確定申告が簡単にできるソフトはどれ?徹底比較!

毎年やってくる確定申告。
誰か1年間の収支をつけてくれていないものかと、年が明けると思いますよね?
私だけですか?
そんなことを思っていても、確定申告の時期は必ずやってくるので、思い立った時に準備をしておかないと、苦しむのは自分ですね。
そこで少しでも簡単に確定申告ができるよう、おすすめの会計ソフトを紹介します。
会計ソフトはたくさんありどれを選べばいいのか悩みますが、それぞれ特徴があり違いやメリットデメリットをまとめましたので、参考にしていただけると嬉しいです。
確定申告がスムーズにできるように、自分に合う会計ソフトを選んでくださいね。
- Freee
初心者におすすめ!簿記を知らなくても家計簿感覚て入力ができ、質問形式で確定申告が完成します。 - 弥生シリーズ
22年売り上げ1位の実績あり。白色申告と青色申告で分かれており、費用を抑えたい方におすすめです。 - マネーフォワード
経理知識がある人におすすめ!家計簿アプリのマネーフォワードMEとも連携できます。
毎年確定申告が面倒くさい!そんなあなたへ
あっというまに1年が過ぎますよね。
1年前に同じように確定申告の手間を感じていたのが、数日前のようです。
マメでしっかりしている人は毎月管理をしていると思うのですが、私はめんどくさがりなので、領収書やレシートだけを残している状態。後でと思っているとあっというまに時間が過ぎています。
なんとかなりますが、いやなんとかするのですが、やっぱり重い腰を上げるのではなく、普段から使いやすい仕組みを作っておくのがいいに決まっていますよね。
と自分に言い聞かせて、確定申告のソフトを導入して簡単に確定申告ができるようにしたいと思い調べました。
今年こそ来年再来年も楽できるように、確定申告ソフトを導入しましょう。
確定申告ソフトの種類
確定申告ソフトはたくさんありますよね。
「どれを使ったらいいの?」と疑問に思いますが、
大きく分けて『クラウド型』と『インストール型』の2種類です。
- クラウド型
インストールする必要がなく、オンライン上で操作するソフトです - インストール型
パソコンにイントールをして、オフラインで操作するソフトです
インストールをするかしないかが、大きな違いですね〜。
では、どちらが使いやすいのかメリットデメリットを見ていきましょう。
クラウド型
クラウド型は、上記でお伝えしたとおりインストールする必要がなく、オンラインで操作できるメリットがたくさんあります。
ただデメリットもありますので、一緒に確認しておきましょう。
- 登録するだけで、すぐに使える
- 端末や場所を選ばず使える
- 法改正への対応もしてくれる
- 記帳の手間を減らせる
1. 登録するだけで、すぐに使える使いたい
クラウウド型のソフトに登録をすれば、すぐに使えます。
インストールする手間がないので、簡単に始められますよ。
2. 端末や場所を選ばず使える
パソコンでなくても、タブレットやスマートフォンなどからもアクセスできます。
またインターネットさえ繋がっていれば、どこでもアクセスが可能。自分1人で行っている場合、気付いた時にすぐに操作ができるのは便利ですよね。
3. 法改正への対応もしてくれる
クラウド型は常に最新のものをアップデートしてくれているので、法律が改正された場合も自分で行う手間がありません。
うっかり忘れていたという場合も安心ですね。
4. 記帳の手間を減らせる
銀行口座やクレジットカードを紐付けておけば、自動で仕分けて記帳してくれるので、自分で記帳する手間が減ります。
- ランニングコストがかかる
- 最初の設定が難しい
- インターネット回線が必要
1. ランニングコストがかかる
インストール型と違って、クラウド型のソフトを使っている間は、月額利用料金が必要です。
毎月固定費がかかります。
確定申告の時にだけ契約して使う方もいらっしゃるようですが、個人事業主として活動しているなら、会計ソフト代も必要経費として使うのが良いのかなと思います。
2. 最初の設定が難しい
使い慣れていないので、最初の使い方や初期設定が難しく感じます。
後の会計ソフトを使いやすくするための準備と思って、やりましょう。
3. インターネット回線が必要
オンラインで使えることがメリットでもありますが、デメリットにもなりますね。
インターネット回線がない環境では開くことができません。
インストール型
では次にインストール型のメリットデメリットを見ていきましょう。
- ランニングコストがかからない
- インターネット環境に左右されない
- 自由にカスタマイズができる
1. ランニングコストがかからない
費用はインストールするときにかかるだけで、クラウド型のように毎月固定費がかかるわけではありません。
ただし、バージョンアップなど再インストールをする時に費用がかかる場合もあります。
2. インターネット環境に左右されない
インターネットに接続せずに使えるので、システムのトラブルに巻き込まれたり、通信速度が遅くなったりすることがありません。
3. 自由にカスタマイズができる
インストール型は使いやすいようにカスタマイズでき、複雑な入力や処理も素早く行えます。ただ規模が大きな法人では必要ですが、個人事業主の場合はそれほど必要ではないのかなと思います。
- 法改正への対応
- 使えるパソコンが限られる
1. 法改正への対応
クラウド型は自動でアップデートされるので、法改正が行われた場合も更新されますが、インストール型は、法改正や機能が新しくなった場合も含めて自分でアップデートする必要があります。
2. 使えるパソコンが限られる
インストールしたパソコンのみで使うことができます。
自分だけで使っている場合は問題ないように思いますが、スマホから少し追記したい、確認したい時には不便を感じます。
確定申告ソフトおすすめ3
クラウド型とインストール型、それぞれメリットもデメリットもありますが、自分で確定申告を行う場合は、管理が簡単で手間がかからないクラウド型がおすすめです。
クラウドが型の中でもおすすめの3つを紹介いたします。
freee
2013年にできてから100万社を突破しており、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
簿記の知識がなくても使えるように、直感的に作成できるようになっているソフトです。
初めてでどれにしようか迷っている方は、freeeがおすすめですよ。
【特徴】
- 家計簿感覚で収支の入力ができる
- 質問に答えるだけで簡単に確定申告書類を作成できる
- 電子申告にWindowsもMacも対応している
- アプリでレシート画像を自動で入力できる
質問形式で確定申告書類を作成できるのは、日本ではfreeeだけです!
質問に答えるだけなので、難しく考える必要がありません。
また専門知識がなくても感覚的に入力できるのは、初心者には安心のシステムです。
3つのプランから選べます。
どのプランも最大30日間無料でお試し可能!
スターター 必要最低限の機能を利用し 確定申告を済ませたい方 |
スタンダード 日々の経理の効率化から 確定申告までを一括で済ませたい方 |
プレミアム 確定申告に関する不安について トータルでサポートを受けたい方 |
|
年払い | 1,078円/月 12,936円/年 |
2,178円/月 26,136円/年 |
3,648円/月 43,780円/月 |
月払い | 1,298円/月 | 2,618円/月 | – |
メール・チャットサポート | 〇 | ◎(優先対応) | ◎(優先対応) |
電話サポート | × | × | ◎ |
*全て税込価格です
弥生シリーズ
弥生シリーズのクラウド型は『白色申告オンライン』と『青色申告オンライン』があり、22年連続売り上げ実績が1位の個人事業主向けのソフトです。
これまでWindowsだけでしたが、令和3年分よりMacも使用できるようになるとのこと。22年1月末より提供予定です。
参照:https://www.yayoi-kk.co.jp/news/20211216.html
【特徴】
- 充実したサポート体制がある
- プランが細分化されている
- 1年間お試し無料や半額で使える
白色申告と青色申告で、プランの内容が異なり金額も違います。
自分に合ったものを選ぶことで、金額が抑えられるのも嬉しいですね。また1年間の無料や半額プランも、初めてで使うときには嬉しいサービス。
青色申告ではなく、白色申告と決めている方は、弥生のフリーがずっと無料で使えますね。
白色申告も青色申告も3つのプランから選べます。
白色申告オンラインの3つのプラン
フリー 全ての機能が使える |
ベーシック 全ての機能が使え操作質問もできる |
トータル 全ての機能が使えて操作質問と業務相談ができる |
|
1年目お試し キャンペーン |
なし | 4,400円 | 7,700円 |
次年度の年払い | ずっと無料 | 8,800円 | 15,400円 |
電話・メール・チャットサポート | × | 〇 | 〇 |
*全て税込価格です
青色申告オンラインの3つのプラン
セルフ 全ての機能が使える |
ベーシック 全ての機能が使え操作質問もできる |
トータル 全ての機能が使えて操作質問と業務相談ができる |
|
1年目お試し キャンペーン |
無料 | 6,600円 | 11,000円 |
次年度の年払い | 8,800円 | 13,200円 | 22,000円 |
電話・メール・チャットサポート | × | 〇 | 〇 |
*全て税込価格です
参考:白色申告と青色申告の違い
白色申告 | 青色申告 |
税金の特別控除なし | 税金の特別控除あり |
赤字3年繰り越しなし | 赤字3年繰り越しあり |
単式簿記で記帳 | 複式簿記で記帳 |
*ただし青色申告を受ける場合は事前申請が必要
マネーフォワード
マネーフォワードクラウド確定申告は、freeeや弥生シリーズと同じように、銀行口座やクレジットと連携させたり、申告に必要な書類の作成もできます。
ただマネーフォワードは、簿記の知識がないと難しく感じるようです。
簿記3級程度の知識がある方には、おすすめのソフトになります。
【特徴】
- スマホで確定申告できる
- マネーフォワードMEと連携できる
家計簿アプリのマネーフォワードMEを使用されている方は、連携できるので新しく情報を入力することなく使えます。
スマホで確定申告の作成も提出もできるのです。
マネーフォワードの3つのプランから選べます。
パーソナルミニ 副業などで確定申告する必要のある方 |
パーソナル 自営業・個人事業主として確定申告をする必要のある方 |
パーソナルプラス 確定申告操作が不安で電話サポートを受けたい方 |
|
年払い | 880円/月 10,560円/年 |
1,078円/月 12,936円/月 |
3,278円/月 39,336円/月 |
月払い | 1,078円/月 | 1,408円/月 | – |
*全て税込価格です
まとめ
確定申告のソフトはたくさんありますが、簡単に確定申告をしたい方には、クラウド型の下記の3つがおすすめです。
- Freee
初心者におすすめ!簿記を知らなくても家計簿感覚て入力ができ、質問形式で確定申告が完成します。 - 弥生シリーズ
22年売り上げ1位の実績あり。白色申告と青色申告で分かれており、費用を抑えたい方におすすめです。 - マネーフォワード
経理知識がある人におすすめ!家計簿アプリのマネーフォワードMEとも連携できます。
どれにしようか迷っているうちに時間は過ぎてしまうので、初めての確定申告は3つから選べば間違いないでしょう。
どれもお試し期間があるので、合わないと思ったら違うものも試してみるのもいいですね。
個人事業主のクラウド会計ソフト比較。freee、やよい、マネーフォワードクラウドを超初心者が比べて使ってみた感想
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