2016年5月19日 

共働き我が家がお金を1,000万円以上も貯められた理由。家計簿の収入と支出割合はパーセンテージで決めない

「お金を貯めたいけれど、なかなか貯められない!なぜ?!」

私も20代後半の夫と2人で子供がいない時の家計簿は、目も当てられないぐらいひどいものでした。

買いたいものを買いたいだけ買って、好きなだけ外食に行って、毎日飲みたいだけお酒を飲んでいる日々でした。

家計簿だけはつけていましたが、収入額以上にクレジットカード払いで買うものですから、毎月赤字家計に。

ボーナスから毎月足りない分を補填する形で、毎月の家計は何とか乗り切っておりました。

でもやはりかわいい子供が生まれてからは、家計の状況が一変!

色んな節約術を試しては、挫折して失敗の繰り返し・・・。

でもあることを守ればお金はどんどん貯まることがわかり、赤字家計からなんと37歳で1,000万円貯めることができるようになりました。

一体どうしたら、貯金1,000万円も貯めることができるようになったのでしょうか?

お金の専門家さんの言っている家計管理方法はバラバラで困る!

お金の管理の仕方なんて誰も教えてくれませんから、私は最初は節約雑誌やお金が特集してある本を読みあさっていました。

そこに載っている主婦の方の家計簿がもうまぶしすぎるぐらいすばらしくて、見ているだけで罪悪感いっぱいになってしまいました。

「なに?食費や日用品費など、パーセンテージで管理すればいいって?」

家計簿の割合は、手取り収入額から何%費目別に設定するといいと書いてあったのです。

例えば共働きで子供がいるうちは、住居費25%、食費15%、水道光熱費7%など、費目別に割合を決めて管理していく方法ですね。

我が家もフルタイム共働きですから、片働きよりは収入にも余裕がありました。

当時は2人合わせて手取り50万円はありましたので、食費をパーセンテージ通り当てはめると7.5万円ですか?

いや、でも違う雑誌を見ると、同じ共働き子育て世帯の家計の費目別のパーセンテージの数字が違うのです。

食費も20%だったり、この割合が貯まる黄金比率だ!って言っていたり。

「どうしてお金の専門家の言っていることって、こうもバラバラに違うのよ?」

節約雑誌やマネー本を読めば読むほど、頭の中がこんがらがって困り果ててしまったのでした。

専門家おすすめの家計簿の費目別パーセンテージ管理の矛盾点

「うーん、なんでこんなにパーセンテージで費目管理しなきゃいけないんだろう?」

我が家は食べることや外食やレジャーに行くことはとっても大好きですが、インテリアや雑貨類などにはまったく興味がありません・・・。

いくら貯まる黄金比率だって言われたって、焼き肉大好きな我が家には黄金エバラのタレにも匹敵しません。

そして1番肝心なことに気がついたのが、収入がもし増えたらパーセンテージの割合も肥大化していかないといけないのかという矛盾点です。

共働き子育て世帯と言っても、2人で手取り30万円のところもあれば100万円のところもあるでしょう。

15%が食費の黄金比率だったら片方は4.5万円で片方は15万円となり、収入によってこんなに食べる量って変わるのかなと。

これでは収入の多い人が糖尿病や高脂血症になるリスクが高まって、返って医療費が膨れ上がってしまいます。

矛盾していますよね。

気がついたことは、どんなにプロでも他の人の言っている情報を鵜呑みにしないことが大切ではないかと思ったのです。

1,000万円貯められた理由は、自分らしい費目割合を出したから

「同じ方法を取り入れてもストレスになるだけ。自分らしい方法でやっていこう。」

節約雑誌の主婦の方の食費が2〜3万円だろうと、食費の黄金比率が15%だと言われようと、他の人のやり方に合わせることがストレスになるとわかったのです。

私が失業して片働きになっている時がありましたが、その時の食費は5万円、日用品費も1万円でした。

でも共働きになって収入が増えても、食費も5万円、日用品費も1万円と変えてはいません。

産休中だろうと子供が2人に増えようとも、収入額によって食費の予算を2万円にしたり10万円にしたりと変えていません。

我が家が貯金1,000万円貯められた理由の1つとして、収入が増減した時でもパーセンテージ管理をしていなかったことです。

「入るお金が増えても、支出は増やさない」がポイントでした。

共働きで働いているとお金にゆとりが出てきて、知らない間にどんどん支出が膨らんでいきがちです。

でも我が家は、「収入が上がっても支出は上げない」というルールを作っていたことで、どんどん貯まる家計に変身していったのです。

収入が上がるとどうしても見栄を張りたくなってしまい、いい家にいい車、ゴージャスな海外旅行やオシャレなファッション、子供にいい教育をしたくなります。

共働き家計では、お金の危機意識のなさと見栄がお金が貯まらない理由でとっても多いのです。

人と比較せず、人をうらやましがらず、自分の家族だけが満足する家計割合を出していく。

1度生活レベルを上げると、下げることはとっても大変です。

ライフスタイルがどう変わっても、お金がなくても心が満足する生活をしていくことが大事なのです。

お金持ちになりたい人はお金の自慢はするな。お金が自らの身を滅ぼして破滅する凶器に変わる

みんな違って当たり前。自分らしい管理方法を身につけよう

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貯金術って実はものすごいテクニックがあるのかと、私もずっとその方法を探し続けていた時がありました。

10年以上も共働き家計管理方法で悩みながらわかったことは、他人の家計管理のテクニックをマネしても意味がないということです。

お金を貯めるために「テクニック」も大切なのですが、それ以上に大切なのは「マインド」です。

「貯金を1,000万円貯めて、お金の不安をなくしたい!」

もう貧乏なんてイヤ、お金に困るのイヤ、私は幸せなお金持ちになりたい!というマインドを強く持つことです。

他の人の家計簿を参考にすることはとてもいいことなのですが、「この人と同じ方法をすれば私も貯められる」と思い込み過ぎないことです。

同じ共働き子育て世帯だって、収入額も住む場所も趣味も性格もみんな違います。

旦那さんが体力系の仕事だったり、子供が食が細かったりたくさん食べたりするかでも、食費はだいぶ違ってくるはずです。

収入が減ることもあるし増えることもあるし、仕事も住む場所もみんなライフスタイルが違います。

一人ひとり性格がちがう通り、家計管理も一人ひとり違って当たり前なのです。

お金の貯め方や使い方に教科書がないからこそ、まずはマネることはとっても大切ですが、それを自分流にぜひアレンジしてみてください。

家計のバランスは、心のバランスと同じです。

収入が増えたからこそ使わないを徹底するのではなく、多少使うことも仕事や生活の活力になります。

やる気や活力が増えることで生きることがイキイキとしてきて、幸せもパワーもどんどん増えていきます。

私は「収入が増えても支出割合は上げないというスタイル」で1,000万円貯めましたが、合う人合わない人が必ずいるということです。

自分らしい家計管理方法を身につけることが、お金を貯める秘訣です。

すぐにお金が貯まる人なんていませんから、失敗しながら自分流の管理術を見つけ出していってみてくださいね。

あなたらしく生きること。

それが1番お金がストレスなく貯まっていく方法なのです。

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