2014年10月16日 

子供のお金の教育を通じて親自身が教わる。お金のことを知るために自分でお札を作ってみた

お金の勉強って、とってもむずかしいですよね。

私もお金なんて学校では教わって育ってきていませんので、お金のことは自分で失敗しながら、試行錯誤しながら覚えてきた記憶があります。

自分自身が色々とお金のことで苦労してきたこともあり、子供自身にはできる限りお金のことでは苦労して欲しくないなと考えております。

我が家の子供の教育の中で、国語でも算数でも英語でもありません。

もっとも重視しているのが「お金の教育」です。

今までにもたくさんのお金の教育をしてきましたが、今回も子供達と一緒に、お金のことについて勉強してみることにしました。

我が家の金銭教育の歴史をふり返る

長女、次女共に2歳の時からお金に触れさせて、3歳から買い物デビューさせました。

4歳から自分の財布とカバンを持たせ、おこづかいノートに記録しています。

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今では、いくら財布に入っているかまで把握出来るようになりました。

長女のひとりでおつかいデビューは、4歳ですぐに達成です。

次女は玄関を出たかと思ったら、またすぐ帰ってきたりして、ひとりで行くまで長かったです・・。

でも買うという喜びを知ってから浪費家に転身です〜!

次女「いまね、53円しかないからアイス買えないんだ。」

次女「来月のおこづかい入ったら、またアイス買ってくるね!」

長女「すぐに使っちゃうからなくなるんだよ。ウォンツだからね、アイスは!」

なんで次女はいつもアイス、アイスなんだぁーー!

長女はニーズ(必要)、ウォンツ(浪費)の区別が出来るようになってきました。

これは外部の子供向けマネー講座で培った知識です。
若干節約の領域を超えて、ケチに到達しています(汗)。

厳しく教えすぎたかしら・・・?

実際にお金を作って、お金のことを覚える

長女6歳、次女5歳になり、先週の3連休の時のことでした。

この年子姉妹にお金について教えている最中に、長女からご質問をいただきました。

「お金って、どうやって出来るの?」

え?どうやってだっけ?

造幣局とか難しいことを教えても、伝わらないのは当然です。

習うより慣れろ!この精神?

実際に作ってみることにしました。

「いらない紙を使って、自分でお金を作ってみよう!」

一万円札、五千円札、千円札。

お札をはさみでチョキチョキと作ります。

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3~4歳までは、数字を書くだけで終わりでした。

しかし、ここから違います。

お札をじっくり眺めてお金を作っていきます。

諭吉さん、一葉さん、英世さん、モデルお願いします。

「よーく見てね。お花とかもあるでしょ?」

「ほんとだー!桜の花だーー!」

大人でもお札マジマジと眺めたことありますか?私はないですよ〜!

財布に入れる時もササッと入れて、使う時にササッと出しておしまいですからね。

どうもお札を周囲に見せてはいけないという、固定概念があるからかもしれません。

この金銭教育を通じて、自分もお金の教育を受けています。

「お金出来た?」

「出来たぁよ〜!」

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こ、これは一体・・・。

 

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お金の価値が下がるではないか・・・。

「お金はね、こうやって人間が作っているんだよ。」

「もともと木や花みたいに生えてこないんだよ。」

お金はもともと自然界には存在しないものです。人間が物と物を交換するためだけに作られたものです。

今日は人間が作ったよ、でも手作業だと大変だから、機械で作るんだよというところまで教えました。

なぜこれほどまでに、我が家は金銭教育に力を入れているのか?

我が家はなぜこれほどまでに、お金の教育に力を入れているんでしょうか。

それは親の私達が、お金に対して絶望に陥るまで苦労してきたからです。

若い頃から苦労をすることも必要ですが、同じ道を出来る限り歩んで欲しくないのです。

お金で命を落とすことがあるくらいですから、親より子供が先にお金に殺されないで欲しいのです。

お金は、物々交換のために生まれた最高の手段です。お金はまったく悪くありません。

使う人によって悪い物、良い物に変わります。

今回はお札を作る所から始めましたが、次回は、もっとさかのぼって原始人の石のお金から始めます!

きっと偽造されない特別な石に違いありません。

原始人って、一体何と交換していたんでしょうか?

親が教える金銭教育かと思いきや、親が教えられる金銭教育でもありますね・・。

実は親でも教えるのって難しいです。毎回子供に教えていてそう感じます。

今回のことを踏まえて、いつかお金の博物館に行こうと考えています。いくつか候補があるのですが、平日見学は無理ですね・・・。

東京都北区にある「お札と切手の博物館」とかは休日でも行けそうです。

お金の教育って難しいですが、こんな風に楽しくやるときっとお金を身近に感じられると思います。

子供のお金の教育への参考に、ぜひしてみて下さいね。

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