お金がないと親に泣きついたってお金は戻ってこない!なにげなくお金を使う人はお金持ちになれない

「お母さん、お金使っちゃった・・・。」
突如として、長女が泣きついてきました。
もう顔が涙でぐしゃぐしゃになっています。
何事だろうと心配してしまいましたが、どうやら大量にお金を使ってしまったようです。
たしかに財布の中身は、1円玉がジャラジャラと20枚ほどしか入っていません。
「一体、何に使ってしまったのよ?」
どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?
夏祭りに行ったときに、財布の中身を全部使ってしまった
先日の夜に、近所で夏祭り大会がありました。
おみこしにたくさんの屋台に胸が踊ります。
小2の長女も友達がたくさん来るとのことで、張り切って行きました。
小学生の子たちのグループは、自分の財布を持っています。
我が子にも、保育園の年長から自分の財布を持たせています。
長女はそのお祭りの雰囲気に夢中になって、ヨーヨーやくじ引きなどにすべてのお金を「投資」してしまったようです。
「ぜんぶ使っちゃったの?」
「ぜんぶ使っちゃった・・・。おかね、もうない。」
ぜんぶ使っちゃったじゃないわよ!
戻ってきたときには、すでに財布の中身がすっからかんです。
だってつい1週間前に、1ヶ月分のお小遣い1,000円をあげたばかりです。
次の小遣いまで3週間近く残っているのに、どうやって過ごすのでしょう?
すっからかんの財布を見つめて、長女はおえつして泣き出してしまいました。
いくらお金がない!って親に泣きついてきたって、使ってしまったお金は戻ってきません。
お金の使い方について、もう1度しっかりと親子で話し合うことにしました。
長女にお金の使い方についてしっかりと叩き込んだ母
今までさんざんお金の種類や数え方など机上の上での勉強でしたが、子供に教えてきました。
夫婦でお金に苦労しっぱなしでしたので、子供にはお金で苦労して欲しくないからです。
しかしやっぱり机上の勉強だけではダメですね。
お金はやはり使い方で失敗しないと、覚えないことがわかりました。
そこで早速長女にお金の使い方について、きちんと話し合いました。
「どうやってお金は計画的に使えばいいの?」
買い物に行く前に、きちんとメモをしてから行くようにし、必要な物だけをよく考えてから買うように教えます。
アメとガムが両方とも欲しかったら、どちらか1つにするなどです。
こういったお祭り気分の時も、しっかりと使うお金の上限を決めることが大事だと教えます。
「どうしたらお金は貯められるの?」
もらったお金以上に使わなければ、お金は貯められることを教えます。
でもね、これって子供だけではなく、大人でも出来ない人が多くないですか?
小さな金額だからと、深く考えずに財布からお金を出していませんか?
「100円ぐらい使ってしまってもいっか。」
コンビニで缶コーヒーを買ってしまう。
ついでにお菓子やアイスを買ってしまう。
10円や100円なんて、とっても小さな金額です。
財布からヒョイっと出して、なにげなく使ってしまいます。
これは「これぐらい使ってもいっか」ぐらいの軽い気持ちからくるのです。
100円という少額でも、いつの間にか財布からどんどんお金が消えていきます。
それじゃあ100円のペットボトルじゃなくて、100万円の車だったらどうか。
カタログから見て、ショールームに行って営業マンと話をしながら、真剣に値段の話をするはずです。
オプション5万円でもつけるかどうか、すごい悩むはずです。
あなたは思い当たりますか?
小さな金額だと、気にしなくなるのが人間というものなのです。
なにげなくお金を使ってしまう人は、お金持ちになんてなれない
なにげなくお金を財布から出す人は、お金持ちになんてなれません。
値段の大小なんて、全く関係ありません。
このお金を使ったら、自分に利益をもたらしてくれるのか?
このお金を使うことで、自分はどれぐらい稼げるようになるのか?
損得勘定をしっかりと考えることが大切です。
「1,000円出して本を買っても、得た知識でそれ以上に仕事で稼げるようになる。」
使ったお金以上に、自分に利益をもたらしてくれるのかを考えてから買うのです。
出ていくお金より、入ってくるお金のほうが多ければ必ずお金は貯まります。
正直な話、たった100円使うときにそんな細かい損得を計算するなんて、ものすごいめんどくさいです。
でも考えて買う人となにげなく買う人とでは、将来大きな金額の差が開いてきます。
買い物の時に金額を考えるだけでは、イヤになってしまいます。
だから買いものをする時に、自分の胸に手をあてて考えるのです。
そのときに、自分の心の中がワクワクすれば買ってもいいのです。
「これを買うと自分はきっと幸せになれるに違いない。」
この気持ちを大事にしながらお金を使っていくことで、真の幸せなお金持ちになれるのです。
なーんにも考えないで買うことは、いますぐやめましょう。
頭で意識しながら、お金に気持ちよく旅立ってもらいましょう。
おおきな宝物を背負って、あなたの元に必ずまた返ってきますから。
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