秋のエアコン掃除のすすめ。暖房をつける直前にプロに掃除を依頼してみた

うだるように蒸し暑い日々が終わり、エアコンの出番も終わり。色とりどりの紅葉真っ盛りの頃、次第に肌寒くなってきたことで、今度は暖房をつける出番に!
11月上旬の早朝、リビングにあるエアコンの暖房のスイッチをオン!暖かい風でポカポカに温まりながら朝食を食べることにしたのです。
次第に室内が温まってきて、「エアコンがあってよかった〜!」と思っていたのも束の間、子どもから指摘が。
「お母さん、目玉焼きにこしょうでもかけた?」
ん?
こしょう?
いつも、目玉焼きは何も調味料を使わず、プレーンで作る我が家。子どものお皿をよく見てみると、たしかに黒こしょうのようなものが。。
あとで、この”黒こしょう”の正体がおぞましいものであることが判明したのです。
“黒こしょう”と思っていた正体とは?
目玉焼きに乗っている直径約2ミリの”黒こしょう”のようなものをジーッと眺めてみたところ、こしょうのような粒状のものではなく、触るとふわふわしています。
さらにテーブルの上や下にも、ちらほらと同じようなものが落ちていたのです。しかも、次々にどこからともなく舞い落ちてくるではないですか?
「これは、もしや、もしや、エアコンの汚れか?」と、エアコンのカバーを開けてみたところ、フィルターにホコリがびっしり付いているではないですか!
エアコンの掃除を半年ほどサボっていたら、フィルターの目が見えないほどモコモコにホコリがついていました。
エアコンのスイッチを消してみたら、ピタッと舞い落ちてくるものが止まったのです。再びスイッチを入れてみると、”黒こしょう”のようなものが舞い落ちてきます。
これは”黒こしょう”ではなく、エアコンから降ってくるホコリに間違いありません。
「フィルターをキレイにしたら落ちてこないかも?」と、一度キレイに洗ってみることにしたのです。
自分で簡単にできるエアコン掃除の仕方。月2回の頻度でフィルターをキレイに保つ方法とは?
フィルターを洗ってみた結果
2枚のフィルターを取り外し、中性洗剤で優しく洗い、ホコリを取って陰干しをし、ピカピカに。再度エアコンに取り付けてみることにしました。
「これでもう大丈夫だろう」と、再びエアコンのスイッチを入れてみたところ、しばらく経つとテーブルにホコリがひらひらと舞い落ちてくるではないですか!
「フィルターではなく、吹き出し口から落ちてきているのではないか?」と、ハンディタイプのクイックルワイパーでホコリを取ってみることにしたのです。
すると、クイックルワイパーにホコリがびっしり!
再びエアコンのスイッチを押してみたら、今度はさらにホコリが塊になって舞い落ちてくるように・・。余計に汚してしまったようなのです。
エアコン内部に付いているホコリが舞い落ちてきていることがわかり、「これは素人では太刀打ちできない..。」と自らの掃除を諦め、エアコンクリーニングのプロにお願いすることにしました。
エアコンのプロに掃除を依頼
エアコンクリーニングのプロの方は、暮らしのサービスをオンラインで予約できる「くらしのマーケット」から探して予約。すぐにお願いすることにしました。
今回お願いするエアコンは、お掃除機能なしタイプ、対面キッチン近くにあるエアコンです。
お掃除機能付きエアコンはクリーニング代が倍近く高く跳ね上がるため、我が家では取り付けていません。1台につき9,000円で掃除していただくことになりました。
お掃除機能付きエアコンのクリーニングを業者に依頼。正しいお手入れ方法を知らないと大変なことに!
エアコン掃除のスタッフの方に実際に来ていただき、中を見ていただいたところ、
「エアコン内部のカビが降ってきていますね。キッチンに近い部分はホコリがたまりやすいんですよ」と。
油が飛び散りやすいリビングのエアコンはとても汚れやすく、真夏の日にガンガンエアコンをつけていた場合、このようにホコリが舞い落ちてくることがあるのだとか!
他の部屋のエアコンも、同じように掃除をしてなかったのですが、リビングのエアコンがダントツで汚れていました。
たった半年掃除をサボっただけなのに、恐るべし!
分解クリーニングはすることなく、エアコン内部にあるフィンの部分を水洗いしてもらうことに。真っ黒い水が垂れ落ちてきて、内部はものすごい汚れが付着していることを実感。
「いや、真っ黒い水がすごかったですね。ピカピカになりましたよ!」と笑顔の業者さん。約30分ほどでクリーニングが終わり、再びエアコンのスイッチを入れてみたところ、
ホコリが落ちてこない!
内部に住み着いていたカビが、食べ物を置くテーブルに舞い落ちてきていたかと思うだけで恐ろしいですね。
プロの手により、あっという間にピカピカにキレイになりました。
暖房を付ける前がエアコン掃除に最適だと思う理由
今回、ホコリが舞い落ちてきたことで、エアコンクリーニングをすることになりましたが、エアコンのプロの方にお話を聞いたところ「暖房を付ける前のエアコンクリーニングがおすすめ!」という通り、暖房をつける前の秋頃が掃除に最適だと思う理由は、以下のとおり。
暑さや寒さを我慢せずに掃除が可能
秋口はちょうどエアコンが稼働していないため、暑さも寒さも我慢せずに掃除が可能です。
真夏は室内が40度近く上がることもあるため、エアコンの掃除中に熱中症になる危険性もあります。冬場は反対に、ブルブルと寒い部屋の中で掃除をすることになります。
過ごしやすい季節にエアコン掃除をすることで、快適な環境で掃除が可能になります。
エアコン業者の予約がしやすい
エアコンの取り付け工事の繁忙期は6〜7月。同時に、プロによるエアコンクリーニングも予約が殺到します。
真夏だとなかなか予約が取りづらい状況ですが、今回は依頼してからたった2日で予約を取ることができました。
暖房を付ける前がおすすめ!健康のためにもエアコン掃除を
エアコンを真夏にガンガンつけていただけで、こんなにもエアコンの内部が汚れているとは思いも寄らなかったです。
テーブルの上にホコリが舞い落ちてきているということは、おそらく空気中にもたくさんのカビを放出していたことでしょう。
そう考えると、エアコン掃除は健康のためにもとても大切なことであることがわかりました。
真夏でもなく真冬でもない頃にエアコンの掃除をしたことで、予約もスムーズに快適に掃除をしていただくことができました。
あなたのおうちのエアコンも、暖房を付ける前にぜひチェックしてみてください。
フィルター掃除を月2回ほど定期的に行うことはもちろん、内部までびっしり汚れていそうでしたら、プロの手を借りて掃除をすることも健康維持には大切です。
エアコン掃除って、なかなか自分ではやらないことが多いですが、我が家みたいにホコリが舞い落ちて来る前に、試運転をして確かめてみてくださいね。
快適で健康的な冬が過ごせますように。
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