2014年9月13日 

共働き夫婦で貯金ができる人は、夫婦2人で家計のダブルチェックが出来る人がお金を貯められる

「自分で稼いだお金は自分のものよ。何に使おうと勝手じゃない!」

あなたは、自分の収入や貯金額をパートナーには教えていませんか?
共働きでいると、よく財布が2つあるから貯まらないと言われています。

共働きは貯まらないって言われると、なんか言われっぱなしだと悔しくないですか?

お金が貯まるように改善したくなるのが、人の心理というものです。

どうしたら共働き夫婦は、貯められるようになるのでしょうか?

夫婦で家計を別会計にしている割合はどれぐらい?

会社でも従業員には、会社の社運に関わるような大事な数値までは話してくれないところが、実はほとんどではないでしょうか?

毎月の売上とか達成度はわかりますが、経営陣にしか話せないような数値があるはずです。

一般の社員には、見られたら困るという数字があるのです。
これは家庭においても、まったく同じことが言えます。

「貯金額なんて、夫に知られたくないわー!」

「私が着る洋服代や化粧品代。いくら使おうと勝手じゃないの!」

自分の都合のよい数字だけは、自分の収入がある働いているもの同士でも、知られたくないこともあります。

「家賃や光熱費、生活に必要な資金だけは出すから、あとは自由に使っていいわよね。」

このように決められた生活費は出し合って、その他は別会計という夫婦は、お互いの貯金額や収入さえ知らないという夫婦がほとんどだそうです。

去年の情報ですが、夫婦別会計という割合が51%と、ほぼ半数が別会計であるというデータがあります。

別々に稼いだお金でも、一緒の資産という認識を持つ

お互い稼いだお金でも、結婚して一緒の家計(会社)であれば、同じ貯蓄額(資本)になりますよね。

別々の財布である限り、家の中に会社が2つ存在して、2人経営者がいるような状態です。

でも、いざ家や車などの大きな買い物をしようとする時は、パートナーに相談ぐらいはしますよね?

「あなたの貯金額いくらあるのよ?」

「ええと、50万円ぐらいかな?」

「え、え?50万円しか貯まっていないの?」

500万円ぐらい貯まっていると思ったら、考えていた額より全然貯まっていなかったと知ったらかなりショックです。

日々しっかり管理していると思っていたら、こういう時に買いたいものが買えないという悲惨なことになりかねなくなってしまうのです。

一緒の財布でも我が家がお金が貯まらなかった理由とは

私はここで、一緒の財布にするべきだという結論を言いたかったわけではございません。

別々の財布でも、しっかりと家計管理されている方が多くいらっしゃるのも事実ですし、お互いが家計管理能力の高いモノ同士だったら何も問題ありません。

しかし、一緒の財布にすることが会社経営と一緒で、やはり健全な姿であると思っています。

ただ、残念なことに、財布が一緒でも貯金が出来ていない人がたくさんいるのが現実です。

え?我が家?

そうそう、このパターンです。

我が家も財布が一緒だったのに、貯金がまったくできない夫婦でした。

結婚当初から包み隠さず一緒にして、財布は1つにして家計管理を実行しました。

貯金10万円しかなかった時は、結婚式も当然挙げていませんでしたし、段ボールで作ったテーブルで食べるような生活を送っていました。

「共働きを続けていれば、自然と貯まっていくでしょう。」

そう思っていたDINKS時代でしたが、それでもやっぱりお金は貯まりませんでした。

「それはあんたが猪突猛進に買うからよ!」

はい、ここは反省点ですが、一体何が足りなかったかというと私だけが家計管理を行っていたからです。

ひとりで予算を決めて、ひとりで勝手に家計簿をつけていました。
ひとりで勝手に反省して、ひとりでため息をついていました。

ひとりで貯金予定表とにらめっこだけをしていました。

シングルチェック状態だったから、貯まらなかったのです。

貯まらないわ!と吠えても、家庭内に響かないと、まったく意味がないわけなのです。

夫婦ダブルチェックで支出ルールを決めることが大事

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私の家計簿は、実は結構中身はグッチャグチャです。
やっぱり家計簿をつけっぱなしにしているのですね。

この前は月40万円かかるわー!って、我が家の平均的な家計簿記事を書いたら、日々の支出がカードと現金払いでグチャグチャになった家計簿の見える化が出来てスッキリとしました。

自分が1番家計簿を見えるようにして、とっても参考になったのです。

こうやってきちんと夫と家計を見える化して、メタボな費目を話し合ってメスを入れていけばいいんだとわかりました。

「もう我が家のiPad2古いから、新しいのに買い換えようよ?」

通信機器乞食の夫が買い換えたいと言っても、一緒にルールを決めていなかったから、もう根負けして買っていたと思います。

でも今では、3万円以上の高額商品の時は2人で1週間悩んで話し合って、どうしても必要なら買うというルールを決めました。

「やっぱり、まだ使えるから必要ないよね。」

と結論を出して、買わなくなったらダブルチェックの効果テキメンです。

こうやって言うとパートナーに反対されると思うから、支出の抑止力が働くのでしょう。

お互いの会話時間も増えるし、夫婦仲も深まります。

夫婦の円満力を高めるためにも必要なのが、ダブルチェックです。

これからも我が家では支出ルールを守り、ダブルチェック術でぐんぐん家計の最適な費目の見直しをしていきたいと考えています。

共働きでもそうじゃなくても、きっと効果を発揮してお金を貯められる人になります。

あなたもぜひ、今日から実践してみてくださいね!

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