2015年1月12日 -PR-

医療事務の資格とは何?どんな仕事?実際に働いたことがある私がその実体を暴く!

毎年1月になると、資格講座のCMがテレビで流れ始めますね。

あのCMを見る度に焦り出してしまうのは、私だけでしょうか?

年始だからこそ向かうべきものがあると、人間ってやる気が出てくるものです。

資格ってランキングになっていると、上位の資格にとっても興味をそそられますよね。

資格のランキングでよく1位に輝くことが多いのが、主婦に大人気の「医療事務」です。

実は私は、医療事務の資格を持っています。

なぜみんなこの資格にひかれるんでしょうね?
私もその1人でしたから、言い訳出来ません。

でも講座の説明って、いいコトばかりしか書かれてないですよね?

ほんとはもっとこーなのよ!と、声を大にして言いたいことがあるのです。

医療事務の資格を取り、実際に働いた経験のある私が、この資格を取った経緯と実体を暴きたいと思います!

そもそも医療事務とは、一体どんなお仕事なの?

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そもそも「医療事務(いりょうじむ)」って仕事の内容を、あなたはご存知でしょうか?

病院の受付に行くと、診察の受付やお会計や処方箋を渡してくださる方がいらっしゃいますよね?

一般的にはそういった病院や診療所の受付をしていらっしゃる方を、医療事務と呼びます。

本来、医療事務の仕事のメインは、レセプト業務というものです。

病院にかかると医療費の1部を窓口で支払いますが、残りの医療費は病院が保険者に請求しなければなりません。

その請求業務が、レセプト(診療報酬明細書)です。

1ヶ月に1度は、診療報酬を月末で締めて作成します。

手書きだったりレセコンという特殊なPCで打ち込んだり様々です。

会社で言うと、経理みたいなものです。

受付に座って楽チンかと思ったら、実は月に1度地獄のような作成作業があるんですよ・・・。

間違いがあると大量に戻ってくるし、その度に再作成をしなければなりません。

結構たいへんな仕事ではあります。

そう、実体は資格の説明にあるようにいいコトばかりではないのです。

医療事務は働く上で必須の資格ではない

ユーキャンの医療事務の内容を見てみると、こんな事が書いてあります。

病院への就職に有利! 女性に人気の一生モノ資格です。

一生モノの資格と書いてありますが、医療事務に資格は絶対必要ではありません。

あったら有利ぐらいの資格で、病院や診療所で唯一資格が不要な職種じゃないでしょうか?

無資格で長年勤めているおばさまには、やっぱり経験上勝てません。

どんな仕事でもそうですが、最初の経験をするまでが大事です。

でも資格を持っていることは、ない人よりはアピール材料になります。

自分への自信になりますから、持っていることに越したことはないぐらいに考えておきましょう。

医療事務の職種は安定していない

好不況に関わらず、病院は多くの人が利用し、医療施設数も常に安定しています。病院で働く医療事務は、景気にも左右されにくい、安定した職業でもあります。※ユーキャンの医療事務説明文より

たしかに病院や診療所の数は、全国にかなりの数があります。

しかし、医療事務の講座が人気であることから、なりたい人も多くいるのが実情です。

診療所なんてひとりの先生によって運営されていますし、その先生の経営手腕による所が大きいです。

先生の腕が悪くて全然患者さんがこないことや、景気に左右される前に先生の腕次第で破綻してしまうこともあるのです。

大きな病院でもいまや医療ミスがあったらすぐに晒しものになって、潰れてしまいかねない時代です。

どんな職種にも、安定なんてありえません。

安易に医療事務=安定という方程式は、捨て去ったほうがいいですよ。

結婚・出産後に就職する保険になるかは経験次第

医療事務のスキルは、一度習得しておけば、一生使うことができます。「すぐに就職はしないけど、将来の保険のために」と習得される方も多くいらっしゃいます。※ユーキャンの医療事務説明文より

資格を結婚・出産前に取ったはいいものの、その資格を活かす前に出産して資格がお蔵入りしてしまった。

でも出産後に、医療事務の資格を武器に就職したいな。

これではまったく意味がありません!

やはり資格を取った後は、職場で経験を積んでおくことが大事です。

資格は取りっぱなしにしない!

出産後に経験者と未経験者では、雲泥の差で負けてしまいます。

資格を取ったから保険になるは間違いです。

将来の保険は自分で作るのです。

子育てしながら働けるか働けないかは、その勤める病院、診療所の方針にもよります。

人数が少ない診療所の方が、むしろ代わりがいない分大変かもしれません。

これは一般企業でも同じことです。

何も医療事務だけが、特別両立がしやすいとは思わないことですね。

座り仕事中心だから、年齢に左右されない!

たしかに処方箋の薬価をレセコンに打ち込む人は、座りっぱなしかもしれません。

しかし、実際はものすごい動き回ります。

診察券を出してカルテを出したり、先生のところを行き来したり・・。

「おーい!おねえちゃーん!!こっち来てー!」

座っているおじいさまに呼ばれることも(汗)

「初めてかかるんですけれど、今混んでいますか?」

受付最中でも電話がリンリンとなります。

おじいちゃんがイスに処方箋を忘れようものなら、薬局まで猛ダッシュです。

ゼーゼー言いながら重たいカルテを運んでいても、患者さんに見られているから常に笑顔が必要です。

疲れたー!って座ることが出来るのは、休憩中ぐらいでしょうか?

勤める先によっては、座りっぱなしOKの所もあるのかもしれません。

しかし、3箇所で働いた私は、いづれも座りっぱなしOKなんて所はありませんでした。

楽チンな仕事はないと思っている方が、気持ちが楽チンかもしれません。

働く時間も選びやすいって、パート勤務ならどこも一緒

私も医療事務の資格を取った時、医療事務だから働きやすいという固定概念がありました。

この資格を取れば、ずっと両立していける資格だと信じておりました。

でも午前中だけ、午後だけとか時間給による仕事だったら、その時間だけ働くことは労働上当たり前のことです。

何も医療事務だけが、特別働く時間を選びやすいわけではありません。

レジのパートだって、働く時間を選べるのと一緒です。

フルタイムで働くか、パート勤務か。

医療事務だから、働き方を選べるわけではありません。

働き方を選ぶのは職種ではなく、自分自身です。

就職をサポートしてくれるけれど最後は自分の力で

気になる就職のサポートですが、何もユーキャンで資格を取ったから就職まで出来る!とは思わないことです。

資格を取ると、派遣会社に登録が可能になります。

ユーキャン受講修了者がたくさん働いている所の方が、実はコネがあって就職しやすいかもしれません。

派遣社員で働くとわかりますが、やはり派遣先にて面談は当たり前のようにあります。

その面談に受かるか受からないかは、その人のスキルや人柄によります。

落ちる可能性だって、実はいっぱいあります。

資格を取れば、医療事務として就職出来る!

将来ビジョンを描くことは重要ですが、必ずしも思い通りにはならないことは肝に銘じておくべきです。

資格の講座を受講するまえに大切なこと

どうしても資格ランキング1位とか2位とか、とっても需要があってすごい資格のようなイメージを持ってしまいます。

でもその資格、本当に自分が本気で取りたい資格ですか?

ランキング上位だから取りたい!と思っているだけじゃないのでしょうか?

私がこれにハマりましたから、気をつけて欲しいのです。

でも医療事務の資格を取って働いたことは、とっても貴重ないい経験でした。

医療費のしくみ、病院の中のことも見られましたし、先生と看護師さんのイケナイ関係も見られましたし(汗)

本当に自分の将来なりたいものを考えて、考えた末に資格が必要だから取得する必要がある。

その資格を取るための手段として、資格の講座を活用してみる。

資格なんてなくても飛び込め精神で仕事をしている人は、世の中にたくさんいらっしゃいます。

将来のなりたいものに向かって突っ走ることも必要ですが、年始から無駄なお金で失敗しないように、よく考えてから受講するようにしてくださいね。

でも資格目標を年始から考えることは、とっても素晴らしいことですし、それだけ自分の人生について真剣に向き合っている証拠ですからね。

飛び込む勇気を持てば怖くない!

未来の自分への投資に、ぜひ資格を取ってみましょう。

楽しいことやワクワクすることをはじめてみませんか?

「毎日がなんとなく刺激が物足りない・・。」

何か資格を取るために資格の学校に通ってみたいけれど、どんな所か心配になることもあるかと思います。

そんな不安は、スクールの写真や講座情報のページを見たら、きっと解決できるかもしれません。

毎日を少しでも充実した日々に変えたいあなたは、「ケイコとマナブ.net」で見つけてみましょう。

医療事務の講座も、この中に実はたくさんあります!

1歩勇気を持って飛び出していくことで、何か新しい発見ができるかもしれません。

まずは資料請求をして、色んな可能性を見つけてみましょう。

あなたにあった新しい働き方が、ここで見つかるかもしれません。

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