2015年8月10日 

500万円貯金出来た時の家計簿に必要な力は手抜き力だった。お金を貯めるために細かく付けなくてもいい

結婚して家計の管理を任されるようになると、「家計簿を付けなくちゃ!」と言う気持ちになってきます。

私も同じくお金を貯めるためには、家計簿をレシートから細かく転記することが当たり前だと思っていました。

でもレシートから食費や日用品を細かくチェックして付けるのって、ものすごく面倒くさくないですか?

私も昔は家計簿を付けていないといけないような気持ちになって、ただ意地になって付けているだけでした。

「家計簿って付けないと貯められないのかな?」

あなたは家計簿を付けていないと、なんだか不安な気持ちに襲われていませんか?

家計簿を付けていないことに罪悪感なんて持たなくていい

家計簿を付けることが楽しいわー!という人って、本当に少数派であると思います。

ほとんどの人は付けたいけれど、やはり面倒くさくて続いていないのが現実ではないでしょうか?

以前独立系FPの方が我が家に来た時に聞いた話ですが、家計簿をきちんと付けている人なんて1〜2割だと言っておりました。

私が10年以上毎日付けていることにびっくりされておりました。

家計簿を付けている人なんてほとんどいないのに、家計簿を活かして家計管理に活用出来ている人なんて少ないのではないでしょうか?

ほとんどの方が家計簿を付けたら、つけっぱなしで満足しているのが現状なのです。

付けるのが面倒くさいから付ける手間を省いていけばいい

家計簿に付けたことが活かされなければ、まったく意味がありません。

ただ付けた時間をムダにして終わりです。
むしろタダ労働ですからマイナスです。

いくら家計簿を細かく詳細に付けた所で、お金は増えていきません。

「どうやったら続けられて、貯まる家計簿になるのかしら?」

面倒くさい家計管理に大切なことは、ズバリ「手抜き力」なのです。

私がやっている家計簿は、カードの明細をチェックする家計管理方法です。

カードの明細で特に注意して見ているのは、特別に買った買い物額です。

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家電やスマホ代、旅行代や高価な洋服やバッグを買った時などは1万円以上出して買っているはずです。

こういった特別費だけをまずはチェックしています。
特別に出たお金こそ、家計を狂わす原因だからです。

スーパーで食費や日用品など細かく使ったであろう明細は、この時チェックせずに手抜きします。

食費や日用品なんて日常茶飯事に買います。
明細の量も多いはずですから面倒くさいです。

1番大事なことは、どうしてこの時に特別出費が必要だったのかを考えることなのです。

毎日食費や日用品を家計簿に付けていなくても、大体の額を知る方法

「家計簿を付けていなくても、食費や日用品がいくら使っているかを知りたい。」

我が家がどれぐらいの食費なのか、多く食べ過ぎていないか知りたい時ってないですか?

5万円ぐらいだと思ったら、10万円ぐらい使っていたらやはり見直す必要があるからです。

実は付けなくてもカード明細に支出を集約しておけば、すぐに知ることが可能です。

高額出費額を抽出して合計金額を出します。

例えば1ヶ月に使ったクレジットカードの支出額が20万円だとします。

スマホ本体代に5万円
お出かけ用の洋服に2万円
新しく買ったソファーに6万円

合計13万円の高額出費があったとします。

あとはカード支出額20万円から13万円を引けば、細々と使った食費・日用品などの生活費の額である7万円が出てきます。

とても計算は簡単ですよね?

細々とした生活費を日々付けるより、時間がかなり有効に使えます。

食費がいくらとか日用品がいくらとか細かく知りたければ、細かく集計すればいいかもしれませんが、それだけ手間がかかる覚悟が必要です。

むしろそこまで細かく知ったところで、お金が劇的に貯まるわけではありません。

どうしても知りたいって方は、家計管理無料ソフト「Dr.Wallet」や「マネーフォワード」、家計簿アプリ「Zaim」を使えばいいと思います。

でも実際に私はこのような家計簿ソフトで細かく集計しなくても、貯金100万円を貯めてから家計簿記入をほとんどサボって500万円を貯めることが出来ました。

いまでもこの「手抜き家計管理術」で、貯金を1,100万円以上貯められています。

家計簿は細かく付けなくても貯められることを、私が実証しています。

まだまだ私も家計管理方法は発展途上ですが、方向としてはもっと「手抜き家計簿」を極めていきたいです。

「家計簿の手抜き力」を身につけて最小限の力でお金を貯めていこう

家計簿を付けることが死ぬほど好きだ!楽しすぎる!という人は、付ければいいと思います。

そして付けていないと不安だという方、きっちり費目別にいくら使ったかを知らないとストレスになるという方は付けた方がいいかもしれません。

でも家計簿の目的は、付けて自己満足になって達成感を味わうことがゴールではありません。

限られた収入の中で、どのお金に何を使っていくかの支出の優先順位を付けていくことが大事です。

家計簿を細かく付けている時間があるのなら、これから何にお金を使うべきかの優先順位を考えていた方がよっぽど楽しいし有意義な時間ですよ。

使ったお金で後悔して悩んでいる方が、気持ちがネガティブになって夫婦ゲンカのもとになります。

「今月は家族レジャー費の3万円は、1番優先順位を高く持ってこよう。」

支出に15万円の予算を取ったなら、生活費が7万円、残り8万円を特別支出に充てようと考えるとワクワクしてきますよ。

過去に使った細かい支出より「家計簿の手抜き力」を身につけて、これから未来で使うべきお金を考える時間に充てていきましょう。

手抜き力とは、ムダな時間をそぎ落とす力である

このトレーニングをすることで、最小限の労力で最大限の貯める力をつけていけるのです。

ぜひあなたの家計管理の参考にしてみてくださいね。

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