2016年7月15日 -PR-

子供の自立心が芽生えるお金の教育。お金の失敗をすればするほどお金の使い方が上手くなる

我が家には現在、ワンパク過ぎる小3と小1の年子の娘2人がいます。

保育園に通っていたときは、家と保育園との往復の毎日で、1人で外に出かけさせることなんてなかなかできませんでした。

しかし小学生になってからは、1人や友達同士、そして姉妹で行動を共にすることがとっても多くなってきました。

私と一緒にスーパーに買い物に行くことが多かったのですが、子供の自立心をつけたいという思いで、小学生になってから1人で買い物に行く練習をさせてきました。

子供の最初のお金の使い方は、目も当てられないほどひどい使い方をしておりました。

子供1人ではじめておつかいに行った時は、散々な結果だった

「買い物メモと1,000円渡すから、1人で買い物に行ってきてくれる?」

小学生になったのを機に、子供だけでおつかいに行って、買い物の練習をさせてみることにしたのです。

トマトとケチャップとスパゲティを買ってきてもらおうと思って、買い物リストを渡すことにしました。

最初は1人で行くことがとっても不安だったらしく、「イヤだ〜!」って言っていたのですが、1つだけ好きなものを買ってきていいよと言うと、

「わかったー!行ってくるー!」

元気よく徒歩3分のスーパーに行って、なんとか1人で買い物に行ったものの、1時間近くも帰ってきません。

心配で、心配で・・。

『はじめてのおつかい』みたいに、テレビ局の人達に一緒に行って欲しかったぐらいです。

「ただいま〜、買ってきた〜!」

娘に聞くと、欲しい商品がどこにあるのかがわからなくて、ウロウロと店内をしていたそうです。

おそらく振り回しながら帰ってきたであろうグチャグチャになったレジ袋の中は、「なんだこれ?」の中身でした。

トマトもスパゲティも高級なトマトを買ってくるし、ケチャップは小ちゃいサイズでコスパが悪いものを買ってくるし・・・。

ほかは、自分が欲しいアメやガムやグミでいっぱいです!

これ、どこに置いてあったの?というものまで買ってきて、残りは全部自分のお菓子に使ってしまう始末・・。

財布に入っているお金を全部使ってしまい、中身はすっからかんに。

はじめてのおつかいだけじゃなく、何度も何度もこの繰り返しでした。

「だって、欲しかったんだもん・・。」

毎月あげるお小遣いまで全部使いきってしまって、あるお金を全部散財してしまうような状態でした。

お金を使い切ってしまうと、後で困ることを教える

「お小遣いまで全部使ってしまっても、後であげないからね。」

スーパーに1人で買い物出来たことは褒めつつも、好きなものを好きなだけ買ってしまっても、後からお金はあげないことを教えます。

「友達とさ、遊びに行きたいんだけれど、お金がない・・。」

そんな風に言われても、自分で使ってしまったものは仕方がありません。

「使ってしまったお金は、2度と増えません。」

泣いてもすがりつかれても、お金は1円もあげないことで、お金がなくなる厳しさを教えることにしました。

お金を使ってしまうと、後々の生活で困ること、友達と遊びたくても遊べなくなる苦しさも徐々に自分で覚えていったようでした。

スーパーでの買い物の仕方やお金の使い方も教えてみた

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スーパーに行って、1人で買い物をすることはできるようになったのですが、お金の使い方に関してはさっぱりわかっておりません。

一緒にスーパーに行って商品を比べてみて、品質と値段を比べながら買い物する方法を教えたり。

わからなかったら近くの店員さんに聞いて、買い物時間を節約する方法も同時に教えていきました。

小銭が財布にパンパンになってしまうことが多かったので、端数分の小銭を出して、小銭をためないようにすることも教えていきました。

お金を使ったら、すぐに財布の中身を出して「お小遣い帳」に書く習慣もつけていきました。

小1の時は、お菓子コーナーに行って好きなだけ買っていましたが、小3になってからは素通りするように。

無駄な買い物をせずにお金を余らすことで、友達とのお楽しみ費、自分が本当に欲しいモノに使えることがわかったようでした。

失敗したことから、学習する。

小学生になってから、スーパーで買い物をするお金の教育をはじめて数々の失敗を繰り返してきた結果、最近では徐々にお金の使い方が上手くなっていったのです。

下の娘と一緒に、スーパーで考えながら買い物ができるように

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つい最近になってですが、私が買い物メモを作らなくても「これ、これ買ってきて〜!」と言うだけで、買い物メモを自分で作れるようになりました。

そして先日、小1の妹と一緒にスーパーに買い物に行ってきたのです。

パン粉とドレッシングと料理酒を買ってきてとお願いしました。

なんとびっくり!

メーカーより安いPB(プライベート・ブランド)商品を、選んで買ってきたのです。

「だって、ピービー商品って、他のものより値段が安いんでしょ?」

どこでPB商品を覚えたのかわかりませんが、スーパーの棚に並んでいる商品を見てどれがお得でどれを買ったらいいのかが、ようやくわかってきたようなのです。

「あまったお金は、貯金箱に入れてお祭り用に取っておくの!」

下の娘と一緒に買物に行って、一緒に買うものを考えながら買っていったことで、徐々に金銭感覚が身についていったのです。

子供への金銭教育は、お金の失敗を経験させることで身につく

子供自身にお金を持たせることって、とっても不安ですよね。

子供にお金なんて渡したら無駄遣いしてしまうからと、なかなか大切なお金を渡すことができません。

しかし、お金の勉強はお金を使って失敗を経験していくことで、はじめてお金の勉強をすることができます。

大きくなってからでいいやではなくて、なるべく小さいうちからお金の失敗を経験しておくことで、大人になってからお金の使い方が上手くなっていきます。

たった1,000円でさえ、子供にとっては大金です。
お札を渡すと、子供の目はキラキラと輝きます。

お金を渡されたことで「自分を信じて任せてもらった」という、自立心が徐々に芽生えていきます。

大人になってからお金で失敗するよりも、子供のうちから失敗しておき、お金がないと困る苦しい経験を子供のうちからさせておくことが大切です。

大人になってからお金に失敗すると、人生を狂わすことにもなります。

私自身も大人になってから大金を散財してきたので、イタイほどお金に失敗することの重要性がわかっています。

お金に失敗して心がチクチクとする痛みが、正しい金銭感覚に生まれ変わっていくのです。

失敗という貴重な経験が、人生の大切な財産に生まれ変わる。

自立した子供に育つために、わざとお金を持たせて痛い経験をさせていきましょう。

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