給料が安いからモチベーションが上がらず転職したい!キャリアアップより優先したいこと

「毎日仕事を頑張っているのに、全然給料が上がらない。」

何だか毎日仕事をやらされているような感じがして、毎日がつらい。

頑張っても頑張っても、次の人事評価でぜんぜん給料を上げてくれない。

こんな状態になってしまったら、ストレスがたまって仕事に身が入らなくなるのは当たり前のことですよね。

私も会社員の10年間は、給料が17万円固定でまったく上がりませんでしたので、上がらないつらい気持ちがすごくよくわかります。

「転職したら給料が上がって、つらい気持ちがなくなるかな?」

お金のためにも転職しようかどうか悩んでしまった時に、一体どうしていけばいいのでしょうか?

転職をしたほうがいいのか悩む方からいただいた相談がこちら

今回私のサイトに偶然お越しいただいた方から、以下のご相談をいただきました。(一部の内容を抜粋)

今回ご相談させて頂きたい事があり、メールさせて頂きました。

今の職場を新卒から勤めているのですが、今時ありえない位有給の取得しやすさや土日休み、仕事が楽、残業がまったく無し等他人から見たら非常にぬるま湯みたいな職場です。

でも6年程勤務していますが、一向に給与が上がらないので転職しようと考えているのですが、今みたいな職場で勤務していると一般的な会社でやっていけるか非常に不安です。

一度上司に給与面等を上げてもらえるかそことなく相談してみたのですが、今のスキルでは無理みたいでした。

ならスキルをあげようと外部で講習を受けてみたのですが、なかなか評価されず(役に立つかどうかわからない)給与は上がりそうもありません。

年齢も31歳になるので選択の幅も狭くなってきており、これからどうしたいのか?本当に転職すべきなのか?

自分でもよくわからないので、アドバイスをいただけますでしょうか?

よろしくお願いします。

まずはじめに、私のサイトにお越しいただきまして、そしてご相談をいただきましてありがとうございます。

とっても恵まれている会社だけれど、給料が一向に上がらないことでキャリアアップのために転職しようかどうか悩んでいらっしゃるのですよね。

果たして転職をすれば、給料が上がってキャリアアップをすることができるのでしょか?

私自身が給料が上がらないことで、転職を繰り返してきた

仕事ってどんなに新しい仕事でも、2年も同じ仕事をしていればイヤでも覚えて飽きてきちゃうじゃないですか。

私なんてずっと手作業で電卓叩いてデータ集計をやらされて、たった1週間で泡吹いてイヤになってしまったこともあります。

仕事のテクニックも覚えてしまってできるはずの人間なのに、まったく給料が増えていかないことに不満爆発です。

その度にこんな誰でもできるような仕事なんてやってられないわ!って調子に乗って、転職を何度も繰り返してきました。

でも私が様々な仕事をしてきて、1つだけ大事なことを学んできたのです。

仕事をしていく上で、もっとも大事で優先すべきこと

こうやって私は、新卒時から派遣社員、日雇いバイト、ブラック企業のIT系の2重派遣、契約社員、正社員、フリーランスと、色んな雇用形態で働いてきました。

でも様々な仕事を経験してきた中で、これは1番大事にして欲しいと思っていることがあります。

それは「人間関係」です。

特に若い時ほど上司や部下との人間関係をおざなりにして、「職場の人間関係なんてほどほどでいい。キャリアアップが大事。」と考えてしまいがちです。

しかし、実際に仕事で成功してキャリアアップを果たした人の周りには、たくさんの上司や部下がいることがわかりました。

つながりは、社内だけではありません。

多くの取引先や自分で獲得してきた顧客など、社外にも大きなつながりを持っている人がキャリアアップをしているのです。

それらの人間関係は、会社という「土壌」を借りて、長い時間をかけて芽から大きな「ひまわり」に大事に温かく育ててきたものです。

その「ひまわり」が咲いたのも、色んな栄養素が詰まっている人達がいたおかげで、太陽を目がけて咲くような「花」に育っていったのです。

キャリアアップできる人が、大事にしていること

どうして上司が給料を上げてくれないのかを、今度は違う視点から考えてみることも大事です。

もし会社を経営する側からの観点から考えてみたら、あなたの人事考課を考える時はどういう風に考えるでしょうか?

仕事のテクニックを持っているけれど、周りと協調性を持たずに壁を作って仕事をする人。

周りとコミュニケーションが取れて、社内外でとっても良好な人間関係がある人。

確かに仕事がある程度できて実力が付いていることも大事ですが、信頼を置くとしたら後者の人間関係力がある人ではないでしょうか?

会社は人間でできてきます。

色んな人を見てきた中で、やはり新しく入ってきた社員の人でも職場の方とうまく付き合えない人はすぐに辞めていってしまうことが多かったです。

すごい大学を出て仕事のテクニックもあって、誰よりも上に行きたいハングリー精神を持っていても、人間関係を築こうとしない人は結局は長く続きません。

反対にいい人間関係を長く構築できる人は、上司や取引先から信頼を寄せられますし、部下にも同期にも慕われる人になります。

毎日の積み重ねから「会社に必要な人」と評価をされて、自然とキャリアアップの道が開けてくることもあるのです。

当然社内だけではなく、社外から声をかけられるようになって、自分で起業をする人も多くいます。

真からキャリアアップができる人は、人からの信頼も厚くて人間関係を宝のように大事にしていける人なのです。

「ありがとうございます。」ときちんと言える人が、自然とお金持ちになれる

人間関係が良好なだけで、どんな仕事も続けられることがある

残業がキツくて体がボロボロで、有給休暇なんて周りが取らないから取りづらい。

こういう会社ばかりの世の中で、仕事がラクで残業がまったくないという職場なんて、私が代わりに行きたいぐらいです(笑)

給料が上がらず安くても、新卒時から6年間も仕事を辞めずに続けてこられているのは、会社が安定していて職場の人間関係が良好だからではないでしょうか?

私の夫が今の会社に転職して15年ぐらい経ちますが、同じような環境でぬるま湯みたいな職場のようのです。

給料もどんどん下げられていくし、転職してキャリアアップを考えたこともありましたが、辞めずに続けているのは職場の人との関係が良好だからです。

人っていつでも同じ調子で働くことなんてできませんし、体調が悪かったりメンタルが弱ってしまうことだってあります。

そんな時に「代わりに仕事やっておくから、安心して休んで。」なんて言ってくれる上司や同僚がいるだけで、ホッとして仕事を休むことができませんか?

ちょっと休んだだけで「もうあなたなんていらない。」なんて言われたら、落ち着いて仕事なんて続けていけません。

1人でどんなにスキルが高くても、会社という組織である以上は周りとの良好なチームワークがとっても大事です。

独りよがりの人こそどんどん淘汰されて、困ったときに誰も助けてなんてくれなくなってしまうのです。

会社を辞めたい理由の中で、1番多いのが「人間関係」です。

どんなに給料が良くて好きな仕事でも、イヤな人がいただけでキライな仕事に変わっていってしまうのです。

おすすめなのが、会社の中で自分の生きる道しるべとなる「尊敬できる人」を見つけてみてください。

尊敬できる人のいい部分をマネていき、違う部分は自分の持ち味にしていくことが大切です。

周りとの人間関係を良好に保ちながら、尊敬できる人を目標にして仕事をしていけば、モチベーションがあがって進むべき方向が見つかってくることでしょう。

今の仕事は成長のための大切なステップアップと割り切ろう

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繰り返しますが、6年間も同じ職場で続けていることはとっても立派です。

仕事がどんなにイヤでも、給料に不満があっても、「自分のため」「生活のため」と割りきって強い意志があるからこそ、辞めずに続けてこられたのでしょう。

31歳という年齢でとっても焦ってらっしゃいますが、まだ31歳です。

確かに「35歳が転職のひと区切り」と世の中は言っていますが、世の中の言っていることを信じてフタを作ってはいけません。

イヤイヤながら仕事を続けても、つらくて苦しいだけです。

だからこそ今の仕事は、将来の自分の成長するためのステップと考える事が大事です。

上司からまだスキルが足りないと言われたのなら、ありがたい指摘だと思って改善していけばいいのです。

悪い点を改善していくことで、自分をより磨いて洗練させていくことができます。

色んな経験をしていったら、自分が今やっている仕事の中でおもしろさを発見していくこともあります。

1%でもおもしろいと感じた仕事から、必然的に自分が進むべき道がわかってくることだってあります。

私も会社員時代に人生の悩みを聞いたりしているうちに、これが天職ではないかと思って、今の仕事にいたっています。

私の意見ですが、相談者さんは今はまだ旅立つときではないと思います。

今の職場でもう自分を成長させることが出来なくなった、人とのいい関係も築き上げて辞めても関係が保てそうだと感じたら、その時に旅立っても決して遅くはありません。

今の仕事は、これからの自分の成長へのステップアップと割り切りましょう。

心の準備ができたら、思い切って羽ばたいていってくださいね。

羽ばたく時は、あなたを心から信頼してくれる人が必ずバックアップしてくれますよ。

一番大事なのは信頼だ。

信頼の上に立っていない言葉は、百万べんしゃべってもむだになるのではないか。

信頼とは、一日一日のその人の履歴、人となりだと思う。

本田宗一郎(ホンダ創業者)「俺の考え (新潮文庫)」

今の会社で信頼関係を築き上げた時、自分がより成長できる会社で活躍できるように、私も心より願っています。