2016年2月21日 -PR-

フルタイム共働きでも保育園に入れないおかしな時代。壮絶な1年間のダブル送迎生活の結果どうなったのか?

「保育園入園不承諾通知が届いた。落ちたよ!もうどうしよう。」

ちょうと3年前のことです。

現在のマンションを購入して引越しをするのに伴い、引越し先の保育園に転園するために、4月入園の通知を心待ちにしていた時のことでした。

長女は第3希望へなんとか転園、次女は転園出来ずに残留です。

我が家のサクラは寒すぎる風のせいで思ったようには咲かずに、春の保活の陣を終えました。

長女の生後2ヶ月で復帰の時に、第1希望の保育園に落ちた時の悲壮感が再度襲ってきました。

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都内の激戦区ではフルタイム共働きでも入れないおかしな時代ですが、我が家だけは大丈夫だと高をくくっていました。

しかし今は仕事を辞めずに育児休業から復帰する方が多く、ゼロ歳児の方が激戦区です。

1歳児になると、もう絶望的なんじゃないかしら?

フルタイムで復帰している私は100点の点数でしたが、加点の点数が足りなかったことが敗因でした。

「どうやって、姉妹別々に送迎したらいいのだろう・・?」

夫婦で頭を悩ませながら、姉妹別々の保育園送迎生活がはじまったのです。

夫婦で別々の保育園へのダブル送迎計画を事前に立てた

保育園にさえ入れない人が多い中、まだ引越し前の保育園に次女が席を残せたことは救われた思いでした。

決まった以上、引越しも転園もしないわけにもいきません。

長女の転園先は、第1希望は徒歩1分の所にあるにもかかわらず、自転車で片道約20分の園になりました。

次女は残留ですので、引越し先からは自転車で片道50分もかかり、電車とバスを使っても約1時間の距離です。

私の職場とは反対方向にあることから、私が三人乗り自転車で長女を送迎、夫が次女の送迎を担当することに。

「もう仕事続けるって決めたのだから、やるしかないよね。」

こうやって我が家では、夫婦別々で2つの保育園にダブルで送迎する壮絶な生活をはじめたのでした。

夫は定時上がりが続いて人事評価が最悪に。土曜出勤も続いた

夫の保育園送迎生活は、職場との壮絶な戦いの日々でした。

職場で共働きをしている人が極端に少なく、男性で保育園の送迎を毎日している人なんて夫ただ1人でした。

「今年は昇給なしだって。残業いっぱいしている人がどんどん昇給していくなんて。」

保育園送迎をするために、日中必死に仕事をこなして定時上がりを続けていた夫でしたが、人事にそんな事考慮してくれるわけありません。

評価は最低ランクにまで落ちて、給料もボーナスも急降下でした。

「保育園から呼び出しがありまして、申し訳ございません、早退しないといけません。」

周りに迷惑をかけていることに罪悪感を持ちながら会社に行く毎日で、その代わりとして土曜日出勤を毎週のように続けていました。

職場と保育園からの呼び出しのダブルの重圧で、夫のストレスは度ピークに達していました。

役所の保育園空き状況発表を、宝くじ当選発表のように待つ日々

毎月楽しみに待っていたことは、役所の保育園の空き状況の発表でした。

毎月1日に保育園の空き状況がネットで更新されるのですが、何度もリロードして希望の園の「空き1」が出ないかと、もう必死で見ていました。

まるで空き状況に「1」が付くことが、年末ジャンボ宝くじの当選番号発表ぐらい待ち遠しくてなりませんでした。

ネットの状況では真相はわからないと、毎週第1土曜日には子供と一緒に保育課に行って「空き状況どうですか?」って聞きに行っていました。

もう毎月のように来ていると、顔も覚えられちゃいます。

「こっちの園は1人空きましたが、もう枠が決まっていますね。」

はぁ、そうですか・・・。

保育園2重生活がつら過ぎることを話しては、最新の待機児童状況を直接聞くようにしていました。

夫に頼れない時に1人送迎に疲れ果て、仕事辞めたいモードに

1番壮絶に送迎生活が大変だったのが、夫が海外出張に1ヶ月ほど行っていた時のことです。

その時は早朝3〜4時に起きて、朝の身支度から晩ごはん作りまでこなしていたと思います。

次女を遠い園まで送って園でお支度をして、長女を園まで送って車を置いてから会社に向かう時間だけで、朝の渋滞ラッシュでは1時間半はかかりました。

車がある時は良かったのですが、問題は夫が次女のために車を使っていたため、夫が大事な会議で抜け出せない時にある呼び出し対応でした。

「今は絶対迎えに行けない。申し訳ないけれどお願い出来る?」

会議中にも関わらず保育園からの呼び出しが来た夫に代わって、自転車で熱が出た次女を往復1時間以上かけて送迎することが何度も続きました。

病院に着いたら、私が診てもらいたかったぐらい心もカラダもヘトヘトになっていました。

「もう仕事辞めたい。イヤだよ、こんなダブル園生活なんて!」

夜に夫に酒を飲みながら愚痴や暴言を吐きまくって、相当荒れていた自分がいました。

役所や保育園、ママ友に色々相談や交渉し続けた結果

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「このまま会社を辞めたら、楽しく保育園に行っている子供たちに申し訳ない。」

長女は転園してもすぐに先生や友達と仲良くなって、とっても楽しそうに通っていました。

そんな子供の笑顔をなくしてしまいたくない気持ちが、私が働くことをやめない原動力になっていました。

役所や保育園、保育園ママと色んな相談をして交流を重ねてきた結果、お互い通っている保育園に移りたい人がいることがわかりました。

要するに、保育園をトレードすればお互いの希望が叶うのです。

役所にもこの事を相談した結果、本当のことは教えてはくれませんでしたけれど移れる可能性はあるとは言っておりました。

可能性はあるという発言だけで、再度仕事がやる気モードに!

再び4月の春の保活の陣に参戦した結果、お互いうまくトレードすることが出来て、長女は無事に最後の5歳児クラスで第1希望の保育園に転園することが出来ました。

次女は2歳児はダメだったものの、進級して幼稚園に移る人も増えた結果、長女とうまく同じ園に3歳児の時に入ることが出来ました。

「やっと2つの園の壮絶な生活を終えることが出来た。」

姉妹同時に家から徒歩1分の保育園に転園出来たことは、やはり奇跡に近かったです。

会社を辞めずにいたことで、フルタイム共働き枠の点数も維持することが出来たことが、1つの勝因でした。

そして色んな人と交流して状況を把握して、粘り強く希望の園に入ることを諦めなかったことが、結果的に入れた結果となったのです。

役所の人と仲良くなるぐらい交渉しよう。最後まで諦めないで

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保育園に落ちたら「お前のせいだ!ふざけんなよ!バカヤロウ!」って、思わず怒りくるってしまうかもしれません。

実は私も長女が生まれる前に、早生まれは入ることは難しいと言われて、妊娠中にも関わらずさんざん役所に怒鳴りまくって、多大なるご迷惑をかけてしまいました。

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でも人格が否定されたわけでもないですし、保育園の採用面接をしたわけでもありません。

合否判定の基準は各自治体でまったく違いますが、どこも公平な審査基準のもとに決められていますから、致し方のないことです。

でも、なぜ入れなかったのかの理由を教えてくれないから、モヤモヤして怒りも爆発してしまうことにつながっているんですけれどね。

こんなこと悩んでいるのって、実は都内だけかもしれません。
福井県の坂井市にある保育園なんて、待機児童ゼロですからね。

待機児童数ゼロ!幸福度No.1の福井県の保育園は、共働きにはうれしい病後児と学童保育付きで驚き!

希望の園に入れる人がいれば、入れない人がいる。
待機が多い少ないもフタを開けないとわかりません。

怒り狂う気持ちもわかりますが、実は保育課とは長年付き合う場所であり、何かと実際に手続きをしに行く場所です。

入れた後に手続きに行くと、「あいつはモンスターペアレントだ。」みたいな目で見られてとっても気まずい思いをします・・。(はい、私です)

役所の方たちも2月3月は深夜残業してまで対応していて、クレーマーも多いことでとっても大変な思いをして働かれています。

自分が入れないと文句を言いたくなるのですが、できる限り冷静になって諦めずに納豆のように粘り強く話し合いをしてみましょう。

「希望の園に入れてよかったですね。ずっと心配しておりました。」

入れた後に役所の数人の方たちに笑顔でこう言われた時は、役所の方たちも心配しているんだなぁと、しみじみと感じました。

働く親の大変な気持ち、役所の方たちもわかっているのですよね。

文句ばかり言って、大変申し訳なかったです。

かと言って、保育料がバカ高いことや待機児童問題をいつまでも平行線にしておく国の政策には怒りを隠せません。

黙っている必要なんてなくて、困っていることを公に訴えないと変わっていかないことは事実です。

保育園卒が、今は東大卒より大変な時代になっています。

ただ、激戦区でも年齢が上がるごとに、保育園は入りやすくなる所がほとんどだと思います。

最初のゼロ歳〜2歳児ぐらいまで、どう乗り切るかが問題です。

無認可やベビーシッターなど、お金を使って解決するか。
もう復帰せず仕事を辞めて、家でゆったりと育児をするか。

自分の人生どうしていきたいか、家計やライフイベントをしっかりと見つめてじっくりと落ち着いて考えてみましょう。

世の中、何だかんだと「お金」です。

いざ保育園に入れなかった時のリスク資産として、お金を貯めておくって大事ですよ。

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もうラクになりたいからと安易な気持ちでフルタイムから離れると、なかなか復帰出来にくくなることは覚えておいてくださいね。

でも子供が小ちゃいふわふわの時なんて一瞬ですから、1度辞めてまた復帰を考えてみることも1つの生き方かもしれません。

家計は大変ですけれどね。
やりくり頑張りどきです。

どの人生でも、最後まで諦めないことがよい結果を生み出します。

私にとってはもう過去のことだけれど、今の当事者の怒りや悲しみを考えたら、まだ発信していくべきだなと感じました。

怒りのパワーをポジティブなエネルギーに変えて、仕事も子育てもうまく乗り切っていきましょう!

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