2015年3月11日 -PR-

慣らし保育の期間は0歳児ってどれぐらいかかっていつまでしたの?4月入園でドキドキだった私の慣らし保育体験記

「希望の保育園に無事に決まったー!」

保育園の4月からの入園決定、まことにおめでとうございます。

子供がいよいよ手元から離れる時が来たと同時に、自分も仕事に復帰出来る時が近づいてきました。

今までずっと離れずにいた赤ちゃんが、もう自分の手元から離れる時が来るなんて何だか信じられないですよね。

社会復帰ができてうれしい反面、不安でいっぱいになってしまいます。

私も最初、保育園に預けるときは不安と心配ばかりしていました。

「保育園にちゃんと慣れてくれるかな?」

離れる時に泣きわめいたり、保育園に慣れてくれるかとっても心配ですし、しかも0歳(ゼロ歳)から預けるなんて、母としてはもっと心配です。

でも大丈夫です!

そんな不安を解消するために、保育園ではきちんと対策を考えています。

そう、子供が慣れるために必要な「慣らし保育」という準備期間があるのです。

慣らし保育って一体なーに?

親でさえ違う場所に預けるのは不安なのに、子供が違う場所に預けられるだけでとってもストレスがかかります。

そんな時にいきなり長時間ではなく、まずは短時間から保育園に預けます。

子供が保育園という環境に慣れてくれるようにすることを一般的に「慣らし保育」と言います。

新しい環境に慣れるまでの「トレーニング期間」と言う事ですね。

保育園の面談で期間を決めよう

4月から保育園の入園が決まると、次に保育園の先生から連絡があると思います。

3月上旬から中旬にかけて、担任の先生と保育園で直接面談をします。

「この先生に預かってもらうんだ。どんな先生なのかしら?」

この時に、親も一緒にどんな先生かのチェックが大事ですね。

持ち物の説明や書類など書いて、入園式の説明も聞きます。
事前に職場と相談して決めておいた「復帰日」を教えます。

4月中旬までなら、約2週間で慣らし計画です。

私は職場復帰は、5月1日にしました。
慣らし保育の期間は、約2週間ですね。

どうなるかまったく予測が出来ないのが子育てですから、慣らし保育の期間は短くもなれば長くなる場合もあります。

いちを目安期間として伝えておいて、実際は先生と相談しながら決めるといいですよ。

慣らし保育の最初の1週間は1〜2時間

私の慣らし保育初日は、1時間でした。
自転車では通えないので車で送迎です。

近くの駐車場を月極で借りて、チャイルドシートに子供を乗せて車で送迎をしておりました。

「先生、よろしくお願いします。」

プロの保育士さんに子供を預けるのに、何だか預けるときは泣きたくなるぐらい不安でいっぱいになります。

周りも「ギャー!」って泣いているだけですが、こっちも泣きたくなってしまいますよ。

私は長女を2ヶ月で預けましたので、まだ首も座ってなくて体がふにゃふにゃでしたよ。

先生はもう手つきが慣れていて、ニコニコして言ってくれました。

「それじゃあ1時間後にまた来て下さいね。」

部屋中大泣きの子供達であふれ返っているなか、後ろ髪引かれる思いで1度家に帰りました。

私の長女は手元を離れた時は泣きませんでしたが、やっぱり不安でしたね。

「今頃先生にオムツ替えられているのかな?」

家に帰って誰もいないシーンとした部屋で、居ても立ってもいられなくて掃除機をかけて気持ちをごまかしていました。

我が子がいないことに、とっても恐怖を覚えたものです。

「なんで人に預けてまで、私って働かないといけないんだろう。」

働きだすことへの罪悪感さえ覚えて、約40分間は家の中で放心状態でした。

もう気になってしまって、時間が経つことがものすごい長く感じてしまい、時間が来てすぐに保育園に向かいました。

「せんせい、お迎えに参りました!」

「泣かずにおとなしく元気にしていましたよ。」

スヤスヤとベッドで寝る長女を見て、泣かずに過ごせたと聞いてホッとしたものです。

次から徐々に慣らし時間を延長していきました

2〜3日目は2時間。
4〜5日目は3時間。

徐々に慣らし保育の時間を増やしていきました。

「こんなおもちゃで遊んでいましたよ。」

家にはないおもちゃで遊んでいたとか聞いて、意外なものに興味があることがわかりました。

母乳で育てていましたが、復帰と共に私は止めてしまいました。

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生後2ヶ月で母乳を止めることに非常に悩みましたが、今考えると止めなくて良かったなと実はちょっと後悔していたりして・・。

ミルクを飲まなかったとか聞くとオロオロとしてしまいましたが、それでも次第に何とか哺乳瓶に慣れていったようでした。

我が家の慣らし保育は、ぴったり2週間で終了

子供も2週間も保育園生活をしていたら、すっかり慣れたようです。

次第に生活リズムもついてきたようでした。

登園→ミルク→遊ぶ→お昼寝→ミルク→遊ぶ→お迎え

こんなサイクルを重ねていった結果、あっと言う間に2週間が過ぎました。

最初は部屋中が泣き声の大合唱だったのに、5月の復帰時には誰も泣いていませんでした。

1ヶ月もすれば、すっかりほとんどの子が保育園児に変身していたのでした。

「もう慣らし保育は必要なさそうですね。」

我が家は2週間ぴったりで慣らし保育が終了し、保育園と仕事との両立生活を続けていけることとなりました。

0歳児の慣らし保育は、月齢によって全然違った

他の月齢児と違って、1番成長の差が大きいのが0歳児です。

我が家の長女のようにまだ2ヶ月という子もいれば、もう歩き回っている4月生まれの子もいるわけです。

もう兄弟でもいいんじゃない?ってぐらい、体格も成長度も全然違います。

慣らし保育も当然月齢によっても違いますし、その子の個性や成長度によっても違います。

「うちの子だけ何で保育園に慣れてくれないの?」

他の子と比べたくなってしまうのですが、比べないことが大切です。

よその子は、よその子です。
父も違えば、母も違います。

好みも性格も全然違います。

慣れないと2ヶ月ぐらいかかる子もいますし、反対に初日からすぐに慣れてしまう子もいます。

他の子とついつい比べたくなってしまいますが、マイペースに温かく見守るようにしましょう。

どうしても不安になったら、プロの保育士さんに相談を

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振り返ってみると、保育士さんってなんて素晴らしい職業なんだと改めて感じました。

だって1人の子を育てるのも大変なのに、3人も同時に見ているんですよ。

1人1人にあった慣らし保育の手順を教えて下さったり、時には子育ての不安をずーっと聞いて下さったりします。

私も不安で、何度も個別相談したこともありました。

保育士さんってこんなにもすばらしい職業なのに、給料が安いためかなりたい人がいてもすぐに辞めてしまう人も多い厳しい仕事なのです。

もっと給料額をアップして、ぜひ素晴らしい職業を増やしていって欲しいですね。

こうやって少しずつ大人も一緒に保育園に慣れていくのかなと、しみじみと感じました。

慣らし保育の時間は、親が子離れする準備期間です。

保育士さんは子育てのプロフェッショナルですから、不安だったら何でも聞きましょう。

慣らし保育の期間を上手に乗り切って、心からワクワクするような新しいスタートが切れるといいですね。

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