会社員からフリーランスに転身したい。仕事と育児の両立で悩んで会社を辞めたいけれどどうしたらいい?

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「結婚・出産を乗り越えて、一生働き続けていきたい!」

育児休業、待機児童、家事と育児の両立、学童問題、小1の壁など、働くママは生きている中で悩む壁が目の前に次々と立ちはだかってきます。

時短勤務で働いていても精一杯なのに、通常勤務に戻ったらもう両立していけないかもしれない・・。もう大変だから会社員辞めたい。

働き続ける上で、必ず出てくる女性の悩み、ものすごい気持ちがよくわかります。

現在、小1の子を持つ時短勤務中のワーキングマザーの方から、会社員を辞めてフリーランスで働きたいけれど、やっていけるかどうか心配!というご相談をいただきました。

もうすぐ加齢臭(かれいしゅう)を気にしなければならない私も、会社員からフリーランスに華麗(かれい)に転身しましたが、一体どう変わったのでしょうか?

自分自身の経験談から、ご相談内容にお答えしたいと思います。

 10年間務めた会社員を辞めてフリーランスに転身した理由

会社員からフリーランスに転身したいというご相談があるようですので、私がなぜフリーランスに転身したのかをお話したいと思います。

私は会社の中で育児休業を最初に取ったのですが、育休は取れたものの、働く女性にはなかなか厳しい環境の会社でした。

有給休暇なんて4月に与えられても12月末には子供の熱で20日間全部使い切ってしまい、看護休暇を使いながら乗り越えてきましたが、休みを取る時の周りの視線は冷たかったですね・・。

人間関係はよかったのですが、サボったわけでも何でもないのに、早退する時は誰にも「お疲れ様。お大事に」なんて誰も言ってはくれませんでした・・。

ある時、会社に「1時間単位で有給休暇を取れる制度」を作ろうと、会社中にプレゼンして署名運動までして会社の90%以上の賛同を得て人事部に提出したのです。

何度も上司や人事部に駆け寄って話し合う場を持ちましたが、結局最後の稟議で却下されてしまいました・・。

その後も女性が着る制服の改革や女性の役職制度の設立も運動を起こしましたが、全部目も通してくれずに却下です。悲しかった・・。

制度改革ができない、子育てに理解がない、働きやすい会社にしようと思っても稟議がまったく通らない。

ここで、私は決意しました。

周りを変えられないなら、自分が変わるしかないかな?と。

仕事と子育てと何とか両立して働いてきましたが、仕事内容も制度も10年間変わらない、変えようとしないことに疑問の方が大きくなっていったのです。

辞めた決定打は、やっぱり子供が小1でグレてしまったこと

それでも育休を2度も取らせていただいたし、給料が安くても仕事はいただいていたし、正社員であったことで会社に行くことはイヤではなかったのです。

でもやっぱり会社の将来性にとても不安があったことから、本業とは別に副業はずっと進めていて、子供が寝た後に頑張って取り組んでいました。

途中で副業がバレてしまいましたが(笑)、副業禁止ではなかったことで何とか本業は続けていましたが、バレてしまって居づらくなってしまったことも事実です。

そんなことは自分がガマンすればいいだけのことですが、フリーランスになった決定打は、長女が小1でグレてしまったことが大きかったです。

学童から1人で帰ってきて暗い部屋でポツンと座っているだけだったり、コンビニに1人で行ってモノを盗るようなことをし始めてしまったり・・・。

「ただいま!」って言っても誰もいない家に帰るさびしさを、親に無言で訴えたかったのでしょうね。

「ハッ、これでは家庭が崩壊してしまうじゃないか。」

夫や私の母、友人にも相談し、最後に部署の上司や本部長にも何度も相談した結果、最後は自分自身の意志で退職を決意し、個人事業主になることに決めました。

会社の制度や給料に不満はありつつも、仕事も職場も楽しかったですし、イヤイヤで辞めたわけではなかったので、今でも元の会社の人達とはメチャクチャに仲がいいですよ。

でも決定打は、やっぱり「子供」の気持ち。

学童保育も嫌がるようになったことで、小2で通所をやめてしまいましたが、子供の笑顔を取り戻せるならと、家で仕事をするというワークスタイルに転身することにしたのです。

フリーランスになって、1日のスケジュールはどう変わったのか?

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フリーランスに転身してから、1日のスケジュールに変わりがあったかというと、日中のスケジュールはほとんど変わっていません。

6:00:起床
7:00:家事掃除、朝ごはん、身支度
9:00:仕事開始
12:00:お昼休憩
13:00:仕事開始
18:00:仕事終了。晩ご飯作り、お風呂
19:00:夕食、後片付け
20:00:子供と一緒に勉強
21:00:残務処理、自分時間
22:00:就寝

かれこれ会社員で10数年以上働いていますから、1度染みついたスケジュールはなかなか崩れずに、かなり規則正しい生活を送っています。

会社員時代と変わったことは、子供と触れ合う時間が増えたこと、早く寝るようになったことですかね?

副業していた時は、22時から仕事バリバリしていましたが、現在はぐっすり寝ていて、日中も眠くならずに快適に過ごせるようになりました。

子供と触れ合う時間など、時間にも心にも余裕が出来たことには間違いありません。

フリーランスになって、会社員時代より稼ぎは変わったのか?

会社員時代の副業を本業にして、稼ぎはどう変わったのか?

おそらくみんなここが1番気になる所だと思いますが、会社員時代よりは稼げるようにはなりましたが、変動幅が大きくて安定しないことは事実です。

相談者さんも同じく安月給で悩まれており、資格手当もほとんどつかずに悩まれていましたが、私も同じで頑張って国家資格を取ってもたった1万円の臨時手当か、とがっかりしたのを覚えています。

気がついたことは、フリーランスは不安定な収入かもしれませんが、会社員時代は一定額はもらえても大きく増えないことです。

自分が稼ぎたい!と思っていた時にバリバリ働いて収入を増やすこともできますし、子育てが忙しいとなれば減らすこともできます。減りっぱなしはかなり焦りますけれどね・・。

フリーランスでも、職種によって全然違ってくると思いますが、収入が安定しないことはマイナスのことばかりではないのです。

フリーランスになって変わったことは、稼ぎ力に自信がついたこと

フリーランスになって1番感じたことは、会社に頼らずに自分自身の力でお金を生み出せる、稼げるという自信につながっていったことです。

会社員時代は「会社」という収入源がなくなったら、お金は入ってきません。定年後にただ年金暮らしを待つだけの生活なんて、私はイヤでした。

自分の手と足と頭を使って稼げる力を徐々に身につけていくことで、お金の不安って徐々に薄れていくんだなと実感しています。

でも副業を始めた時なんて、月1万円稼げればいい方でしたし、月1円でも自分の手で稼げるようになったことがうれしく、その感動は今でも忘れないようにしています。

独立当時は在宅ワークのライター業をコツコツ続けていて、多い時は月に10万円ぐらい稼げるようになってから、やっと今の事業スタイルにシフトしていきました。

在宅ワークのお仕事・求人探し。お金を稼ぎたい子育て中のママ・主婦が自宅でプチ稼げるおすすめサイト

それでもしばらくは「収入がなくなったらどうしよう!」と考えていたのですが、失敗したらまた最初からやり直せばいいかなと思えるようになってきました。

稼ぎ力があればまた失敗してもやり直せるだろうし、貯金がなくなってもなくなったことなんていっぱいあるし、借金もいっぱいしてきたし、なんとかなるかな?と(笑)

会社で働くのが当たり前、会社からお金をもらうのが当たり前と思っていましたが、会社を思い切って離れたことで、自分自身に違う自信が出来たことも事実です。

会社員時代より大変になったことって、どんなことがあるのか?

会社員時代より大変になったこと、やっぱり税金関係ですかね?

会社って本当にすばらしい所で、税金関係って知らない間に何でもやってくれてしまうじゃないですか?それがフリーランスは全部自分でやらなきゃいけない。

健保から国保、厚生年金から国民年金になったことで、税金も自分で払うようだし、確定申告が1番めんどくさいです!

他には、曜日や時間感覚がなくなっていってしまったことです。

私、とっても仕事人間なので曜日や時間の境目なくずーっと仕事してしまうんですよ。

いちをサラリーマン家庭なので、土日はお休みしたいのですが、結局土日関係なく仕事に没頭している時はあります。

フリーランスって、フリー(自由)ってついていますけれど、自由だからこそ自分自身で税金や時間も管理しなければいけない大変さがあります。

自己管理能力が求められてきますので、フリーランスこそ「おひとり管理職スキル」が求められるのではないかと思っています。

孤独が不安じゃない人なんていない。でも新しい仲間もできる

「フリーランスって、1人で孤独になって不安じゃないですか?」というご相談もいただきましたが、私も最初は孤独でいっぱいで不安でしたよ。

孤独が不安じゃない人間なんて、私はいないと思います。やはり1人の仕事は正直に言ってさびしいです(泣)

会社という守るものがあったものが取れてしまい、今まで相談しながら進められた仕事も、自分ひとりで考えて結論を出さなければなりません。これが大変。

会社員時代の楽しかった人間関係が1年ぐらい頭から離れなくて、ずっと懐かしく思っていた時がありましたが、今思えば毎日同じ人と会っているだけだったなと。

フリーランスになってから、日本中、いや世界をまたいでお友達ができて、もうびっくりです!ネットで知り合いが出来て実際にお会いするなんて、会社員時代は考えてもみなかったことでした。

積極的に自分から飛び込むようにしていけば、色んな世界があることがわかりましたし、自分の知識や人という財産がたくさん増えていきました。

フリーランスも、決して1人だけで仕事なんて出来ません。
人から人へ、仕事ってどこかでつながっていると感じます。

孤独なんて感じているヒマもないぐらい、今は色んないい人に私は恵まれていると感じていますし、毎日いい人とのつながりに感謝して生きています。

同士が同士を呼ぶ(孤独人間が孤独人間を呼ぶ?笑)、と言った感じでしょうか?

転職して新しい人間関係が築けるのと同じく、新天地に行けば一期一会で新しい出会いがあるのです。

迷っているならやめた方がいいけれど、やってみないとわからない

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いやー、私のフリーランスへの転身話なんて、何かの役に立ったのでしょうか?

私のようにブログ運営やライター業などで在宅ワークをしている人以外にも、フリーランスってもっともっと広くて色んな職業をしている方がたくさんいらっしゃいます。

でもおそらくですが、みんな最初は飛び込んでいくことに不安だったことは共通していると思います。

人間って、変わることにものすごいストレスを感じますし、変わることで批判を浴びる、妨害されたり、人に嫌われることだってたっくさんあります。

いいことばかりでは、決してありません。

どうしようか迷っているぐらいだったら、私は会社員を辞めない方がいいと思います。

会社を辞めることはいつでも簡単に出来ますが、子育てしながら元の立場に戻ることはものすごい難しいことだからです。

本当に今の会社が不満でイヤだ!もう辞めたい!って思っている人、本当にフリーランスになりたくて仕方がない人は、迷わず会社を辞めています。

その一歩がなかなか踏み出せない時は、心が前に進むのをストップしている状態ですので、フリーランスになった後も迷いの人生になってしまいます。

もう他の選択肢は考えられない!独立だ!フリーランスだ!と心が叫んだ時に、フリーランスに堂々となることをおすすめします。

育児も小1〜2ぐらいまでかな?とってもむずかしい時期ですが、小3〜4ぐらいになると途端に大人になっていきますよ。それまで頑張れば会社員でいける可能性も出てきます。

後は旦那さんと家事や育児分担をしっかりよ〜〜〜く話し合うことです。これ、実は両立生活ではとっても大事です(笑)

副業禁止であるならバレたら大変なことになりますので、どっちかにした方がいいと私は思います。本業を頑張るならスパっと副業をやめる選択も必要です。その逆もまた然りです。

ただ言えることは、フリーランスは、あくまでも働き方の選択肢の1つにすぎません。どちらも仕事である以上、ラクではないことは共通しています。

と、色々厳しいことを言ってしまいましたが(汗)、こんなの結果論であって、やってみないとわからないこといっぱいです。

やってみたければ、やってみた方がいい。どんな道に行っても、諦めずにやり直そうと思えば必ずやり直せます。

1人の問題とは言えないですから、旦那さんと本気でよく話し合ってみてください。我が家の夫はフリーランス経験があったので「やってみれば?」と、とっても寛大でしたが・・。

自分にとって、今は何が大切か?
どんな生き方をしていきたいのか?

自分基準で何を人生で優先していきたいかを、じっくりと考えてみてくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

橘 桃音

東京都在住の小学生2人の娘を持つ母。長年の会社員生活を経験したのち独立。在宅でブログ運営や地域メディアライターをしています。

このブログでは、お金との向き合い方、自分らしい働き方や生き方など、人生のあらゆる不安をなくして、1度きりの人生を前向きにシンプルに変えていける方法をお届けしていきたいです。