる予算って違ってきますから、同じぐらいの年収の方の家計簿はすごく参考になったりします。
紙や画面に穴が開くぐらい、ジーっと見ています!
しかし、あくまでも参考にするだけです。
比較して罪悪感を感じてしまっては本末転倒ですね。
「ふーん、これぐらい使えばいいのかー!」
ふーんぐらいに参考にする程度でいいと思います。
比べた後は家族間で予算の調整をしてく
同じような地域、年収、家族構成の方と比べて、予算設定をしたら、あとは自分の家との戦いです。
家族会議を開いて、なぜ我が家は他の家の支出額より多いかを話し合うのです。
もし家への予算が削れない、レジャーへの予算は多めにしたいと思うなら、それはそれでいいと思います。
家族の価値観が大切です。
我が家では食費、外食費、レジャー費は他の家の予算よりはるかに多いです。
生きる上でのお楽しみ費だからです。
家族で過ごせる幸せ費だからです。
「我が家は旅行へのお金は削れない!」
そう考えたならその家の価値観ですから、その価値観を大事にして、他の予算を削る調整をすればいいだけではないでしょうか?
他基準ではなく満足度の高い予算設定を目指す
他の家と比べて予算が多いから我が家も同じように節約する!
ではなくて、
この費目は多いけれど、我が家は減らすべきではない。
我が家流の判断基準が、とっても大事ではないかと思います。
節約で何もかも削ってしまうのではストレスだらけになってしまいますし、全部減らそうとするから家計管理がイヤになってしまうのです。
そんなイヤイヤでストレスだらけの生活なんて、あなたはしたくないですよね?
この予算だったら満足度が高いお金の使い方が出来るぞ!と、とことん見直していけばいいのではないかと思います。
入ってくるお金って、悲しいことに限りがありますから、入ってきたお金に対して優先順位をつけてあげるのですよ。
他の家の家計簿と比べて参考値を割り出すことはとっても大事ですが、なんでもかんでも予算設定をマネしないことも大切です。
自分だけの満足度が高い予算を作っていくことが、とっても重要ですね。
それが価値ある正しいお金の使い方につながり、満足度が高い幸せ貯金が出来るようになっていきます。
他の家の家計簿と比べて落ち込むこともありますが、
我が家の家計管理は負けないぞー!
ゆとり教育的な家計管理をしていては絶対貯まりませんし、ライバル意識を持って、隣に負けない精神力も必要です。
家族で和気あいあいとしながら、予算設定してみてくださいね。
家計簿へのメラメラ闘争心を一緒に燃やしながら、満足度の高い幸せ貯金を目指して頑張りましょう!
100万円の貯金がない人は、とにかく貯金が大切です!
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