2020年10月30日 

コロナ禍でテレワークの中、家を買うメリットやデメリットを考えてみた

一戸建て

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅などで仕事を行うテレワークを取り入れる会社も徐々に増えてきました。

私も賃貸マンションの一室でテレワークをする機会がとても多く、自宅で作業をするメリットもあれば、デメリットが多いなと感じることも多々あります。

自宅が仕事場となりつつある中で、どのような住宅を購入したらいいのか。メリットやデメリットを考えてみることにしました。

テレワークで困ること

テレワークをする人

緊急事態宣言が発令され、世の中でテレワークが増え始めた4月。同時に私の自宅でのテレワークも始まりました。

自分の部屋をあえて作っていないため、リビングで仕事をすることが多いのですが、子どもたちもリビングで宿題などをするため、子どもたちと一緒に話す機会が増えていきました。

子どもたちと話す機会が増えたことはとても良いことですが、仕事に集中しているときに話しかけられるとイライラしてきてしまったり。

コロナに限らず、家族がインフルエンザなどにかかってしまうと、感染リスクも高まってしまいます。

Zoomで顔を合わせてミーティングするときは、子どもが後ろで騒いていると、まったく仕事にならなかったり。

「自分の部屋が欲しい!」

と叫び始めた今日この頃、一戸建てのほうが広くて自分の部屋も子どもの部屋も持てるのではないかと。

「広い一戸建てに住んで、仕事したいなぁ〜!」と、夢は膨らむばかり・・。

一戸建てを持つメリットやデメリットについて、色々と考えてみることにしたのです。

一戸建てを購入するメリットやデメリット

一戸建て

テレワークするからには、広い一戸建てが欲しい!ということで、一戸建てを購入するときのメリットやデメリットを考えてみました。

一戸建てを購入するメリット

一戸建て購入による最大のメリットといえば、賃貸マンションよりも部屋数が増え、広いスペースが増えることです。

部屋数が増えることで、仕事部屋も確保できる可能性が増えます。

仕事部屋だけではなく、子ども部屋も確保できることで、お互いが一定の程よい距離を保てるように。お年頃の子どもがいても、プライベートな空間を確保することが可能になります。

子どもがバタバタと飛び跳ねても、マンションのように下の階の方に気を使う必要がありません。

もし、部屋が占領されてしまっても、郊外の広い家を購入すれば、庭で作業することも可能に。家の中が落ち着かなかったら、テントを張って作業しても(笑)

一戸建てを購入することで、家族との距離も程よく保てるようになり、仕事もプライベートもゆとりを持つことができるようになるでしょう。

一戸建てを購入するデメリット

マンションは駅から比較的近い距離にあることが多く、電車でのアクセスは利便性がよい場所にあることが多いです。

一戸建ての場合、駅チカ物件はびっくりするほど価格が高かったり、狭小住宅だったりすることもあります。

今、テレワークが必要だからと、広い家を買ったあとに、もしかしたらテレワークがなくなり、そんなに部屋が必要ではなくなることも考えられます。

一人ひとりプライベートを大切にするつもりだったのが、いつの間にか家族が疎遠になってしまう可能性も・・。

家の維持・管理も、防犯面も自分で行う必要があり、掃除をするのも大変になります。

温かい家を購入したつもりが、誰もコミュニケーションを取らない家になってしまう可能性もあるのです。

もしテレワークが続くなら?一戸建て購入に関するポイント

建売住宅

今後、もしテレワークが続いていくとするならば、一戸建て購入を検討する必要があります。

そこで、私自身の一戸建て購入に関するポイントはこちらです。

立地

一戸建てを購入する上で、もっとも大切なのが立地です。

建物は変えられても、土地はどうしても変えられませんので、慎重に選ぶ必要があります。

都内で広々とした一戸建ては憧れの的ですが、郊外にある庭付き一戸建てのほうが比較的価格は安く購入できます。

通勤時間が同じでも都道府県が違うだけで家の価格は変動するため、山梨県や埼玉県なども視野に含めると、さらに選択肢が広がるかもしれません。

駅距離

テレワークがメインとなると、駅チカ物件でなくてもいいかなと。徒歩10分と徒歩30分の物件では、価格が一千万円以上違うことも。

ただし、コロナ禍の関係で一定期間のみテレワークをするのであれば、再び会社に通勤する必要があるため、駅距離を多く取ってしまうことは避けたほうがいいかもしれません。

間取り

テレワークができるほどの大きな間取りとなると、4LDKは欲しいところ。一戸建てですと延床面積が90平米から100平米以上は欲しいところです。

仕事部屋として1つ作れば、急な会議や電話がきても、慌てることなく仕事に集中することができるでしょう。

周辺環境

一戸建て、マンション、賃貸どれも共通していることですが、周辺環境だけは変えることができません。

周辺がとてもうるさかったりすると、仕事に集中できなくなりますので、できる限り静かな環境で過ごせる場所が理想的です。

隣近所と密接していないような場所が理想的ですが、テレワーク中でも健康管理はとても大切。病院やスーパー、コンビニなどが徒歩圏内で行ける場所にあるといいですね。

資産価値

一戸建てを購入する場合、資産価値はとても重要なポイントです。

自分専用の仕事部屋が欲しいからと、誰も住んでいないような広い土地に建つ一戸建てを購入してしまうと、大幅に価格が下がったり、将来売れなくなる可能性があります。

駅距離があっても人気の町だったり、商業施設があるなど、ある程度資産価値が保てるような物件を購入しておく必要があります。

コロナだけの理由で買わずにしっかり計画を

家を売る

いつ、感染拡大が収まるのか、まったく先行きが見えていない新型コロナウイルス。感染リスクを少しでも減らせたらと、テレワークができる一戸建ての購入を検討してみました。

コロナ禍だからこそ、人混みを避けて働きたくなるもの。

しかし、自分だけの仕事部屋を持とうと、広い家を購入しようとすればするほど、駅から遠かったり、将来売りづらかったり。

メリット、デメリット両方きちんと考える必要があるなと感じます。

購入したケースばかり考えていましたが、ずっと一人仕事では孤独感を感じることも。

実はリビングで子どもたちと一緒にワイワイガヤガヤ仕事している方が集中できるときもあります(笑)

家族みんながどうしたら安心して暮らせるようになるのか?

その点を見失わないように、しっかりと考えながら、楽しく暮らせるような家探しを検討していきたく思います。

タウンライフ家づくりの間取りプラン実際どう?利用時のポイントを解説!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう