結婚して出産後も働き続けたい!これからの未来、仕事を続けられる女性になるための5つのルール

「女性が活躍する時代だ!女性活躍推進法だ!」
今は女性がどんどん活躍しようとする動きが、政治の世界でも活発になってきています。
そんなに言われなくても、女性はわかっていますよ。
わかっちゃいるけれど、なかなか出来ないのです。
女性は働く上で、仕事と家庭との両立で悩むことが本当に多いです。
こんなに女性が働きづらい世の中で、どこを向いてどのように働いていったら、自分の夢が叶うのでしょうか?
女性と仕事の問題って、最近ではとっても大きなテーマです。
私も非常に関心を持っていて、同じく悩んで生きてきました。
先日私は、10年前から営業の女子活動支援に関わる一般社団法人「営業部女子課」の代表理事である太田彩子さんの公演を見てきました。
これからの未来に活躍できる女性になるために、とっても大切な5つのルールをご紹介したいと思います。
太田さん自身も子持ちでの就職にとっても苦労した
今回お話を伺った太田さんは、なんと大学時代に結婚、妊娠、出産を経験されています。
20代前半で子供を持った太田さんを雇ってくれるような場所は、まったくなかったそうです。
面接でもどんどん落とされまくって、悲壮感と劣等感の塊になり、出遅れ感と負け組感でいっぱいだった20代前半・・・。
「子持ちの私を雇ってくれる会社なんて、もうどこにもない。」
もうどこにも就職出来ないと悩んでいたときに、たまたまエントリーしたリクルートに4次面接まで残ったそうです。
ホットペッパー事業部の営業部に配属されたものの、仕事がハード過ぎて付いていくことができなかったそうです。
同じ頃に旦那さんと離婚し、シングルマザーとなった太田さんは、バリバリと働く強い決意を固めます。
「誰かのマネをしても何も上手くいかない。」
誰のマネをしても上手くいかないことに気がついた太田さんは、いつしか方向転換するようになったそうです。
小さなことでもいいから、コツコツ続けていこうと固く決意します。
「今日は5件絶対顧客周りをする!」
「覚悟を決めてやる、今度は何があっても3年は絶対に辞めない。」
継続は力なりは本当で、コツコツ続けたことが、いつしか社内のMVP賞を取るまでになったそうです。
女性の生き方として、強くたくましくキラキラ輝いている太田さんに、女性が輝いて働いていける5つのルールを教えていただきました。
育児と両立して働き続けられる女性になるための5つのルール
それではどうしたら、仕事と育児と両立して働き続けていけるようになるのでしょうか?
5つのルールを見ていきましょう。
ルール1.1年前 ➜ 現在 ➜ 1年後の自分と比較してみる
今の自分は、1年前と比較してどれぐらい満足していますか?
点数を付けるとしたら、100点満点中何点でしょうか?
その点数を付けた理由も、じっくりと考えてみてください。
大事なのは以下の3つです。
- DO(行動したこと)
- CAN(キャリア、能力、スキル得られたもの、出来たもの、etc)
- BE(今の自分)
行動した結果、キャリアや能力やスキルなどを得て、今の自分がいるのです。
過去は変えられませんが、1年後の未来(WILL)は、誰もが平等です。
今(BE)の自分をボーッと過ごしてしまったら、1年後の未来は変わりません。
「転職して自分を変えていこう。」
転職サイトを見たリ、転職イベントに参加するなど行動(Do)したことが、未来のキャリアを作っていきます。
今の自分が行動(DO)を起こして、階段を1歩ずつCANとDOを積み重ねて登っていくことが、まだ見ぬ未来に確実に近づいていけるのです。
ルール2.自分がいつも言っている口ぐせに気をつけてみる
以下の3つの部分に、同じ言葉を入れてみてください。
例えば「転職」「資格」「留学」など、これからしたいことを入れてみます。
1.私は____________ねばならない。
2.私は____________になりたい。
3.私は____________しよう。
3つの中で、どれが1番やる気が出てきましたか?
1つ目の「〜ねばならない」となると、自分を苦しめてしまってやる気が出なくなってしまいます。
「〜しよう」とか「〜したい」とか、苦しめない言い方にするとやる気が出てきませんか?
言葉って魔法のように不思議な力がありますので、口ぐせをちょっと変えてあげることで、やる気がどんどん違ってきます。
お金の面でも同じですから、ぜひ試してみてください。
貯金ができない人と1,000万円以上お金を貯められる人との違い。貯めている人が言わない3つの口グセ
ルール3.あなたの通勤時間、もったいないことしていませんか?
1日の片道何分で、往復何分、1週間、1ヶ月、1年間で合計の通勤時間を算出してみましょう。
片道1時間、1ヶ月に20日間会社に通勤するとなると、1ヶ月で2,400分、1年間で28,800分になります。
時間に直すと1年間で480時間、つまり丸ごと20日間も通勤に費やしていることになります。
360日の20日間、あなたは何に時間を費やしていますか?
スマホでLINEで絵文字ですか?
ツイッターやゲームですか?
隣の人の肩の上で、グーグー寝ていますか?
この時間って、ほんともったいないです。
時間は命と同じぐらいとっても大事です。
1日に英単語を20個覚えれば、1年間で4,800語も英単語を覚えることが出来ます。
女性は細切れ時間で動くことがこれから要求されていき、いかに限られた時間の中で成果を出すかを問われる時代がやってきます。
このようなすき間時間をいかに生産性を上げて費やすことが、これからの活躍度に違いが出てくるのです。
労働時間ではなく、生産性重視の働き方を徹底していきましょう。
生産性の高い人が、これからの時代とっても重宝されていきます。
ルール4.周囲を巻き込む
これからは1人の力ではなく、周りの力を巻き込んでいくことが大事です。
子供がいない時は、残業時間を使えば仕事は出来たかもしれません。
しかしこれからは、時間を「料理」していかに短い時間で仕事の成果を出すことが大事です。
女性は出産や子育てをするとなると、自分の時間がほとんど取れません。
私も時間の生み出し方には、とっても悩んでもがき苦しんできました。
そんな時に、周りの色んな人を巻き込むことがとっても大事です。
職場、パートナー、家族、地域、知人など、友好的な協力を得ることがとっても大事です。
周りとコミュニケーションを取り、社外にネットワークを作っておくことが、子育てをしながら働き続ける上でとても大事です。
でも今の時代、ご近所の方に子供を預けるなんてむずかしいです。
そのような時は、お金を使って病児保育など活用してみましょう。
地域の子育て支援制度を使って乗り切る方法を知っておくことが、うまく両立出来るコツなのです。
ルール5.自分を励ます言葉・イメージを持つ
人生って「山」もあれば「谷」もあります。
自分にとってイヤなことがあっても、客観的に自分を見ることが大切で、困った「谷」の時に自分を励ます言葉を持っていることが大事です。
自分の心が折れそうになった時に、あなたの「座右の銘」って何ですか?
成果を出している人は、「座右の銘」を見て自分の糧(カテ)にしているそうです。
ちなみに私自身の「座右の銘」は、
人生において重要なのは生きることであって、生きた結果ではない。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
ドイツの作家ゲーテの言葉です。
生きていれば、どんな結果であっても素晴らしい人生です。
まずは今日1日の結果を気にせず、今だけの充実を考えて生きてみることが大切です。
今を充実させて生きるからこそ、結果がついてくるような人生を私は歩んでいきたいです。
家庭崩壊を恐れて、成功を恐れてはいけない
1本の道の絵が出てきました。
車の中で1人で運転しているとき、どれぐらいのアクセルを出しますか?
男性と女性とでは、アクセルの踏み方が違ってくるそうです。
動物もいないのに誰もいないのに、こういった道をブレーキを踏みながら行く人が、女性にはとっても多いそうです。
「もし動物が出てきたらどうしよう?」
「もし人が出てきたらどうしよう?」
「もし車が故障してしまったらどうしよう?」
女性にはまだ起こっていないことを先取りして心配して、緩やかに積極性を失ってしまう傾向がある。
Facebook最高執行責任者(COO)シェリル・サンドバーグ
女性は自分が働き出したら、家庭が崩壊しないかしらと不安になってしまうことがあります。
これは心理学的に「成功回避動機」と言って、歴史的に女性は受容的な働きをしてきたために、成功を回避する欲求が強くなっているのです。
あなたは成功できるはずなのに、わざわざ回避して自分の心をブロックしているのです。
まずは成功回避を突破することが大事です。
「私はアクセル全開で進む!」
「私の前に邪魔するものはない!」
このように成功することを見て、行動すれば大丈夫と思っていれば、新しい道が切り開けるようになります。
働き続けていくために、自分の心の壁を取っ払うことが必要なのです。
女性が働き続けていくための5つのルールのセミナーを聞いて
今回のセミナーを聞いて、女性の働き方についてすごく勉強になりました。
国や自治体の制度など周りのせいにしがちですが、自分自身のマインドを変えていくことが、実はとっても大切であることがわかりました。
女性ってどうしても横並びの意識が強くて、自分だけ上に出ようしなかったり、周りに気を使いながら生きています。
でもそれだと周りと同じ人になって、ただの埋もれた人材になってしまいます。
「私は子育てしながら働き続けたいんだ!」
このように社会で成功したいという気持ちを、あなたは強く持っていますか?
私も色んな人に迷惑をかけてきましたが、それ以上に感謝の気持ちを持って仕事と育児を両立して踏ん張ってきました。
会社に子育ての制度がなかったら、自分で作っちゃったりしてきました。
周りが変わらなかったら、自分が変わることが大事です。
環境や外的な要因など色々と壁はあるかと思いますが、自分が作っている「心の壁」を取っ払うことがとっても必要です。
働き続けたいのに、出産や育児で泣く泣く働くことをやめてしまうのは、実にもったいないですよ。
人生はどちらかです。
勇気をもって挑むか、棒にふるか。ヘレン・ケラー(アメリカの教育者)
子供に本当に手がかかるのはほんの数年で、その後は長い自分のキャリア形成の時間が待っています。
自分の人生を豊かにしていくためにも、働き続けていくことを考えていきましょう。
今の自分を輝かせことが、未来の自分を輝かせていけるのです。
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