2016年7月25日 -PR-

子供用の携帯電話をauのガラケーからスマホに変更。我が家が格安スマホで「iPhone」を選んだ3つの理由

子供用の携帯電話の選び方って、とってもむずかしいですよね。

我が家の小3の長女は、キッズケータイではなく普通のauガラケーを小1から使っています。

携帯電話は習い事や塾などの外出時や、家に居る時に外から電話して様子を確認するために持たせています。

使用用途は、電話およびメッセージ(SMS)なのでこれで良いわけですが、我が家の場合マンションの上層階にあるため、実は電波がほとんど届きません。

「もしもし、聞こえる?そろそろ塾の時間なので出られる?」

「…何?ええ?…………(プツリ)。」

まともな通話できれば奇跡、ほとんどはひとことふたことしゃべったら、突然切れてしまうのが実情です。

マンションの隣人も、電話のときにはわざわざ階段近くの電波が良い場所まで出て行って電話をかけているようです。

今となっては、家族間の通話料無料くらいがキャリア電話のメリットなのに、これではキャリアにお金を払っているだけで、なんの意味もメリットもありません。

「これではまったく使い物にならないから、色々考えないといけないな。」

ちょうどauの2年縛りがなくなるタイミングだったことや、我が家の通話事情も悪かったことから、子供が持つ携帯電話を色々と検討してみることにしたのです。

電波が届かないことで、auの電波サポートを検討してみた

今持っているauのガラケーを変更しないでも使えないかと、まずは電波状況の改善から試みることにしました。

auにも家の中で電波が届かない時に、「電波サポート24」というものがあります。

au系の固定光回線を引いている場合に、携帯の電波を飛ばす小型機器「auフェムトセル(3G)」を貸し出してくれて、通話が出来るようになります。

我が家もちょうど「auひかり」に入っていますので、さっそくauに問い合わせをして確認してみました。

「大変申し訳ございません、auフェムトセルの受付は終了しています。」

なんと、2016年3月末で受付は終わっていました・・。

参照:2016年3月31日(木)をもちまして、auフェムトセル(3G)の受付を終了いたしました。

もはや家の携帯回線の改善は、もう見込めないということでしょうか?

電波改善策が見込めないことで、次はインターネットを使った方法を考えることにしたのです。

中古の「iPhone 5c」を買って、格安スマホのSIMを入れた

以前、長女が家に帰ってきたときの連絡手段として、「iPod Touch」と「FUSION IP-Phone」という組み合わせで電話をしていたこともありました。

月額たったの3円ですが!ソフトバンク「みまもりケータイ」代わりに取り入れた我が家の無料通話方法とは

長女も大きくなってから、自分でメールを送ったり出来るようになりましたので、キッズケータイの頃のように、アスファルトに落としまくって傷だらけということも少なくなりました。

子供の成長度合いなど色々と考えた結果、中古のドコモ「iPhone 5c」を買って、これに格安スマホのSIMカードを入れて使ってみることに。

今回は「IIJmio」のように容量が大きい必要がないため、「楽天モバイル」
の3.1GBプランに申し込むことが出来ました。

これですと、楽天のポイントもたまりますし、設定がわからなければ「楽天モバイル」の販売店でも設定してくれるところもあります。

毎月の使用料は1,600円ですので、キッズケータイとほとんど変わらないですね。

でも、端末をもっと安く済ませたいのなら、「iPhone」ではなく「Android」でもいいはずです。

なぜ我が家では、わざわざ高い「iPhone」を選んだのでしょうか?

子供用の携帯電話として我が家が「iPhone」を選んだ3つの理由

理由その1:子供用のApple IDが発行できる

普通のガラホとかジュニアケータイではないAndroidに登録するためには、Googleアカウントが必要になります。

Googleアカウントは、13歳以上でないと登録できません。

まだ小学校3年生、8歳ではGoogleアカウントは登録することができないので、
親のアカウントで登録することはできることでしょう。

でも親のアカウントで登録してしまうと、Gmailやカレンダー、Chromeの履歴などが共有されてしまって、セキュリティ的にもプライバシー的にもよくありません。

それに対してApple IDは、ファミリー共有アカウントとして親が管理するのを前提として子供でもApple IDが発行できます。

親が持っているiOSデバイスのiCloudの画面から、登録することができるのです。

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この一番下のリンクを押すと、子供用のメールアドレス「@icloud.com 」およびApple IDが発行できるようになります。

このIDは、管理者の許可がないとApp StoreやiTunes Storeなどで購入することはできません。

よって親のアカウントと共有することなく独立した状態で、安心して子供に使わせることが出来るようになるのです。

理由その2:iOS自体にセキュリティ機能制限がある

iOSには機能制限がデフォルトで付いていますので、勝手にアプリのインストールや課金が出来ない仕組みになっています。

Androidにも「まもるぞう+」「Yahooあんしんネット」など色々な機能制限アプリがあるのですが、Android自体がバージョンアップすると、結局使えなくなってしまうことがあるのです。

しかし「iPhone」の場合、iOS自体にこの機能が含まれていますので、これを使えば不用意にアプリ内で課金をしたり、勝手にアプリをインストールしたりできなくすることができます。

子供ってあっという間にスマホの操作方法を覚えてしまいますので、以前も勝手に親のスマホでアプリを購入していてびっくりしたことがあります。

Apple IDが子供用のアカウントですので、勝手に購入できないのです。

例えば、機能制限でこんな感じに設定します。

こうすると、iTunes StoreとApp Storeはパスワードを入力しないと開けませんし、ましてや課金もできなくなります。

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次に、WEBサイトのペアレンタルコントロールです。

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「指定したWebサイトのみ」というのはいろいろと難しいですので、とりあえずアダルトコンテンツと2ch系をブロックしました。

あとは「fc2.com」や「livedoor.com」辺りもアダルトコンテンツを含むブログなどを許可しているので、場合によって手動で入れてもいいかもしれません。

理由その3:子供の居場所を無料で確認できる

iOSには、位置情報サービスというものがあります。

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子供の「iPhone」で「自分の位置情報を共有」とすると、管理者や別の家族から居場所を確認することができます。

位置情報を家族内で共有できますので、子供の居場所を常に把握することができます。

キャリアで「イマドコサーチ」なんてやると、1回数百円の料金を取られたりしますからね。

格安スマホでも子供の居場所を把握することが出来る上に、何度確認をしても無料ですので、お財布の中身も親も安心できるのです。

子供用の携帯電話なら格安スマホで「iPhone」の活用も検討を!

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いろいろと検討した結果、まずは長女には「iPhone」を持たせて様子をみることにしました。

それでも落として破壊するかもしれませんし、最新型の「iPhone」なんて持たせたらやっぱり高すぎて、とてもじゃないけれど安心して持たすことなんてできません。

以上の3つの理由により、「楽天市場」で中古の「iPhone 5c」を探して購入しました。

多少古くてもiOSは最新のものが使えますし、何しろ「iPhone 5c」なら20,000円~25,000円くらいで購入することができちゃいます。

ちなみに「iPhone 5c」はあまり性能的によくないため、今後買うのであれば「iPhone SE」なら新品のSIMフリー端末で4万円程度で売っています。

長期的に使うのであれば、「iPhone SE」の方がオススメです。

1万円以上端末代が高くなりますので、よく家計と子供と相談する必要がありますね。

また、今後夫が「iPhone」を買い換えたりなどした場合、そのお下がりを長女に渡して、長女が使っている「iPhone 5c」を次女に渡すなんていうこともできます。

Simフリーかドコモを買うのが前提ですが、家族間で端末を使い回すこともできるのです。

iOSやOS Xには「iMessage」というファイルやメッセージをやり取りできる機能がありますので、これを使えばメッセージや写真を送るのも簡単にできます。

さらに音声通話である「Facetime」を使えば、家族間の電話は基本的に無料になります。

家では無線LAN、外ではLTEでつながりますので、auのように家の中では圏外なんてことはありません。

ただし、私はGalaxy派ですので、Androidとも通信できるものとなると「LINE」とか無料通話アプリ「Viber(バイバー)」を使わざるを得ないのかな・・、とも思っています。

でも子供たちが中学や高校などになったら、そうでなくてもLINEやらTwitterやらを使いたいと言い出すでしょう。

そういった意味では、SNSの便利な部分と危険な部分については、早いうちから触れさせておくのもいいかなと思いました。

今までは「子供用の携帯はキャリアのキッズケータイ」と、我が家では思い込んでいました。

ところが、まさかの自宅が圏外だったため、いろいろ検討してみたところ、「iPhone」+格安スマホが意外と相性が良いことがわかってきました。

こうすると、親の電話も格安スマホを使って、劇的に通信料金を下げることもできるかもしれませんね。

通信料金は割と固定費に近いですから、子供も含めて「iPhone」で格安スマホライフをぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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