子供にしつけのつもりが虐待に?!怒り狂う母から卒業するためのイライラ感情コントロール術

「コラァァー!!何で言うこと聞かないのよ!いい加減にしなさいよ!」

何度言っても言うことを聞かない子供に、イライラしすぎて毎日怒り爆発です。

片付けない。
食べない。
寝ない。
泣いてばかり。

もう、子育てなんてイヤァァーーー!!

子供が寝るまで怒ってばかりで、泣きはらした顔で寝ている娘の顔を見て罪悪感でいっぱいに・・。

魔の2歳児のイヤイヤ期が終わろうとも、6歳や7歳の小学生になっても、怒りまくることなんてしょっちゅうあります。

連日のように児童虐待のニュースが流れてきたり、最悪の事態を起こした母親が、髪をダラーンと垂らして警察に連れて行かれる映像を見るたびに、

「私もひとごとじゃない・・。」

しつけのつもりで子供に言ったりやったりしていたことが、後からハッと気づかされたこともいっぱいあるのです。

これって虐待じゃない?!と思える行動の数々をしてきてきた母

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「今すぐにお風呂に入りなさい!」

「ごはんちゃんと食べなさい!」

言っても言うことを聞かずに、ソファーでゴロンと寝転んでいる娘を見て、もう頭の頂点からマグマが大噴火です。

「言うこと聞かないなら、外に出てろ!」

とっさに娘の手を引っ張って、ベランダに放り投げてカーテンをピシャ!って閉めてしまいました。

外は外気温3度という真冬の寒さなのに、ギャーギャー泣いていようとバンバン窓を叩こうと知ったこっちゃありません。

「あぁ、うるさい!外で反省していればいいんだ。」

この子なんて、目の前からいなくなっちゃえばいいと考えていました。

いや・・、そんなことない。

30分ぐらい経って泣き声が止んでから、ハッと我に返って開けたら、ブルブル震えて青ざめた表情の娘が座っていました。

「私、一体なにやってるんだ。」

その場では何をしたかさっぱり覚えていないのですが、あきらかに虐待のようなことをしてしまっていたのです。

スーパーでもお菓子が買いたくてギャーギャー!とダダをこねる子供を、その場で置いて外に出て行ってしまったこともあったり。

でもよくよく考えると、スーパーで幼児誘拐事件などを見ると、なんて恐ろしいことをしてしまったんだろうと、後から猛反省したこともありました。

「なんであなたの方が先に生まれたのに、こんなこともできないの?」

姉妹同士を比べて人格を否定してしまうような、ひどすぎる言葉の暴力もしてしまったこともあります・・。

比べられた姉は、顔が涙でグチャグチャになって、部屋から1日出てこなかったことも。

「姉妹同士を比べるなんて、なんて私ってダメ母なんだ・・。」

子育て方法なんて全然わからず、なんてダメ人間なんだろうと、子供に怒りまくった日は私がわぁ〜〜!!と、夜中によく泣きじゃくっていました。

こんなに子供の人格を否定していたら、自己肯定感が低下して「自分はだめな子だ」と無意識に心が傷ついてしまいます。

もう怒り狂う母から卒業したい!

子供に手を上げて子供の人格まで否定しまう母から卒業するために、私は以下のことを学び、そして実践していくことにしたのです。

しつけと虐待の違いは、子供のためではなく自分のためにやること

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「しつけと虐待って、一体どこら辺が境界線なんだろう?」

学校の授業では習わない、誰にも聞けない「子育て」。

「しつけ」と「虐待」の違いを知るために、わたしは子供が3歳ぐらいの時に本屋に行って、子育てに関する本や雑誌などをワラをもつかむ思いで読みあさっていました。

「そうか、そういうことだったのか・・。」

そこで1つの回答が、自分の中で得られました。

子供に自己でコントロールする力を身につけさせるために、保護者がまだ出来ない子供に対して手助けをするものが「しつけ」

反対に、子供のためではなく、子供を「利用」して親の抱える不安な心理状態を緩和させるためにすることが「虐待」

殴ったり蹴ったり、タバコの火を押しつけたり、冬の寒い日に長時間締め出す行為や外に置き去りにする行為も、れっきとした「虐待」です。

はい、私、寒い冬に外に締め出すことしていました(汗)

他にも親が性的な行為を強要したり、子供を無視したり罵声を浴びせたりする言葉の暴力、そして兄弟同士を比較しあう行為も、心理的な虐待にあたります。

「わたし、しつけと思っていたことが、実は虐待だったのか・・。」

「しつけ」だからと「子どもの為」にと思ってやっていた行為が、実は自分の感情を子どもにぶつけて怒り狂っている行為が「虐待」にあたるのです。

子供への虐待、もうしないぞ!

1つ1つですが、2〜3歳から現在の小学生になるまで、私は怒りの感情のコントロール術を少しずつ実践して身につけていったのです。

子供は思い通りにならない生き物であると言い聞かせる

子供は母親のお腹から生まれてくるものの、生まれた時点から「別の人格」として生きていきます。

同じ遺伝子を持つかもしれませんが、まったくの別の人格なのです。

別の人間を、自分の思ったようにコントロールできるはずなんてありませんし、完璧なことを求めても無理なのです。

モノを出しっぱなしで部屋を片付けられない、作った料理を全部食べられない、宿題も1人で出来ない、寝る時間に寝られない。

できることを期待したいけれど、できないことを当たり前だと思うようにしました。

最悪は、呼吸して生きているだけでいいじゃんと(笑)

理想的な子供に育って欲しいと思う期待値を、あえて下げてみる。

思い通りにいかない生き物であると自分に言い聞かせたことで、そういえば自分も完璧じゃない人間だと自覚し、とっても心がラクになりました。

子供の怒りに任せて、自分も同じ土俵にのらない

小学生にもなると、口先だけがとっても達者になってきます。

「だってさ、片付けろって言うけれど、お母さんだって出しっぱなしじゃない!」

ランドセルを片付けろって言うと、お母さんも雑誌出しっぱなしじゃないと、もうお互いやりっぱなしに対して、ギャーギャー言い合いですよ。

子供って言いたいことがあったら、思ったことをすぐに口に出してきます。

その無秩序に言った言葉に対して、すぐに親も対抗して言うことで、親も子供のペースに振り回されて、ヘトヘトに疲れ果ててしまいます。

同じ土俵にのってしまうから爆発してしまうのであって、そんな時は1度深呼吸してゆっくりと考えてみるのです。

「よーし!それじゃあどっちが先に片付けられるか競争だ!」

ジャンジャーン♪ジャカジャカ♪って運動会によく流れてくる歌を口づさみながら、一緒にお片付け競争をすると、とっても楽しくできることがわかりました。

子供がギャーギャー言っているときも、5〜6秒ほど脳を落ち着かせてから言ってみます。

同じ土俵にのらず、自分は土俵ぎわで考えてみる。

それだけでも、子供の心を傷つける言葉がでなくなり、逆に楽しめる発想力を鍛えることで、親子のコミュニケーションがどんどん育まれていきました。

子供が将来に渡って困るような悪いことは、徹底的に話し合う

でもね、理想論ばかりのキレイ事を言っているだけでは、子供が将来困ることが起きます。

子供が将来普通に生きていけなくなるような、悪い習慣がつくようなことだけは、今のうちから徹底的にしつけていっています。

生活面だと、歯を磨かないとどうなってしまうのか。
スマホばかりを見ていると目がどうなってしまうのか。

「今歯磨きしないとね、すごい痛い思いをして、お母さんみたいにギラギラの銀歯になってしまうからね。」

口の中を思いっきりアーンと開けて、見せてあげます。

今から良い習慣づけをしないと、将来の子供に不利益になることは、今から親が手伝う形で助言をするようにしています。

人を傷つけるような悪口を言う、イジメをする、人様のモノを取る、麻薬に手を出す、人を殺してしまう。

「もし人を殺したらどうなってしまうの?お母さんとお父さん、どんな気持ちになると思う?」

これをしてしまうと、子供自身が普通に生きていくのに支障が出ることが予想されることに関しては、一緒にテレビを見て食卓で討論をするようにしています。

悪い習慣をやめて、良い習慣はつけさせる。

とっても当たり前のことですが、人として当たり前のことができればいいと思っています。

親の思い通りにいかない生き物でも、悪いことだけは徹底的に話し合うようにし、将来の不利益を未然に防ぐことはしています。

子育てに正解はない。失敗を繰り返しながら親子で育っていく

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「こんなことしたら虐待よ、母親失格よ。」

色んな情報を見ていると、自分の子育てってなんてダメなんだろうと自分を否定するようになって落ち込んでしまいます。

子育てに対する自信なんてほとんどないのに、自信がプラスどころかマイナスになってしまい、ストレスになってさらに子供に手を出す「悪循環」に陥ってしまうこともあります。

どんな偉大な大先輩が言おうとも、子育てに100%の正解なんてありません。

私も子育て本の通りにいかないことで、何度も自己嫌悪に陥りましたが、同じママさんや子育て相談センターに相談に行くなどして、不安な心を軽くしていきました。

「人」で困った時は、やっぱり「人」ですね。
人類の悩みは、いつでも共通だとわかります。

「親子の数だけ子育ての仕方がある」から、それでいいんだって教えていただきました。

いまだに長女は、お箸がきちんと持てません。
いまだに次女は、食器のお片付けをしません。

他の子ができることができなくても、完璧にできなくてもいいや、他の事はできているからいいやと、できることに目を向けるようにしました。

親が子供をよく観察し、いけないことはやめさせていき、できたことはどんどんほめて、親子でよい関係を少しずつ作っていくしかないですね。

どうしてもできない、悪いことばかりに目がいってしまいがちですが、よく見るとできることもいっぱい増えてきたことに気がつくはずです。

親だって失敗の連続。

できなかったことや失敗に対して寛大になり、許してあげる。

失敗をしてしまったときは、どうすればいいのかを教えてあげればいい。

これだけが親の仕事で、実は子育てってとってもシンプルです。

まだ数年しか生きていないのに、色々できたことに親子で感動をわかちあえる、そんなステキな親子の関係を築けていけたらいいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

橘 桃音

東京都在住の小学生2人の娘を持つ母。長年の会社員生活を経験したのち独立したお金と不動産のことが大好きなブロガー兼ライター。

このブログでは、人生で大切なお金や家のこと、毎日の生活に役立つことを自分の経験から誰にでもわかりやすくお届けしていきたいです。