保育士さんの給料の手取りが安過ぎる!保育園の園長先生が子供を命がけで守りぬく姿にジーンとしたこと

私の次女は、ちょうど2年前に今の保育園に転園をしてきました。
今のマンションに引越しをした後にちょうど1人の空きが出て、運良く入ることができたのです。
いろんな園を渡り歩いてきて、いろんな先生や園長先生に出会ってきましたが、保育園は結構入れ替わりが激しい所です。
今の園長先生も、次女の転園と同時に他の保育園から移って着任された方でした。
色んな先生と出会ってきましたが、私はこの園長先生と出会ってからとても感動したことがありました。
保育園の外遊びの対応で保護者から問い合わせがあった
保育園では、定期的に外遊びタイムが設けられていて、その時には複数のクラスで合同で行くようにしています。
遠足の時は、私の園では全学年が合同で一斉に行きます。
これに対して保育園の意見箱で、保護者の中から質問があったそうです。
「なぜクラス別ではなく、クラス合同で外に行くのですか?」
クラスごとに分かれて行った方が、人数も少なくなるから効率的ではないか?と言うことです。
この質問に対して保護者会の時に、園長先生は目を真剣にして私達に話してくれました。
合同クラスで行く目的は、保育士さんの目線を増やすためだった
園長先生の話によると、クラス合同で行かせる理由は、先生の目線のチェックを増やす目的があるそうです。
最近、保育園児の外出時や小学生の列に車が突っ込んだりとか、痛ましい事故がとても多いです。
保育園児の1人が外出時に泣き出したり怪我をしたりした時に、1人の保育士さんが付きっきりになってしまったりします。
そういった危険を察知した時に、合同クラスであった方が保育士さんの数が倍に増えます。
年長さんクラスになると、1クラスに1人の保育士さんしか付きません。
年長さんと言えども、まだ6歳児の子供です。
危険を察知する力は、大人より不足しています。
そういった時に、先生が増えた方がより安全に子供達を守れるからという方針でした。
なるほど、安全面を考えているとはまったく気が付きませんでした。
大震災の時の教訓を得て、先生が倒れてもいいようにしている
2011年3月11日の起きた「東日本大震災」の時の教訓も、実際に取り入れているようです。
外出時に、大規模な震災が起きたらどうするかということです。
もしその時に1人の先生が、倒壊の建物の犠牲になってしまったらどうするか。
先生が不在になってしまった園児達は、そこで取り残されてしまうことになり、子ども達だけでパニックに陥って、2次災害に巻き込まれる危険性だったあります。
そんな大規模な災害が起きても、複数の先生がいることでリスクを回避出来ます。
最近とてつもなく地震が多いですから、本当に自然災害は心配です。
大震災時にいかに子供達を守れるかを、園長先生は真剣に考えておりました。
園長先生が言ったひと言に心がジーンとしたこと
園長先生が、最後に言ったひと言です。
「私達は、大切な命をお預かりしているのです。」
朝に預かってからお迎えが来るまで、1人の大切な命を守ること、これが私達保育士の務めと言うことです。
保育士さんて、オムツ替えに食事から遊びはもちろん、色んな性格の子供と向き合ったりして、ただでさえ大変なお仕事です。
でも正直な話、大人相手のストレスフルな仕事よりは、子供達の笑顔に囲まれて楽しそうな仕事だと思っていました。
でも、そうではないのです。
子供だからこそ大変なのです。
真剣に人の命を預かり、使命感を持って働いているのです。
園長先生は、保育士歴が30年近くあるベテランさんです。
過去に何度か涙ぐむ痛ましい事故を見てきたそうです。
同じ過ちを2度と繰り返してはならない。
繰り返さないためには、改革していかなければならない。
保育園に預けていただくことは、命を預けていただくこと。
お母さんお父さん達に信頼されて、無事に笑顔のまま戻してあげること。
これをモットーに、この園でも運営をしていきたいと話されておりました。
この話を聞いて胸の奥がジーンと来て、涙がジワジワと出て来てしまったのでした。
命を預かる仕事なのに、労働対価が安すぎじゃないかと思う
子供1人を見るだけでも大変なのに、さらに多くの子供を1人で見なければなりません。
こういった外出時は、人の「命」を預かっているというとてつもなく神経を使うハードな仕事でもあります。
体力面で精神面でボロボロなはずなのに、求人広告を見ると「保育士さんの給料ってなぜ?」と思うぐらい安すぎます。
月収が手取りで14〜16万円ってどういうこと?
月収160万円の間違いなんじゃないでしょうか?
せめて看護士さん並みに給料改定出来ないのでしょうか?
同じ国家資格なのに、この給料の差は何なのでしょうか?
これでは保育士不足になる現実も非常によくわかります。
こんなハードな仕事で、この給料じゃ辞めたくなりますよ。
これだから保育士不足が解消されず、待機児童問題がいつまでも解消されないのです。
こんなに保育士さんって、真剣にハートをぶつけて命がけで働いているのですよ?
こんな過酷でメンタルスキルがいる仕事であることを、もっと多く方に知ってもらいたいです。
いつも我が子の命を真剣に守って頂いている保育士さん、感謝し尽くせないです。
本気でありがとうございます。
国は、保育士さんの対価を今すぐにでも見直して欲しいです。
労働の対価がぜんぜん見合っていませんから。
国からの運営費をもっと増やすべきです。
なかなか財政的に厳しいかもしれませんが、本気で検討し直して欲しいです。
今は1人の親として、そう真剣に願うばかりです。
保育士さんの未来像が、もっともっと明るくなりますように。
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「でも実際に働いてみたら、変な人がいたらどうしよう・・。」
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面接をしてくれるのは園長先生を初めとした「上の人」でも、実際に一緒に働くのは同僚の先生たちです。
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